私も二胡弾きの例にもれず??こんな梅雨時には楽器のぼてぼてしたおとになやまされます。
勿論自分であれこれ調整してみて駒も取り替えたりもします。
でも結局フェルナンブーコと黒彪駒にかなうものはありません。
ホントはと虎駒がベストなのですが、光舜堂においでになれない方に言っても始まらないので、やはり黒彪でしょう。
物は試し、確実に鳴らしてくれるのが黒彪です。
しかし、しかし、ここで考えたのは何も黒豹の宣伝の為ではないのです。
むしろあれこれやってみるより、今この時期だからこそこの湿気だからこそやるべき事があるのではないかという事です。
湿度90%などと言うともうこれは水の中としか言いようが有りません。
作業台の上もしっとり、塗装なんかしようものならまったく乾きません。
特に私の工房のように、オイル系の塗装ですともうこれは、、、乾かない。
しかし皆さんご存知でしょうか。
同じオイルにしてもこの時期にしっかり塗った物は、後々とても強いのです。理由はわかりません。
塗料は、早く乾く物ほど弱く、ゆっくり乾く物ほど強いのです。
その良い例が漆です。
湿度90%温度28度これほど漆が乾く条件と言うのは無いのですが、このくらいの条件でしたら、1日もあれば乾きます。
しかしもう少し湿度を下げて、温度を下げると、乾くのに3日ほどかかります。
結果としてこの3日かかった物の方が強いのです。
漆は塗料としては他のどんなものに比べても強いです。ウレタンなどよりは柔らかいですから傷はつきますが、耐久年数としては1000倍も違います。
ウレタンは紫外線に弱く、強度はあるのですが、10年もすれば、表面に細かい罅が入ってきます。
紫外線に当たるもっと早い時期にひびわれます。
同じエポキシ系の塗料でも、5分で固まる物もあれば、1日かかる物もありますが、車止めのコンクリートブロックをアスファルトの上に固定するのに使う、24時間硬化の物は、車がぶつかっても取れませんが、
5分の物でこれを固定したとすると、車がぶつかればこれは取れてしまいます。
話が飛んでしまいました。
この湿度があるからこそ、新しい楽器、購入して間も無くの楽器は、今こそ弾き込みのチャンスだと思います。
そして私を含め、初心者の人こそ、楽器が!とか言わずに、弾き込みのチャンスでしょう。
良い音を求めるにはこれほどよい時期はありません。
ちゃんと弓の毛が弦をとらえていないと楽器が鳴らないからです。
ですからいま、こんな時期こそご自分の、もちろん私も、どうやったら、どのように弓を動かしたら、一弓一弓考えながら弾いてみても良いのではないですか。
鏡を見ながら。
ちゃんと調整された楽器が有さえすれば、或はクロヒョウを付けさえすれば、、楽器がどうだこうだ、この千斤が!などと言わずに
やみくもにただ曲弾くより、良い音色を追及するよい時期なのかもしれません。
さて、練習します。
勿論自分であれこれ調整してみて駒も取り替えたりもします。
でも結局フェルナンブーコと黒彪駒にかなうものはありません。
ホントはと虎駒がベストなのですが、光舜堂においでになれない方に言っても始まらないので、やはり黒彪でしょう。
物は試し、確実に鳴らしてくれるのが黒彪です。
しかし、しかし、ここで考えたのは何も黒豹の宣伝の為ではないのです。
むしろあれこれやってみるより、今この時期だからこそこの湿気だからこそやるべき事があるのではないかという事です。
湿度90%などと言うともうこれは水の中としか言いようが有りません。
作業台の上もしっとり、塗装なんかしようものならまったく乾きません。
特に私の工房のように、オイル系の塗装ですともうこれは、、、乾かない。
しかし皆さんご存知でしょうか。
同じオイルにしてもこの時期にしっかり塗った物は、後々とても強いのです。理由はわかりません。
塗料は、早く乾く物ほど弱く、ゆっくり乾く物ほど強いのです。
その良い例が漆です。
湿度90%温度28度これほど漆が乾く条件と言うのは無いのですが、このくらいの条件でしたら、1日もあれば乾きます。
しかしもう少し湿度を下げて、温度を下げると、乾くのに3日ほどかかります。
結果としてこの3日かかった物の方が強いのです。
漆は塗料としては他のどんなものに比べても強いです。ウレタンなどよりは柔らかいですから傷はつきますが、耐久年数としては1000倍も違います。
ウレタンは紫外線に弱く、強度はあるのですが、10年もすれば、表面に細かい罅が入ってきます。
紫外線に当たるもっと早い時期にひびわれます。
同じエポキシ系の塗料でも、5分で固まる物もあれば、1日かかる物もありますが、車止めのコンクリートブロックをアスファルトの上に固定するのに使う、24時間硬化の物は、車がぶつかっても取れませんが、
5分の物でこれを固定したとすると、車がぶつかればこれは取れてしまいます。
話が飛んでしまいました。
この湿度があるからこそ、新しい楽器、購入して間も無くの楽器は、今こそ弾き込みのチャンスだと思います。
そして私を含め、初心者の人こそ、楽器が!とか言わずに、弾き込みのチャンスでしょう。
良い音を求めるにはこれほどよい時期はありません。
ちゃんと弓の毛が弦をとらえていないと楽器が鳴らないからです。
ですからいま、こんな時期こそご自分の、もちろん私も、どうやったら、どのように弓を動かしたら、一弓一弓考えながら弾いてみても良いのではないですか。
鏡を見ながら。
ちゃんと調整された楽器が有さえすれば、或はクロヒョウを付けさえすれば、、楽器がどうだこうだ、この千斤が!などと言わずに
やみくもにただ曲弾くより、良い音色を追及するよい時期なのかもしれません。
さて、練習します。