二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。
先週、店主は製作勉強用にとヘグムマニアさんからヘグムをお借りして来ました。
そこでワタクシも「触らせてもらおう!」とワクワクしていたのに、
店主はいつもの如く速攻で分解してしまい研究開始!
ワタクシが一度も触れぬままバラバラになってしまいました。
あーあ、『チョネジア』マスターへの道が遠ざかる。。。
って、いきなりこの曲↑は高望みなんですが。
しかし、そんなワタクシがヘグムに触れられるチャンス到来!
今週の営業日にもヘグム弾きのお客様がいらしたのです。
姿似れども形の違う二胡とヘグム、
それでも楽器としての基本機能は理論的には同じく考えられるので
店主が直すべきところを直し、整えるべきところを整える事で
Kさんのヘグムは別物のように良い鳴りになりました。
さて、調整を一通り済ませたところで
ワタクシ念願のへグム初体験!
お、面白い!!
もの凄く難易度が高いのですが、ハマります。
なんというか、難しいのでムキになるというか、
良い音色の真っ芯を探そうとして弾くと、没頭して無心になるのです。
無我の境地まで行けそうです。
Kさんが店主と話している間、ワタクシ店番の務めを忘れて、
お客様の楽器をお借りしているということも忘れて
結構長い間無言で鳴らし続けていました。
しかし、難しい!
二胡もマトモに弾けてませんから何とも比べられませんが、
多分、へグムの方が難しい楽器のような気がします。
最終的には、咲いた咲いた、と『チューリップ』をなんとか完奏。
スジが良いとKさんにおだてて頂きましたが、
実際のところは、チューリップは咲かずに枯れそうな音でした。
話題変わって、最近集中的にブログで話題にしている松節駒。
やはり効果は絶大でした。
この松材、製材して板取りする際は、
秋材と春材の質感の違うシマシマの層を
きちんと水平になるように切るのが効能の肝でして、
材料の板はミルクレープの断面みたいなんですよ♪

( 白っぽい層が『春材 しゅんざい』、キャラメル色の層が『秋材 しゅうざい』です )
春材の層は爪先で押すとへこむほど柔らかい材質です。
この硬さの違うミルクレープ層状態がしっかりと皮に水平に乗ってこそ
松節材が松節材ならではの優れた駒として力を発揮するのです。
皆様も『松節』の駒を見つけたら買う前にその点をご注意下さいね。

( 駒を側面から見て、このように層が側面でも水平になっていることが大事です )
ミルクレープ状態を活かした作り方をしていない駒(側面が水平の層でない物)は
『駒』としては良い物だったとしても、
『松節の駒』としては、せっかくの松節材の効能は十分に活かせていません。
側面も層が水平の駒と、そうでない物を弾き比べましたが、
同じく松材でも音色が全然違いました。
で、この日は閉店間際に峠岡慎太郎君がご来店だったので
彼に貸与中の六歌仙西野二胡『業平』に松節駒を付けて試しましたら、
峠岡くん大仰天!!
その日の夜にはFacebookでさっそく駒の威力と効果の感想を
かなり興奮気味にアップしていましたよ。
松節の駒は育つのがとても判り易いので
弾けば弾くほどご自分の二胡が可愛くなってくるでしょう。
峠岡君は楽器の鳴らし方がハンパ無いので
店に滞在中にもガンガン成長していました。
この松節駒、店舗では既に発売していますが、
通販も2月末には開始出来そうです。
通販ではちょっと特殊な売り出し方をしますので、
ご来店可能な方は直接ご来店された方がいいかもしれませんが、
その際はご予約をお願いいたします。
とにかく、
光舜堂製の松節駒の発売開始をウズウズ待っている方は、
もうしばしお待ち下さいませ。
ということで今週もご来店ありがとうございました!
先週、店主は製作勉強用にとヘグムマニアさんからヘグムをお借りして来ました。
そこでワタクシも「触らせてもらおう!」とワクワクしていたのに、
店主はいつもの如く速攻で分解してしまい研究開始!
ワタクシが一度も触れぬままバラバラになってしまいました。
あーあ、『チョネジア』マスターへの道が遠ざかる。。。
って、いきなりこの曲↑は高望みなんですが。
しかし、そんなワタクシがヘグムに触れられるチャンス到来!
今週の営業日にもヘグム弾きのお客様がいらしたのです。
姿似れども形の違う二胡とヘグム、
それでも楽器としての基本機能は理論的には同じく考えられるので
店主が直すべきところを直し、整えるべきところを整える事で
Kさんのヘグムは別物のように良い鳴りになりました。
さて、調整を一通り済ませたところで
ワタクシ念願のへグム初体験!
お、面白い!!
もの凄く難易度が高いのですが、ハマります。
なんというか、難しいのでムキになるというか、
良い音色の真っ芯を探そうとして弾くと、没頭して無心になるのです。
無我の境地まで行けそうです。
Kさんが店主と話している間、ワタクシ店番の務めを忘れて、
お客様の楽器をお借りしているということも忘れて
結構長い間無言で鳴らし続けていました。
しかし、難しい!
二胡もマトモに弾けてませんから何とも比べられませんが、
多分、へグムの方が難しい楽器のような気がします。
最終的には、咲いた咲いた、と『チューリップ』をなんとか完奏。
スジが良いとKさんにおだてて頂きましたが、
実際のところは、チューリップは咲かずに枯れそうな音でした。
話題変わって、最近集中的にブログで話題にしている松節駒。
やはり効果は絶大でした。
この松材、製材して板取りする際は、
秋材と春材の質感の違うシマシマの層を
きちんと水平になるように切るのが効能の肝でして、
材料の板はミルクレープの断面みたいなんですよ♪

( 白っぽい層が『春材 しゅんざい』、キャラメル色の層が『秋材 しゅうざい』です )
春材の層は爪先で押すとへこむほど柔らかい材質です。
この硬さの違うミルクレープ層状態がしっかりと皮に水平に乗ってこそ
松節材が松節材ならではの優れた駒として力を発揮するのです。
皆様も『松節』の駒を見つけたら買う前にその点をご注意下さいね。

( 駒を側面から見て、このように層が側面でも水平になっていることが大事です )
ミルクレープ状態を活かした作り方をしていない駒(側面が水平の層でない物)は
『駒』としては良い物だったとしても、
『松節の駒』としては、せっかくの松節材の効能は十分に活かせていません。
側面も層が水平の駒と、そうでない物を弾き比べましたが、
同じく松材でも音色が全然違いました。
で、この日は閉店間際に峠岡慎太郎君がご来店だったので
彼に貸与中の六歌仙西野二胡『業平』に松節駒を付けて試しましたら、
峠岡くん大仰天!!
その日の夜にはFacebookでさっそく駒の威力と効果の感想を
かなり興奮気味にアップしていましたよ。
松節の駒は育つのがとても判り易いので
弾けば弾くほどご自分の二胡が可愛くなってくるでしょう。
峠岡君は楽器の鳴らし方がハンパ無いので
店に滞在中にもガンガン成長していました。
この松節駒、店舗では既に発売していますが、
通販も2月末には開始出来そうです。
通販ではちょっと特殊な売り出し方をしますので、
ご来店可能な方は直接ご来店された方がいいかもしれませんが、
その際はご予約をお願いいたします。
とにかく、
光舜堂製の松節駒の発売開始をウズウズ待っている方は、
もうしばしお待ち下さいませ。
ということで今週もご来店ありがとうございました!