へら釣りの記録とつれづれ

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かんざし浮き(覚書02)2015/06

2015-06-04 23:15:00 | へら釣り
かんざし浮き作成方法の覚書です。 2015/06/04
市販トップを使う場合の例です。

●材料
・発泡スチロールの球 穴あき(ボディに相当する)
 12、15、17、20、25ミリ
・ソリッド 1.0ミリ(足に使用)
・ウレタンパイプ
・塗料
 ・クリア又はつや消し黒(下地用)
  発泡スチロール用スプレー缶
 ・アクリルガッシュ絵具(黒)
・ボンド(発泡スチロール用)
・Daiso 瞬間接着材 アロンアルファ(トップと足接続用など)
・Daiso 筆
・Daiso 絵具用皿

●以前、逆テーパー用のトップを使った、かんざし浮きを作成しましたが、
トップと足の比率を、7:3としたため、
トップの立ちが遅く、べろ~んと立つ感覚が嫌いで使っていなかったため、
ボディを外し、トップと足の比率を、6:4~5:5にしたものに作りなおしてみました。

1.逆テーパトップと、それに合わせて取り付けるソリッドの足です。


2.トップと足の接続です。
・ティッシュペーパーを球の直径位(17ミリ)で長さが3~5センチ位に切り、
トップと足を並べ、巻きつけます。その後、瞬間接着剤を垂らし、
その部分を指で押し付け巻きつけます。
(指でやるより、小さなプラスチックの板で押しつけてやった方が真っ直ぐになります。)
つまようじくらいの太さが目安です。










PCムクのトップは、このやり方で強度は十分です。
ただし、中細くらいのパイプトップの場合は足を2〜3センチ差し込むか、細いパイプトップの場合は、トップに芯を入れたほうがよいです。


3.発泡スチロール球(17ミリ)に串またはつまようじを差し、
発泡スチロール対応のクリア又は黒の塗装を塗ります。
なお、トップをスチロール球にさしてから、足を含め塗装したほうが手軽です。
・下塗りはアクリル絵具を塗るときに溶けないようにするのと、防水効果を高めるためです。以前、水性塗料のみの場合、使用中に水が浸透してエサ落ちが変わっていました。それ以降、下塗りとアクリルとしています。


4.「トップ+足」をスチロール球(17ミリ)に差し込み、発泡スチロール用ボンドで固定します。
この時、スチロール球の穴がきつい時には、穴をつまようじで「トップ+足」に合わせて、緩くなりすぎない程度に微調整して広めます。
 ティッシュ部分と球の上下部分にボンドを付け、固定します。


5.足先にウレタンパイプを付けます。
 ウキゴム(1.2ミリ)用に数ミリのウレタンパイプを瞬間接着剤で付けます。
この時、先端を2ミリ程度空けるとウキゴムに差し込みやすいです。




6.ボディに色を塗ります。
アクリルガッシュは、つや消しに仕上がります。少し水を加えて薄めて塗ります。
つやのあるクリアの塗装より水に馴染み、表面張力で水にはじかれる感じがないです。
表面は強くないので、使っていて表面が剥がれれば上塗りします。
色は、黒にしています。明るい色だと使用時にボディが目障りだと思います。




7.完成です。


PCトップの作成例です


足先のウレタンチューブ取付部分です



【補足】
今回は、パイプトップで作りましたが、パイプトップのものは、ほとんど使っていません。
通常使っているのは、市販ムクトップかソリッドを自分で塗ったものです。
松岡釣具の通販で買った「PCムクテーパー塗りトップ」160,190,210ミリを使っていました(2021/03 すでにこのトップの業者は廃業したそうです)。
 ・ムクテーパートップの場合は、トップ6.5〜7.0に対し足は3.5〜3.0
 ・ストレートのソリッドの場合は、トップ6.5〜7.0に対し足は3.5〜3.0
 ・パイプトップの場合は、トップ6.0に対し足は4.0 位がよさそうです。

○その後、使用してみると逆テーパトップのトップがグニャっと折れ曲がってしまい、
芯にテーパーソリッドの先端部分(0.2mm~0.3mm径)で長さ4センチ位を
根元部分から中に差し込みソリッド足と繋ぎ、径17mmで作り直しました。
逆テーパなど根元の弱いパイプトップの場合は、芯を入れたほうがよさそうです。

○ソリッドトップ塗り用に
「遊星ギヤーボックス」を組み立てました
ソリッドトップ塗りで境界がガタガタになるため
3~4年前に買ったものです
やっと組み立てました
とりあえず、400:1回転にセットしてみました
そのうち試してみようと思います








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