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ことりのあしあと

ほんのわずかなじかん、立ち止まって耳をすませて自分を見つめたい。そんなあしあとをペタペタとのこしています。

いじめも、孤立も、見つける目。落書きをメッセージと読める目。@滋賀県彦根市

2011年01月30日 12時12分11秒 | 子ども
「イジメひどい」商店トイレの落書きから発覚(読売新聞) - goo ニュース
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20110127-567-OYT1T00462.html


市内のスーパーや量販店が「落書き」をただの落書きとして見おとしてしまわないまなざしをもっているのが、ステキなことだと思います。

昨日出かけた先の「みま~も」
http://www.oota-mimamo.net/blog/#tp
高齢者の孤立、独居老人の孤独死を防ぎたいというところから
はじまった活動で、大丈夫かな?と気づくのは、
近隣の人であったり、
コンビニの店長さんであったり、
新聞配達や、郵便配達の人であったり、
ということがとっても多いと。

どんな風なコンタクトでもいい、
新聞配達のおにいさんや、コンビニの店員さんでもいい、
いつも来る人がさいきんしばらく来ない、新聞が溜まっていっている、
「あれ」
を、伝える先があり、それが「監視」によってではなく、
地域の人たちへの「関心」によって、見つけられていくのが、
新しい地域の形なのだと思う。

いじめの落書きを、ただの落書きとして消し去ってしまわなかった
滋賀県彦根市には、そんな意識を持つ人たちがきっと育っている。

このことをきっかけに、いっそう育っていく。


「孤」促進、子ども手当よりも、「大きな安心、子育て支援制度」を。

2011年01月30日 11時55分19秒 | 子ども
子ども手当、群馬県も負担拒否…全額を国費計上(読売新聞) - goo ニュース
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20110128-567-OYT1T01034.html


支給されるなら。子ども手当、欲しいです。


だけど、それで得られる安心は、とっても少ない。
お金、あげたからいいでしょ、と突き放されてしまう
「子ども手当」「最小安心手当」


そうじゃなくて、子どもを育てている時に突き当たる壁を
とっぱらっていくことにお金をかけて、
子どもを育てている時にしんどくなる部分を支えることに
お金をかけていきます。

育児サポートを無料で利用できます。
子どもの一時預かり無料で利用できます。
保育所必ず入れます。
小学校、文具備品は学校側で用意しますよ。

そんな「でっかい安心」をください。

個に、小分けして、「孤」をはぐくむような「子ども手当」じゃなくて。

芽を摘まぬ、働く教育を。自己形成と社会の仕組みを知ることとは一線を画して居て欲しい。

2011年01月30日 11時33分24秒 | 子ども
小学生から働く教育 ニート・フリーター対策 職人が講義(産経新聞) - goo ニュース
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/life/snk20110130100.html

この社会を構築している「仕事」なるもののうち、
職人が担っている割合はいかほどだろうか。

人々の「仕事」の集積によってこの社会が成り立っている事、
それを教育の中に持ち込むことは、反対ではない。

でも、それはニート・フリーター対策には直結しない。
結び付けようとしたら、歪みます。

働かなくていい「子ども期(子どもの時間)」に、
未来将来、働くことを意識させることは間違っている。
対価を得て生活を安定させるために働くことを教え込むのは間違いです。


誰かのために、何かのために、
自分に何かしてみたいことがあるだろうか、
自分のために、何かしてみたいことがあるだろうか。
いま好きと思えて、ずっと続けていきたいものがあるだろうか。
いまこれと言えるものはないけれど、これというものを
見つけることができるだろうか。

そんな風に発達していく上での自己発見を
すっとばして、社会の枠組みの大きなところを占める「仕事」
に当てはめていく形で自己形成しようとしたら、
そこにゆがみが生じ、
そこに、ニート、フリーターの発生する芽を育てていく。


どうか、賢明な教育関係者、子どもの発達に詳しい関係者たちが
そこを見あやまたずに、プログラム化していきますように。


************
東大の経済史の先生、武田先生は、
『仕事と日本人』(ちくま新書)の中で、
仕事する姿が見えなくなっていった歴史は浅いと
指摘されている。

同時に、労働が対価労働になった歴史も浅いと。

先生に歴史を研究されてこられて、未来予測はできますか?
と尋ねたら、歴史は未来を何も教えてくれない。
と、答えられた。

1/29 3年生女児顔・首切られる@大阪市、1/24 2年生女児顔・首切られる@山口県宇部市

2011年01月30日 11時16分07秒 | 子ども
9歳女児、顔や首切られる 大阪・東淀川のマンション(朝日新聞) - goo ニュース
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/K2011012901691.html

殺人未遂で23歳男逮捕=容疑否認、包丁数本押収―小2女児切り付け・山口県警http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-110125X358.html


ひずみが子どもたちに飛び火している。
なんだかそんな気がする。

社会のひずみを早いとこなんとかしないと、
このまま犠牲になる子どもが増え続けていく。

社会のひずみとは、安心とか、安定とか、それを
制度や政策がなんとかしようとしているかしていないか、
ということ。
予算案もでこぼこだし、政策がでこぼこだし、
急がなくてはならない社会の安心づくりがちっともできてなくて、
政治不信、社会不信だけが、そこはかとなく蔓延した状態が
長く続きすぎてしまっている。


なんとかしてよ、じゃなくて、
なんとかしましょう、と言わなくてはいけない。
なのに、どうしたらぐっと「良し」と思えるのか、
その見立てができない能力の無さ、
アクションがとれない体力のなさ。もどかしい。

少なくとも、周囲だけ、見えてる周囲だけでも、
なんとかしなくては。


1/20 4歳の発達しょうがいの長男絞殺@東京都立川市

2011年01月30日 11時01分45秒 | 子ども
息子の障害悩んだ末に 殺人容疑の母、支援団体にも相談(朝日新聞) - goo ニュース
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/K2011012903550.html

親を支える。
親にとって居心地のいい場所がある。
親がふっと心の内をこぼせる場所がある。

育児の苦手な私の思うこと。おそらくは手のかからない
範疇にはいる子どもを育てていてもなお。

そしてだから、きっと発達障がいという育てにくさを差し引いても、
今、「親」になったひとたちが望んでる場所だろう。

私も、こぼせない。
私も、心の中にこぼせない言葉がたまっていった時に、
自分がどうなるのか、コワい。いつも。


他人ごとでは、ない。


***********(記事より)
「紙一重の自分の姿です」
「私も世界でひとりぼっち」
「もっと強くなりたい。そしていつも子供の味方でいたい」
「母親がどんなにつらかったか。そして信頼していた母親に。涙が止まらない」
**********

これらのコメントに涙があふれる。
障がいのある子どもを育てている親だけの問題じゃ、ない、です。