今朝ネット散策していたら、たんぽぽさんがご自身の掲示板に興味深い記事をアップしていた。
以下、これを読んでみた私個人の感想である。
再生医療の進展で身体の臓器や脳の部位は再生できるとしても、
それは臓器あるいは脳の部位(大脳、小脳、脳幹)等のハードウェアである。
臓器はハードウェアの再生ができればそれで十分(たとえば角膜損傷で失明しても将来は期待大)だけど、
脳をちゃんと機能させるためにはハードウェアのほかに、さらにソフトウェアとファームウェアが必要だ。
ソフトウェアはコンピューターでいうプログラムであり、脳では主に大脳に蓄積される。
記憶、知能知識、経験、性格・・・などがソフトワエアに該当する。
赤ん坊から生育される中で獲得した諸々の知識等が大脳に蓄積されるけど、
それを人工的になんとか作れないか、あるいは認知症で記憶等が消えて行くのを防止できないか、
との先端的研究が、たんぽぽさんが紹介した記事だ。
人間の脳を機能させるにはハードウェアとソフトウェアに加えて、
ファームウェアと呼ばれるマイクロプログラムと、60兆個の身体細胞の位置情報等のデーターベースがさらに必要。
ファームウェアは手足目耳鼻口などを動かすための、脳幹・小脳だけしか読み書きができないマイクロプログラムと、
60兆個の細胞からなる身体の位置情報などのデーターベースからなる。
私が17年間もリハビリしてきたのは、脳幹出血で壊れた身体のデータベースを脳幹に作り直させるためなのだ。
手足目鼻口等は不自由でも動く限りは、ファームウェアのマイクロプログラム部分には問題はなく、
身体を動かし続けるリハビリによって、60兆個の細胞からなる身体の位置情報等のデーターベースを、
脳幹・小脳に再構築させて行くことが、遅々としているようだが脳卒中後遺症を回復させる早道なのだ。
脳卒中の場合はたとえ先端研究といえども、消えたソフトやファームを再生できない以上は将来でも無理。
地道にリハビリを積み重ね身体データーベースを再構築することが、将来においても回復の早道なのだ。
ps:脳血管が詰ることで数日から数ヶ月に亘りジワジワ進行する脳梗塞初期治療への再生医療用は期待が大。
脳血管が破れ出血及び血のにじみで瞬間的に脳細胞が破壊される脳出血への適用は根本的に無理。
発症後6ヶ月以降の維持期からは、脳梗塞でも脳出血でもリハビリして行くしか解決策はない。
(ここから先は余談ですが)
将来人造人間ができた時には、脳が故障してもハード、ソフト、ファームを取り替えれば済む。
しかし赤い血が流れた生身の人間の脳が脳出血しても、脳というハードウェアは取り替えられても
個々人によって生い立ちや勉強・経験が違うようにソフトは全て異なるし、
60兆個の細胞からなる1人の身体のデーターベースは人口数だけ全てが異なる。
たとえ人造人間のハードができたとしても、個人によって異なる消えたソフトとファームの再生は不可能。
ちょっとSFチックだけどソフトとファームを1種類作って、それで同一の人造人間を大量生産することは可能。
数百年後かも知れないけど、その時には赤い血が流れてる生身の大多数の人間は不要だろうね。
たとえば、税金をたくさん納めてくれる種類だけの人造人間にするとか。
社会保障費を少しでも削減したい今の政府なら、そう考えそう。
以下、これを読んでみた私個人の感想である。
再生医療の進展で身体の臓器や脳の部位は再生できるとしても、
それは臓器あるいは脳の部位(大脳、小脳、脳幹)等のハードウェアである。
臓器はハードウェアの再生ができればそれで十分(たとえば角膜損傷で失明しても将来は期待大)だけど、
脳をちゃんと機能させるためにはハードウェアのほかに、さらにソフトウェアとファームウェアが必要だ。
ソフトウェアはコンピューターでいうプログラムであり、脳では主に大脳に蓄積される。
記憶、知能知識、経験、性格・・・などがソフトワエアに該当する。
赤ん坊から生育される中で獲得した諸々の知識等が大脳に蓄積されるけど、
それを人工的になんとか作れないか、あるいは認知症で記憶等が消えて行くのを防止できないか、
との先端的研究が、たんぽぽさんが紹介した記事だ。
人間の脳を機能させるにはハードウェアとソフトウェアに加えて、
ファームウェアと呼ばれるマイクロプログラムと、60兆個の身体細胞の位置情報等のデーターベースがさらに必要。
ファームウェアは手足目耳鼻口などを動かすための、脳幹・小脳だけしか読み書きができないマイクロプログラムと、
60兆個の細胞からなる身体の位置情報などのデーターベースからなる。
私が17年間もリハビリしてきたのは、脳幹出血で壊れた身体のデータベースを脳幹に作り直させるためなのだ。
手足目鼻口等は不自由でも動く限りは、ファームウェアのマイクロプログラム部分には問題はなく、
身体を動かし続けるリハビリによって、60兆個の細胞からなる身体の位置情報等のデーターベースを、
脳幹・小脳に再構築させて行くことが、遅々としているようだが脳卒中後遺症を回復させる早道なのだ。
脳卒中の場合はたとえ先端研究といえども、消えたソフトやファームを再生できない以上は将来でも無理。
地道にリハビリを積み重ね身体データーベースを再構築することが、将来においても回復の早道なのだ。
ps:脳血管が詰ることで数日から数ヶ月に亘りジワジワ進行する脳梗塞初期治療への再生医療用は期待が大。
脳血管が破れ出血及び血のにじみで瞬間的に脳細胞が破壊される脳出血への適用は根本的に無理。
発症後6ヶ月以降の維持期からは、脳梗塞でも脳出血でもリハビリして行くしか解決策はない。
(ここから先は余談ですが)
将来人造人間ができた時には、脳が故障してもハード、ソフト、ファームを取り替えれば済む。
しかし赤い血が流れた生身の人間の脳が脳出血しても、脳というハードウェアは取り替えられても
個々人によって生い立ちや勉強・経験が違うようにソフトは全て異なるし、
60兆個の細胞からなる1人の身体のデーターベースは人口数だけ全てが異なる。
たとえ人造人間のハードができたとしても、個人によって異なる消えたソフトとファームの再生は不可能。
ちょっとSFチックだけどソフトとファームを1種類作って、それで同一の人造人間を大量生産することは可能。
数百年後かも知れないけど、その時には赤い血が流れてる生身の大多数の人間は不要だろうね。
たとえば、税金をたくさん納めてくれる種類だけの人造人間にするとか。
社会保障費を少しでも削減したい今の政府なら、そう考えそう。
私はファームウェアについては知識がないのです。ネットで少し知識を得ました。
>データーベース=生育される中で獲得した諸々の知識です
>個人によって異なるソフトウェアとファームウェア=データーベース
を再生することは不可能です。
確かに人間の数だけソフトウェアとファームウェアが必要ですもの。
不可能に近いですね。
どうぞ「記憶を操作する研究」を病気に役たつように進めてほしいものです。
八兵衛さん。ご家族皆さんと新しい年を元気でお迎えください。
コメント、どうもありがとうございます。
再生医療にしても、脳の記憶の研究にしても、
最先端の研究であるがうえに、今後倫理的にヤバそうなことも出てきそうです。
他の病気ではご利益にあずかれそうなものも多いでしょうけど、
こと脳卒中に関する限り、ソフトやファームがある以上私は悲観的に見ています。
ありがとうございます。
そうですね、今年同様に来年も良い年にしたいものです。
お互いにリハビリに汗を流して、着実に進んで行きましょう。
八兵衛さんのブログをよくよく読み返しました。
人間という機器のファームウェアは
●手足目耳鼻口などを動かすための、脳幹・脳だけしか読み書きができないプログラムと、
●60兆個の細胞からなる身体の位置情報などのデーターベースからなる。
ので再生は不不可能のと言う事ですね。
間違っていたら教えてください。宜しく。
大脳=ソフトウエアー
脳幹・脳・60兆個の細胞からなる身体の位置情報などのデーターベース=ハームウエアー
ですね。間違っているかな?
何度もすみません。
素晴らしい!!!
全くたんぽぽさんがご理解された通りと、私は考えていますよ。
あくまでも私のリハビリ経験と、自分の回復状況から考えたものなので、
専門知識を持った医者やセラピストから見たら、お笑い草かも知れません。
短時間の間に、
私の言わんとすることのコア(核)をズバリ言い当てたたんぽぽさんは、
素晴らしい!!!
おかげで知識が増えました。