おもしろケアマネ全員集合! (監修:アヒルとガチョウの2人)

主任介護支援専門員・社会福祉士・精神保健福祉士・介護福祉士の男2人が『笑い』と『気づき』の情報を共同発信いたします。

妄想と拘束                           アヒル

2009年03月22日 | お出かけ
妄想について考えていたら、入院中当初妄想を観ていたのを思い出した。緊急入院したてのころ一週間寝たきりでいたが、最初の3日は精神薬を点滴されていた。ごくありふれた薬とドクターから聞いたが、けっこうこれが効いた。

時間もだいぶ経ったので忘れたが、海の見える大理石の宮殿で一人眠っているとレースのドレスかよく分からない服を着た女性がよってきて何かをささやいている。何を言っているのか分からない。でも何かをささやいている。自分は聞き返すわけでもなくいる。

また、交通事故を起こし被害者の葬式の準備をしている。たくさんの人が集まってあれこれ話し合っている。これも内容が分からない。ただ、自分が起こした事故のため申し訳ない気持ちになっている。

映画のように次々と展開する訳ではなく繰り返しのような夢だった。一週間してから精神薬が投与されたことを聞いたので、それまでは病気のせいだと思っていた。ドクターの説明では、入院当初は錯乱して点滴やカテーテルをバッキョしてしまう人や突然立ち上がって心臓麻痺を起こす人がいるからだそうだ。

アヒルの場合は、もしもに備えての投薬だが、認知症状を示している人にあたりまえのように精神薬を投与して薬物拘束をしているけど、当事者の精神状態はいかばかりか?

病院では治療が優先するという理由で拘束が行われますが、もう一度考えてみることも必要ではないだろうか?

「拘束はよくないです」と言ったら医療関係者から「じゃどうしたらイイの?」「点滴やカテーテルを抜いたらどうなると思っているの?」「病院なんだから治療が優先」と即座に突っ込まれることだろう。

ちょっと不安になって書き込みました。

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