
素朴な疑問!兵役を拒否したらどうなる?
韓国の兵役法の第3条には「大韓民国の国民たる男性は、
憲法とこの法にしたがって兵役義務を誠実に履行しなければならない。
女性は志願によって現役および予備役としてだけ服務することができる」
と規定されている。しかし、
男性が兵役を拒否した場合には、どうなるのだろうか。
兵役を拒否する理由
韓国の兵役法には、兵役拒否の際の規定がある。
それは第88条だ。次のように書いてある。
「正当な理由がないのに決められた日まで入隊しなかったり召集に応じなかった場合は
3年以下の懲役に処する」
つまり、兵役法の文面を正確に解釈すると、
兵役を拒否した人は3年以下の懲役という実刑を受けることになる。
この「3年以下」というのは適用範囲が広いのだが、
現在は1年6カ月の懲役に処せられて服役する人が多いようだ。
その数は、毎年500人前後と推定される。
彼らが兵役を拒否するのは宗教上や良心の問題だ。
「信仰、あるいは良心に従って人間に危害を加える訓練を受けるわけにはいかない」
この場合は「良心的兵役拒否」と称される。
兵役拒否者のための代替制度
どの国の徴兵制でも、良心や宗教を理由に兵役を拒否する人はいる。
代替制度を整えている国もある。
しかし、韓国では、一度は検討したが、結局は国防意識の低下を招くという理由で
兵役拒否者のための代替制度を採用しなかった。
それによって今でも毎年500人ほどが兵役拒否で1年半ほど服役している。
芸能人の場合は、人気商売だけに、もしも兵役を拒否した場合のダメージが大きすぎる。
「男子として国を守る気持ちがない」とみなされて、徹底的なバッシングを受けてしまうだろう。
なお、今後の文在寅(ムン・ジェイン)政権が、ボランティア活動などで
兵役を代替する制度の再検討に取り組むかもしれない。
今日は朝から夕方まで。みっちり勉強してきました。
普段あまり使っていない能をフル回転させてきました。
少しは認知症予防になったかも・・・・