姑が春までのショートステイに入った。
今までは出たり入ったりだったが、これで春までずっと入る。
それで、今まで使っていたレンタルの、電動介護ベッドを、いったんレンタル業者に返すことにした。
今日は姑の家に行き、レンタル業者さんがベッドを分解して持っていくのに立ち会った。
業者さんが来る前に、私は布団類を外して待っていた。
なんか・・
汚いな。笑
布団の中からポテトチップスとか出てきた。
姑よ、布団の中でお菓子とか食べるなよ。
そして、業者さんが来ると言っていた時間になったのだが、なかなか来ない。
私はこの後、ケアマネさんと待ち合わせをして特養の見学に行くことになっていた。
早く来てくれないかな。
と、
ピンポーン
やっと来た。
30分遅れてるじゃんか。まったくもー
と、玄関を開けると、
あら。
30代半ばぐらいのイイ男が立っていた。
「すみません、道をまちがったみたいで、遅れて申し訳ありませんでした」
「駐車場ないし、わかりにくいですものね、ここ」
礼儀正しいイイ男だと優しいおばちゃん。
「おじゃまします。それでは作業に入らせていただきます」
「よろしくお願いします。汚い所ですみません」
ほんとに汚い。
礼儀正しいイイ男は「いえ…」と、恐縮しながら手際よく作業を始めた。
そして数分後、ついにベッドの下の部分を取り外すと、
食べカスやジュースのパックのゴミや何やら汚い床が出てきた。
なんてこと。よりによってこんなイイ男にこんな醜態を見られるなんて。
イイ男は礼儀正しくベッドを運び出した。礼儀正しく運ぶってどんな運び方かって感じだが、とにかく動きがキチンとしていたので。
その隙に、急いでベッドの下にあったゴミを拾う嫁。
ほんとにもぉ、なぜゴミ箱じゃなくベッドの下にゴミを忍ばせてるかなあ姑よ。
あきれながら片付けてると、何やら小さい黒い粘土のような物体がいくつかあった。
なんだよコレ。
ハッ
ゲゲゲゲゲッ!
コレはアレだ!
ネズミのフーーンーー!糞!
ダダダダダダダダー!
と水道に走り、ジャーーー!
と狂ったように激しく手を洗う嫁。
「これで作業終了しましたので、それでは失礼します」
車にベッドを積み終えた礼儀正しいイイ男が戻ってきて、玄関の方からイイ声で呼び掛けてきた。
「ありがとうございました。またよろしくお願いします」
玄関に行って、精一杯の笑顔で対応する嫁。
その後、一人しばし絶句…。
そして気を取り直し、掃除機。
しかしながらケアマネさんとの待ち合わせの時間になるから掃除機がけも中途半端に姑の家を出た。
姑がショートステイに入ってる間、少しでも片付けなくてはと思っていたが…思っていたが…、
やる前から挫折気味の嫁であった。
今までは出たり入ったりだったが、これで春までずっと入る。
それで、今まで使っていたレンタルの、電動介護ベッドを、いったんレンタル業者に返すことにした。
今日は姑の家に行き、レンタル業者さんがベッドを分解して持っていくのに立ち会った。
業者さんが来る前に、私は布団類を外して待っていた。
なんか・・
汚いな。笑
布団の中からポテトチップスとか出てきた。
姑よ、布団の中でお菓子とか食べるなよ。
そして、業者さんが来ると言っていた時間になったのだが、なかなか来ない。
私はこの後、ケアマネさんと待ち合わせをして特養の見学に行くことになっていた。
早く来てくれないかな。
と、
ピンポーン
やっと来た。
30分遅れてるじゃんか。まったくもー
と、玄関を開けると、
あら。
30代半ばぐらいのイイ男が立っていた。
「すみません、道をまちがったみたいで、遅れて申し訳ありませんでした」
「駐車場ないし、わかりにくいですものね、ここ」
礼儀正しいイイ男だと優しいおばちゃん。
「おじゃまします。それでは作業に入らせていただきます」
「よろしくお願いします。汚い所ですみません」
ほんとに汚い。
礼儀正しいイイ男は「いえ…」と、恐縮しながら手際よく作業を始めた。
そして数分後、ついにベッドの下の部分を取り外すと、
食べカスやジュースのパックのゴミや何やら汚い床が出てきた。
なんてこと。よりによってこんなイイ男にこんな醜態を見られるなんて。
イイ男は礼儀正しくベッドを運び出した。礼儀正しく運ぶってどんな運び方かって感じだが、とにかく動きがキチンとしていたので。
その隙に、急いでベッドの下にあったゴミを拾う嫁。
ほんとにもぉ、なぜゴミ箱じゃなくベッドの下にゴミを忍ばせてるかなあ姑よ。
あきれながら片付けてると、何やら小さい黒い粘土のような物体がいくつかあった。
なんだよコレ。
ハッ
ゲゲゲゲゲッ!
コレはアレだ!
ネズミのフーーンーー!糞!
ダダダダダダダダー!
と水道に走り、ジャーーー!
と狂ったように激しく手を洗う嫁。
「これで作業終了しましたので、それでは失礼します」
車にベッドを積み終えた礼儀正しいイイ男が戻ってきて、玄関の方からイイ声で呼び掛けてきた。
「ありがとうございました。またよろしくお願いします」
玄関に行って、精一杯の笑顔で対応する嫁。
その後、一人しばし絶句…。
そして気を取り直し、掃除機。
しかしながらケアマネさんとの待ち合わせの時間になるから掃除機がけも中途半端に姑の家を出た。
姑がショートステイに入ってる間、少しでも片付けなくてはと思っていたが…思っていたが…、
やる前から挫折気味の嫁であった。