コウタさんと社長、そしてユウさんのこと

2023年01月29日 | 日記
あれから職員ユウさんが出勤して来なくなった。

私は私で勤務が減った。

今月から勤務が減っているのは私の希望だからそれはいい。

昨年私は「退職届」を出したのだが、社長に強く引き留められた。

そして「せめてたかぽんさんの代わりに新しく入る職員が慣れるまでは居て欲しい」と言われたので、「週に2、3回ならもう少しは続けます」とした。

いつ辞めるとは決めてなかったが、まあ年度いっぱい3月いっぱいかなと自分の中で決めていた。

でも先日のユウさん問題が起き、黙っていられない私がそれを職員会議で公表した。

あの後は社長が私に対して表情も暗く、視線も合わせなくなった。

私は間違ったことは言ってないし、していないと思っているのだが、もう少しは社長の立場を考えて言うべきだったのかもしれない…

でももう言ってしまったからしょうがない。3月いっぱいで本当に辞めよう。

私みたいに先走った正義感を奮うおばちゃん職員は、会社にとっても迷惑なだけだろう。

そんなことを考えていたところ、2月のシフト表が出来てきた。

それを見て、「え!?」と思った。

私を土曜日から外していた。

パートにとって長時間働ける土曜日は稼ぎ時の日。土曜日はたくさん利用者が来るので忙しい。今まで私が土曜日に入らないのは、希望で休みを取らない限り無かった。

なのに2月の土曜日から私が外されている。

ムカつく。

サイテーだな社長。

望むところだ。
今すぐにでも辞めてやる。

2月のシフトが出た一昨日、とりあえずコウタさんに

「土曜日に私を入れてないみたいだね。社長、よほど怒ってるね」

と話した。

するとコウタさんも驚いて、

「社長の感情でこんなことされては困りますから、俺から社長に言っておきます」

と言った。

「いや、いいよ、私は最後まで社長が作ったシフト通り勤務しようと思うから大丈夫」

とコウタさんを止めた。

「いつも子供達を楽しませてくれるたかぽんさんが土曜日に居ないのは現場としても困ります」と言うコウタさんの言葉は嬉しかった。

でも社長には言わないでと頼んだ…

のだが、コウタさんは我慢できず社長に訴えたらしい。

一昨日の夜、コウタさんから電話が来た。

「社長は何か思い違いをしていたみたいですよ!本当は土曜日にたかぽんさんを入れたかったけど、たかぽんさんが今月からあまり勤務したくないんじゃないかと思って入れなかったらしいです。たかぽんさんさえ良かったら、土曜日に来て欲しいそうです!」

どうかな…

なんだかんだ言って社長にいつも気を遣っているコウタさんのことだから、少し嘘ついてるんじゃないか…

「そうなんだ」

「それとこの前のユウさんのことについても、ちゃんとユウさんのことを処分して、市役所に今回の不祥事を報告するそうです」

え…?

意外。

「ただ、副社長と意見が対立して揉めてるみたいですねぇ…副社長はユウさんを守りたいみたいで…」

そうなんだ。

コウタさんの話を聞いて、私は直接社長と話がしたくなった。

社長の真意が知りたかった。

電話を切る時、コウタさんが言った。

「たかぽんさん、辞めるなんて考えないでくださいね。だめですよ、本当にだめですよ…辞めないでください」

「う~ん…。とりあえずまたね」

「だめですよ、辞めちゃだめですよ…」

電話を切ろうとしても繰り返していた。

コウタさん、泣けるなあ。笑
そんなに言ってくれるんだ。



そして昨夜、私は仕事から帰って来て、勇気を出して社長に電話をした。

少し長電話になるほど、いろいろ社長と話が出来た。

まず土曜日のシフトのことを社長は謝ってきた。

勤務を減らしたらもう少し続けると言った私を、忙しい土曜日に入れるのはだめかなと思ってしまったらしい。

シフトを作り直しますね、と言っていた。

コウタさんの言っていたことは嘘じゃなかったんだなとわかって良かった。

社長はユウさんのことも明らかに許されない行為とも言っていた。

今日、ユウさんと社長と副社長と今後のことを話し合うらしい。

「あの…!」

とっさに私。

「明日、ユウさんにしばらく休んだら、また戻って来て欲しいと伝えてください!ユウさんが居ないと困ることもあるし、待ってるからって伝えてください」

と思わず社長に言った。


実はユウさんは、昔、ひきこもりだった。

夜間の高校を出て、食品工場に就職をしたが、出社たった一日で仕事に行けなくなったらしい。

その後、何年かひきこもってしまい、たまたま何処か(病院?)で社長達に出会い、それからこの会社で働くことになり今に至っている。

私が約6年半前に当時29歳だったユウさんに出会った時、とても物静かな優しそうな人だった。

ところがいつの間にかユウさんは変わっていった。

今の職員の中で一番長いことで社長ら上司達はいつも自分の味方みたいに思っている様子、威張っているようにも見え、挨拶さえもしない、子供達にも無愛想、どんどん昔のユウさんではなくなっていった。

そこへきて今回の問題。

これはユウさんへの運命の戒めだったんじゃないか。

居合わせたのが黙っていられない私だったのも運命だったかも。

だから、ユウさんにはこの挫折を乗り越えて欲しい。

またひきこもってはダメ。

社長達に声をかけられ、ここで働き始めた頃の初心を思い出すための出来事だったんだろう。

みんなに公表した私が言うのもなんだが、ユウさんは戻って来なきゃならない。

そして優しい気持ちを思い出して、もう一度頑張って欲しい。


「辞めないで欲しい、待ってるからって伝えてください!」

と電話口で社長にお願いすると、社長は「ありがとうございます。伝えておきます」と言った。


今日、ユウさんとどんな話し合いになっているだろう。

社長は真摯に今回のことを受けとめ話しているだろうが、あの副社長がネック…

そして、なんだかんだいっても、やっぱりユウさんは私が居ては戻って来にくいんじゃないかな。


「たかぽんさん、辞めちゃだめですよ…ホントだめですからね」…耳に残ったコウタさんの声に迷わされるけど…










あれは明らかにユウさんの暴力行為(追記あり)

2023年01月17日 | 日記
明日、職員会議。

どうせ会社は、今日のことが表沙汰にならないように封じ込もうとしてるんだろうな。



今日、利用者が4人と職員が3人居た時間帯の出来事だった。

他の職員はそれぞれ利用者の迎えに出ていた。

その時居た3人の職員は、ユウさんと、新しい若い女性職員ハナさんと、そして私。

その時の利用者4人の中に、中1のカズキくんが居た。カズキくんはほとんどお話しができないが、とにかくよく動き回り、大人にも子どもにもいろんな人に抱きついたり頭や体をなでる。

カズキくんに悪気はもちろん無いのだが、やはりそれを嫌がる子ども達は多い。

モモカちゃんなんかは嫌がって泣き出すし、ユウトくんのように「やめろ!」と怒鳴ったりパンチしてしまう子も居る。

もちろん私などは抱きつかれるとギュッと抱きしめ返しているのだが、子ども達にはそれは無理な話。

しかし拒否されるとカズキくんは怒り出す。

パンチなんかされればちぎったりする。

それでカズキくんには誰か職員がついていなければならず、今日は最初、職員のコウタさんがついて見守っていた。

だけどコウタさんは他の利用者の迎えに出なきゃならない時間になり、別の男性職員ユウさんにカズキくんのことを託して行った。

私はその時自閉症のモモカちゃんと一緒にいたが、この後更に利用者さん達が来て忙しくなる前にと連絡帳を書き始めた。

書き始めた時、なにやらユウさんが怒る声がして見ると、ユウさんがカズキくんを床で引きずっていた。

どうやら他の子にちょっかいを出したらしいカズキくんを引き放すためにしていたようだ。

ちょっとその放し方はよくないなと気になりながらも連絡帳を書き続けた。

「いてぇ!」

またユウさんの声に見ると、カズキくんはユウさんを叩いていた。

そしてユウさんはさっきよりも勢いよくカズキくんを床にまるで放り投げるように横にし、床で引きずって自分から放した。

その光景に「え…」と思ったが、一応ユウさんはリーダー(まったくどこがリーダーだかいつも呆れてしまうが)。

気になりつつ連絡帳を書き終えた。

ふと気がつくと、いつの間にかユウさんが居なくなっていた。

私はカズキくんをなだめ、タブレットで動画を見せて落ちつかせた。

その時、

バチン!

と大きな物音がして振り向くと、ユウさんが相談室に入って行き、鍵を閉めてしまった。

は?

なんなんだユウさんは。

一人で何を怒っている?

先ほどのドアを閉めた大きな音にモモカちゃんは大泣きをしているし。

新しい職員ハナさんから聞いたが、私が見てなかった時、ユウさんはカズキくんを引きずるだけじゃなく、カズキくんを蹴っていたように見えたと。

信じられない行為。

そこへ送迎車が帰って来て、コウタさんや他の職員達や子ども達が入って来た。

コウタさんが、

「あれ?相談室に鍵がかかってますけど?」

と言って来たので、

「なんかユウさんが一人でこもってしまいました」

と答え、カズキくんへの暴力的なことがあったことを伝えた。

するとコウタさんはすぐ上司に連絡をした。

そのうち社長副社長が来た。

相変わらずたまにしか出勤しない上司達。

事務所に入り、コウタさんを交え話し合いをしている様子だった。



そして明日は職員会議だそうだ。

ユウさんがカズキくんにした行為を検証するらしい。それははたして暴力になるかとか、見る人の見方によっては違うんじゃないかとか上司達が言ってたようだ。

つまりは丸く収めたいのだ。

何?私の見方が違うってことにしたいの?

笑っちゃう。

あれは誰がどう見ても弱者いじめ。

暴力だ。



(追記)

あの後よくよく考えて、今日の会議で自分の感情は抑えようと思ったし、事実はあまり詳しく言わないでおこうと思った。

でも出来なかった。

いざ言い始めたら感情が溢れて来て、皆の前で全部言ったし自分の考えもさらけ出して来た。そしていつの間にか涙が出ていた。

だけど言っている時に目に入った社長の表情は、初めて見た顔つきだった。

ショックを受けているような、怒っているような…

今まで私に見せたことがなかった、どこか不気味な表情で、私をじっと見ていた。

そして、私があ然としたのは、その時の社長の空気を読んだ職員達ばかりだったこと。

ユウさんは今日会議に来なかったが、皆してユウさんを庇うようなことを言いだした。

ユウさんは力の加減が間違っただけとか、最近のユウさんはメンタル的に調子が悪そうだったから…とか。

呆れて笑えるったら。

皆、社長もユウさんも怖いんだ。

あーばかばかしい。

正しいことを言えばこうやって孤独感がついてくる。

有りがちな流れ。

でももういいや。

言うことは言った。

いよいよ今度こそさよならだ。









60歳を前に良い本を見つけた

2023年01月12日 | 日記
何?この暖かさ。

日中の気温が二桁ってびっくり。

日中の気温が氷点下でもおかしくない地域に住んでいるのに、あり得ない今日の暖かさ。嬉しいけど。



そして、このところ雪も降らない。
チラつく程度は降ることもあるけど。

先月降りに降った雪の日々は何だったのだろうか。

雪かきしなくて良いのはホント助かる😂


とはいうものの、喜んでいるのは今だけで、ジワジワと雪降りやハンパない寒さは戻って来るらしい。

来週は雪の天気予報もしっかり出ているし、週末の寒さはマイナス13℃の予報😱

水道凍らせないように気をつけなくちゃ💦


ところで、最近の私の悩みは体のかゆみ😣

私は季節にかかわらず常に体がかゆいんだけど、冬になってからの痒みときたら激しくて辛い💦

頭の上から足の先まであちこち痒くてかいてしまう。

そしてかくとそこの肌がボコボコ赤く腫れ上がる。

まあ数時間で腫れはひくんだけど、けっこう体中かき傷が残っている。

え、やだなあ。病院に行くレベルかも。

とりあえず市販のかゆみ止めを塗ってるんだけど効かなかった。

それでたまたま家にあったムヒを塗ってみたら、ある程度効いた。だから今はムヒを体のあちこちに塗りまくっている。

ムヒの塗りすぎでヒリヒリするけど😅かゆいよりはいいや。


それにしてもなんでこんなに痒いのだろう。

ただ単に乾燥してるからならいいけど、なんかの病気じゃないかとか心配になる。

病院に行かなきゃならないのかなあ。行きたくないなあ。

59歳だけど、老化現象のひとつかな。そうなのならまだいいや。老化現象なら受け入れる。


私は春が来れば60歳。

めでたく60歳!

50代半ば頃から60歳というのを意識し始め、イヤだなあと思っていたけど、なんか実際ここまで来ると、開き直って、むしろ明るい気持ちになっている。

職場の人達には、実はずっと自分の歳を隠してきた。笑

でも、昨年の仕事納めの日、社長がグループLINEで職員に挨拶をした時、職員もそれぞれ挨拶をして、私は挨拶ついでに「来年私はうさぎ年の還暦です!」とカミングアウト?

年が明けて会った職員達には、「え!還暦だったんですか!」とか「還暦おめでとうございます」とか反応され、なんかスッキリした。


そして、60歳なんてまだまだよ、って思えるような素敵な本を見つけて購入。



いや風吹ジュンの素敵なこと✨

現在70歳ってびっくり。

そりゃあね、女優さんだし美人さんだし、住む世界は違うけど、

このイキイキとした笑顔と、本の中身の記事を読んで、これからのシニアライフも捨てたもんじゃないなと元気が出た😆

ワクワクしながら60代を迎えよう。


…体は痒いけど。









明るく迎える還暦の年

2023年01月06日 | 日記
いよいよ還暦を迎えた。

あれ?還暦って、60歳になる年が明けたらもう還暦なのかな?
それとも60歳の誕生日を迎えたら還暦なのかな?

60歳までなら、まだあと4カ月ある。
あと4カ月は50代。

振り返れば私の50代は、なかなかの激動の50代だったなあ。特に後半。

60代はとにかく穏やかで過ごしたい。何も欲は無い。平穏無事で過ごせればそれが充分。


さて年末年始は息子とゆっくり過ごした。天候も良く、親子二人で初詣にも行った。

息子と話していてなんとなく気がついたのだが、たぶん、カノジョらしき人?がいるようないないような…

ま、ちゃんと教えてくれるまではこちらから聞かないでおこう。いやそういう話は聞きたくてしょうがないんだが、ガマンガマン、頑張ってガマン(笑)

年末年始を過ごし、三日に息子はアパートに帰って行った。

私は四日が仕事始め。昨年11月に退職届を出したのに、結局なぜかまだこの仕事をしているとは。

とはいえシフトは週に2~3日に減らしてもらい、無理なく余裕を持って働くことになったから、だいぶ気は楽になった。

でも収入はかなりキツくなる。どうにかしなきゃ。

私があまり来なくなるということになり、会社は新しく女性職員を入れた。

私と違って若ーい女性。25歳。

今までずーっと私のようなオバチャンしか居なかったから、明らかに男性職員達が喜んでいる。ちっ、ムカつくな。

まあね、そりゃしょうがないか。若い女がそばに居れば、男性達は誰だって嬉しいさね。うんうん(オバチャン優しい眼差し)


ところで還暦を迎える私のいろいろな占いを見ると、ゲッターズの五星三心占いで、私の「銀の鳳凰」も、細木かおりの六星占術で私の「火星人のマイナス」も、どっちも運気が良いことになっている。

たかが占い、されど占い。良いと書かれていればその気になって嬉しくなる。

あと、新年のダウンタウンの番組では、私の「おひつじ座のA型」は10位(48位中)、



ノンストップの番組で、私の「うさぎ年のおひつじ座」は3位(144位中)だった。


「やる気と情熱がみなぎり、何もかもうまくいきそう。」って。素敵ぃ。


あれ?でもダウンタウンの番組の方、確か去年は、私のおひつじ座のA型は1位だったな。

去年、1位ってほどの年だったっけ?

去年はそんなスゴく良いことは無かったけど、まあ特に辛いことも無かった。

辛いこと苦しいことが無ければそれで良いんだ。

やっぱりそこそこ良いのがちょうどいい。それが1番幸せ。