イライラバラバラ(1)

おとといは実家で手伝いをして夜に帰って来て、昨日はダンナの実家に行ってきた。

まずはダンナが入院している病院(精神科)に寄り、ダンナを車に連れてきた。

車で待っていた息子とダンナが会うのは、昨年のお盆以来。

ダンナは58歳だけど、フラついて歩く姿は年寄りのよう。

車に向かって歩いて来るその父親の姿は、思春期の息子にどう映っていただろう。


ダンナの迎えに病院に行く前に、私は息子に宣言していた。


「今日はＯ(ダンナのこと)にイライラして怒らないように頑張るからね」


「うん…」



ダンナが精神科に入院するようになって10年以上になる。


今の病院は4件目。


いつも私はダンナにイライラしてヒステリーを起こしてきたから、息子はそのことも辛かったと思う。

いや、そのことの方が辛かったのかも。


私も充分わかっているんだけど、わかってるんだけどねぇ…


私も長年ダンナのことでは苦しんできたのよ。


まあね、まあ、もうそんなことを振り返るのは無意味だけど。

過去のデキゴトや思いはもう今はどうでもいい。捨てよう。


それが息子の辛い気持ちを少しでも楽にしてあげられるのだし。


ダメな母親の、せめてものデキるコトかな。



なーんて思って昨日はダンナと会ったのに、

のにのに、

やっぱりダメだったー、イラついたわー

でも、前よりはだいぶ頑張った。


いっきにそう利口には変われないけど、一歩一歩でいいかな。