たかぽんアフター50

オバチャンのひとりごと日記

夢先案内人

2016年08月28日 | 日記
今日のデイサービスでのレクはカラオケだった。

元気な60代職員、石田さんの上手な進行で、次々にジジババが昔の歌を歌った。

やっぱり歌は良い。

年寄り達は、どんなレクよりも楽しそうだ。

中にはビックリするくらい上手な人も居たり、そうかと思えば歌の原型がわからないくらい音程が外れている人も居る笑

なんであれ皆楽しそうで良い。

うんうん。


「さあ次はたかぽんさんが歌います」


・・・!?


ちょっ待てよ石田さん!


またしても私に突然フッて来る石田さん。

石田さんのムチャぶりで、これまでも「花笠音頭」や「ソーラン節」を人前で一人で踊らされた私。

今日は突然歌えときた。

「ちょっと待って、私、10年以上カラオケ歌ったことないです~」

「仕事仕事、さあ何を歌う?」

「えええー!」

焦る私に追い打ちをかけて、ジジババ達が「歌いなさい」「歌って」とはやし立ててきた。

ここで歌わなければ空気がしける。

「じゃ、じゃあ…山口百恵の夢先案内人をお願いします」

今日の利用者さんはいつもより少なかったけど40人ぐらい。

40人の年寄りの前で覚悟を決めて、声が上擦りながら歌った私。

あれ?歌いながらだんだん気分が良くなってきた。


♪ちょぉっぴりぃ~ねむいぃ~よあけまえですぅ~


歌い終わってジジババ達が

「上手だったよ」「うまいうまい」

とおだててくれた。


「やっぱり若いたかぽんさんが歌う曲は若いですね。山口百恵ちゃんですから」

石田さんが進行でジジババ達にそう話した。

若いって笑

そうね、ジジババ達にとっては若い私が若い歌だったわね笑


お世辞でも私の歌を誉めてくれてありがとう。ありがとうね。


爺さん婆さん達も、これからも元気に歌い続けてね、
そうね、あの世への夢先案内人が来るまではね。