墨工房日記

墨職人の楽しみながらの、奮闘記

墨は俳句の季語なんです

2007年12月28日 | Weblog
12月16日に新宮市を拠点として活動する
俳句“ かつらぎ吟行会 ”
の皆様が、当工房で俳句を創られましたので、一部紹介します。
「墨造る」は俳句では冬の季語になっております。



平松三平先生選から

松煙墨匂う工房冬ぬくし    康子

墨工房森閑として枯木立    弘平

松煙に理想の墨を造りけり   知恵子

墨匠の筋骨隆々墨を練る    みちこ

工房の外まで匂ひ墨作る    慶子」

大塔の眠るふもとに墨工房   知恵子



三平吟

墨匠の里は紅葉の渓深く

その他、沢山の俳句を創っていただきました。

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