kirekoの末路

すこし気をぬくと、すぐ更新をおこたるブロガーたちにおくる

5月26日

2008年05月26日 21時09分04秒 | 小説の感想と批評
ぽめらぽみゅー@kirekoです。


>今日の感想と批評

まさかこの時間に更新することになるとは…
体たらくと時間の渦の中でワーオッ!


■企画の意図は、こちら
http://blog.goo.ne.jp/kireko1564213/e/7e03a0212eb392c37028780a1c7f63d9

*感想テンプレ

■(タイトル+小説直リンク) ジャンル(ジャンル) 作:作者名
:あらすじ(小説家になろう投稿時に書いてあるあらすじ)
:感想(kirekoの感想)

*感想テンプレ終わり



============はい開始==============

はじまっていない恋 煮え切らない僕 ジャンル 恋愛 作:ヨネ@ハイテンション

:あらすじ
「付き合ってください」突然の女の子からの告白を俺は受ける。恋愛感情もなにもないまま、俺はなんとなく付き合うような感じになるのだけれど・・・・・・

:感想
構成が良く、恋愛模様というか、男性視点での日常が良く描けてると思う。メールのやり取りは、こういうのもありかなーと思うほど、読み手として感情移入が出来た。実際恋愛物というのは、筋立てをかなり精巧に作らないと、中盤でダレてしまうのが多いが、個人的にこの作品は、ダレることなく最後まで読める作品だと思う。ただ、オチというか、終盤の流れが些か力不足な気がした。あれだけ長い前フリやって、開放感が無いというか、情感が閉塞して終わるという締め方は、あまり好きじゃないというか、もっと素直にやってもよかったんじゃなかろうか。台詞がもう少しクドい模様でもいいかなー。


ありがとう。 ジャンル その他 作:戦国うぐいす

:あらすじ
援助交際というものでつながった。一人の女子高生と喋らない一人の男の話

:感想
ネタは良いが、唐突の連続で読み手置き去りの感じが否めない。実質、人が感動を受けるというのは、それが瞬間的だとしても様々な過程が必要で、そこに作者の細やかな演出が光ってくるのだから、説明の部分を集中して描けないと、読み手が疑問に思ってしまうのではないだろうか。雰囲気は良いんだが、書き足りないと思った。


琥珀の夢(アンバー・ドリーム) ジャンル その他 作:金城 ユウ

:あらすじ
女性バーテンダーの前に現われたは、元彼とその婚約者だった。「シンデレラ」「貴女に真紅のバラを」に続く、カクテルを題材にした短編の第3弾。

:感想
同じような(カクテルで描写)作品を書いた自分としては、表現回しは上手いと思うし、話事態は簡潔に纏められており、読みやすいと思う。ただカクテルの説明が詳しくなされていないのは、読み手に調べさせるために作者が意図的に仕組んだものなんだろうか。知ってる部分はいいけど、知らない部分は察せれないかなぁ…


瓶詰めの中身は ジャンル ホラー 作:マグロ頭

:あらすじ
夜中にこっそりと父さん秘蔵の焼酎を飲もうと思ったぼく。奇妙な出来事は、前触れもなく、突然ぼくの目の前に現れた。

:感想
お話で言うと「のっぺらぼう」的な流れを組む古典的なホラー作品。個人的には怖さというよりも、主人公が何故焼酎を飲もうと思ったのか、最後まで気になってしまった。純粋な心の描写よりも、なぜそうなったかの動悸の部分をもう少し書き足して欲しいかなと思った。


夢芽(ゆめ) ジャンル 恋愛 作:早村友裕

:あらすじ
初めて自分が狂う夢を見た――吉原の花魁、夢芽(ゆめ)は、時期太夫候補と称され華やかな日々を送っていた。ところがその実、夢芽の胸内では既に黄泉への憧れが澱んでいたのだった。

:感想
個人的には大好きなネタだが、おそらく読み手を選ぶ作品。中途中途で出てくる的確というか所謂『ぼやけたレンズ越し』の表現は、物語の筋と雰囲気を崩さず凄く良くまとめられていると関心する。文化風俗という部分で言えば、もう少し乱れているのが当時のセオリーだが、そこは物語なので眼を瞑るとして、そこを作者が読み手に向かって説明する部分がやはり欠落しているような気がした。空気を崩さないためとはいえ、吉原の花魁という題材を使っているのだから、読み手の事を考えて、もう少し柔らかい文面を使っても良かったとは思う。個人的にはキャラクターの心情の縺れの描写以外にも「吉原でこういう風習がある」みたいな、当時の慣例的な例題をいくつかあげるのも良いかと思った。


失恋2 ジャンル 恋愛 作:日向葵

:あらすじ
野地さんが風邪をひいた。晶子は彼の為にこっそりプレゼントを用意しますが、それには秘めた思いがあって―。失恋の続編となります。

:感想
うーん。前作を読んでみたけど、まあ現実の恋愛ってのは、上手く回ればこんなもんなのかなと思う作品。終始飛びぬけて面白いということもなく、作者には悪いが、普通だなという感を受けた。


黄昏の空 ジャンル 恋愛 作:女医

:あらすじ
最悪なんて言葉はよく使われる・・・。けれど、そんな街から逃げ出した主人公・郁己は、祖父の死を母から知らされ帰郷することとなります。思い出したくない過去。会いたくない人・・・。そんな思い出しかないこの街で・・・彼は、再び彼女と出会うのでした。

:感想
初めての投稿らしいが、すごく改行が気になるわーーー。
短編なのに章立てされてるが、実質は場面が飛ぶだけで、読み手としては恐れず読めると思う。それほどスタミナが必要かというとそうでもない。むしろ読解力が必要になってくる。そのままつらつら読むとポケーッと置いてきぼりにされるから注意。内容は、うん。その。あの。なんて感想を言えばいいのかな。
こんな時どういう感想すればいいのかわからねえよ



=========終了============

>うわああ
\(^o^)/…なんという投稿数…これは流石の俺も疲労困憊