アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

こんぶくろ池自然博物公園で出会ったタケニグサ(竹似草)のツボミ・花・果実

2014-07-09 | コンブクロ池の動植物

こんぶくろ池自然博物公園遊歩道には、タケニグサ(竹似草)が成長し、
大型の円錐花序には、ツボミから果実まで見られた。
ケシ科タケニグサ属
別名「チャンバ菊」
2014年7月6日午前9時50分ころ









↓ タケニグサの花とツボミ
花弁はない。先がハートに割れた雌しべと多数の雄しべ。
ツボミは2枚の萼で閉じられ、開花すると直ぐ落ちる。



タケニグサメモ
・山野の荒地に多い多年草。
・和名は竹と煮ると竹がやわらかくなるからという。
また茎が中空で竹に似ているからともいう。
・別名の「チャンパ」はインドシナの古い国の名で、
渡来植物と考えたことによる。
・高さ1m~2m。茎や葉の裏は粉白色。
葉は長さ20cm~40cmで互生する。
・大型の円錐花序に小さな花を多数つける。
・花には花弁がなく、顎片2個は白く長さ1cmで早く落ちる。
参考文献 山渓「日本の野草」