アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

吾妻川の水質改善(酸性の中和)を目的とした品木ダム(上州湯の湖)見学

2010-07-27 | キママ日記

品木ダムは六合村にある利根川水系「湯川」に設置されたダム。「湯川」は利根川の支流「吾妻川」の二次支流、「白砂川」の三次支流。
品木ダムの上流には、草津白根山に起因する強い酸性の湯川・谷沢川・大沢川があり、これらの水質改善のため、石灰ミルクが流し込まれている。このときに出来る中和生成物をためるために作られたダム。湯川には草津中和工場から1日60トン、谷沢川・大沢川には香草(かくさ)中和工場から1日10トンの石灰が投入されている。当然ダムには沈殿物が増えるので、浚渫を行う設備も設置されている。
品木ダムは、洪水時以外は放流をしない。平常時は発電用水のみ取水。発電後は白砂川に放流。
撮影2010年7月22日
画像クリックで拡大します

  流れ込む湯川の水

  ノリウツギの咲く品木橋から上流を見る

  品木橋

  湯川の水が流れ込む品木ダム。手前と奥では水の色がことなる。

  工事現場に行く道に車を停めて周囲を見ると

  天端が見える

  ダムの横の公民館、奥に浚渫船。

  浚渫船の改修工事と土砂圧送船設置工事中

  ダムを見下ろせる高台に庚申塔(寶暦十三年)

  品木ダムの中和処理水の流れを示す解説版



2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
川原湯、品木ダム経由で (ヒキノ)
2010-07-28 08:47:00
草津に行きましたか。わたしは野反湖日帰りでそんなにユックリできず通貨ぐらいでした。じっくり見ています。
中和処理、100年200年続けなくてはならないですね。ダムの土砂堆積は50~80年で80%以上になるといわれます。品木ダムの様子よくわかりました。
川原湯はむかし泊まったことがあります。いいところです。ダムサイトに温泉を掘って再開するようですね。
返信する
◆ヒキノさま (アルママ)
2010-07-29 11:29:38
先日のヒキノさんの野反湖のブログを見て、また行きたくなりました。
草津の硫黄泉が大好きなので、草津に一泊して、いつもと違う道をドライブすることにしました。
品木ダムは、今回初めてゆっくり見学しました。
私たち以外は、工事関係の車以外あいませんでした。
火山国日本では、さけて通れない事実なので、しっかり向き合っていかなくてはならないことと感じました。

河原湯がどこに移転するかは確認できませんでした。
返信する