有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

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春の花咲く低山(2)

2024年04月16日 | 山野草
低山の花の続きです、フイリフモトスミレ(斑入り麓菫)が点々と咲いてました。
そしてここにもモモブトカミキリモドキ(腿太擬天牛)。(^^;)

木の根元に沢山咲いてるのを見付けます。
根本が洞になっていて、毎年洞の中に種が落ちるのでこのような状態になったのでは。

今回の目的のフデリンドウ(筆竜胆)の花が咲いてました。

リンドウ科リンドウ属の2年草で北海道~九州に分布、↑を横から。
上部に花が集まって付き筆のように見える事が名の由来。
と言っても画像は一花しか付けてませんけど。(^^ゞ

別の株ですが、これも一花のみ。

こちらは咲いてる花の手前と向こう側に蕾を着けてます。 

↑を反対方向から。
ハルリンドウは花茎が基部から分岐し、一茎に花を一つ咲かせます。
対してフデリンドウは花茎の上部に複数の花を付けます。

茎葉の形もハルリンドウとかなり違います。 

フデリンドウの花茎は赤味を帯びハルリンドウは緑色。 


こちらがハルリンドウ、通常の青い花に挟まれて白花が咲いてます。
この日はフデリンドウが咲き出したばかりで、まだ僅かしか見られませんでした。

ドウダンツツジ(満天星躑躅又は灯台躑)も咲いてたのにこの一枚しか撮らず。(^^;)
ツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木で殆どが栽培種。
自生地は静岡~紀伊半島、高知、徳島と限られていて、蛇紋岩帯に多い。
但し日本に自生するのはヒロハ(広葉)ドウダンツツジだとか。
愛知のRDBではヒロハドウダンツツジは絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されてます。
さて↓がヒロハドウダンツツジなのかは?

ミツバツツジ(三つ葉躑躅)が咲いてました。 

ツツジ科ツツジ属の落葉低木で関東~近畿東部の太平洋側に分布する日本固有種、雄蕊5本。
良く似たコバノミツバツツジは雄蕊10本、どちらも葉の展開前に花が咲きます。

クサボケ(草木瓜)。
バラ科ボケ属の落葉小低木で北海道~九州に分布する日本固有種。

図鑑では樹高30~70(100)cmとなってますが、ここのは僅か5cm程しか有りません。
従って座って撮るのですが、棘が有るので迂闊に座ると尻に刺さって痛い事。(>_<)

ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)♂、タテハチョウ科ヒョウモンチョウ(ドクチョウ)亜科。
前翅長27~38cm、本州~沖縄に分布、幼虫又は蛹で越冬。

山から降りて道路を歩いていたらギョッ!(◎_◎;)
マムシ(蝮)がアスファルトの上で体を温めてるではありませんか。

桜の花弁とマムシ。(^^;) 

近寄って顔を大きく撮ってみました。(^^)

 次回は低山の麓散歩を。
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