有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

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山道でキンさんギンさんと出逢う

2022年05月02日 | 山野草
林道を歩いて花を探しますが、少しそれて緩い斜面の山道を100mほど進みます。
そこには昨年見付けたギンさんが居るはず。
今年も出てるかなと心配しながら行くと、今年も咲いてました一株だけですが。

ギンラン(銀蘭)、ラン科キンラン属の多年草で、北海道~九州の林内等に分布。
直ぐ後ろに写ってるのは昨年の株の名残りのようです。

草丈は25cm程、キンランと比べると小さいです。

 花は殆ど開かないので、花の中は撮れず。
私が知らないだけかも知れませんが、こちらではあまり見られない花です。
有ってもこのように一株だけで、沢山咲いてるのを見た事が有りません。

林道へ戻って少し進むとキンさんが居ました。 

キンラン(金蘭)、ラン科キンラン属の多年草で北海道~九州に分布。 

ギンランと違い花が開くので中まで良く見えます。 

大きさのせいか色のせいか、ギンランより豪華に見えます。 

林道に咲いてたミドリハコベ(緑繁縷)なのかな? 
ハコベではなくミミナグサ(耳菜草)でした。

ハコベは5花弁ですが、花弁が基部まで裂け10枚に見えるのが特徴。
しかしこの花の花弁は筋が入ってるものの裂けてはいないような?
ナデシコ科ミミナグサ科の多年草で全国に分布。

またクロコノマチョウ(黒木間蝶)が居ました。
暗い所を好むはずなのに、この日は何故か明るい所ばかりで見ます。

草叢に小さな蝶が舞い降りたと思って近寄ると蛾でした。(^^;)
帰ってから調べましたが、蛾は種類が多過ぎて手に負えません。

ニョイスミレ(如意菫)も咲いてました、ツボスミレ(坪菫)と言った方が良いのかな? 

上唇が捩じれてます、スミレ界の捻り王子でしょうか。(^^ゞ 

また林道から緩い下りの山道へ、ここにもキンさんが居るはず。
居ました、先程のキンさんより派手です。(花数が多い)

背景を少しだけぼかして。 

背景ぼかしも撮っておきましょう。

 直ぐ近くにもう一株、こちらは少し貧相です。(^^;) 

ここでは点々と見られるだけで、群生は見られません。
別の山に有った群生も数年前から見られなくなってしまいました。

今のところなんとか見られてますが、見られなくなる時が来てしまうのかなぁ?
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