有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

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田圃の畔の花達

2024年04月14日 | 山野草
山裾の田圃の畔に咲いてた花達です。
キランソウ(金襴草)、別名「地獄の窯の蓋」。
シソ科キランソウ属の多年草で本州~九州に分布。

地面にへばり付くように咲くので、花の中が撮り難いです。 

こんな塊が沢山見られました。 

葉と花の形からノジスミレ(野路菫)だと思います。 

スミレ科スミレ属の多年草で本州~九州に分布。 

花弁が重なり花の中が殆ど見えません、唇弁に白い班と紫の筋が有り、側弁の基部は無毛。 

距は細長く普通花弁と同じ色、花茎に毛が有り白っぽく見える。 

頭に何も付かないただのスミレ(菫)とそっくりで、ちょっと見では見分けが付きません。 

キジムシロ(雉蓆)が円形に咲いてました。
名の由来は地を這うように広がるのを「雉の蓆」例えたとなってます。
しかし↓のように円形に咲く事から、円の中に雉が座るからとも。

オオジシバリ(大地縛り)。
キク科タカサゴソウ属の多年草で全国に分布、花の直径は25~30mm。

一つ気になるのが茎が赤い事、オオジシバリって茎が赤かったっけ?
↓の画像一番下に少し写ってる葉はオオジシバリの形なのですけど。

ベニシジミ(紅小灰蝶)、最近良く見るようになりました。
シジミチョウ科ベニシジミ亜科、前翅長13~19mm、本州~九州に分布、幼虫で越冬。

幼虫で越冬するので、今期はまだ発生したばかりの筈なのに既に翅がボロボロ。 

こちらは別の個体、翅は奇麗なままです。 

誰も見向きもしないスズメノヤリ(雀の槍)。 

イグサ科スズメノヤリ属の多年草で北海道~九州に分布。
↓は既に花が終わり種になってます。

分かり難いですが、探しまわって見付けたまだ花粉が出ていたスズメノヤリ。 

ニガナ(苦菜)。
キク科ニガナ属の多年草で全国に分布。

茎や葉を傷つけると苦みのある乳液が出る事が名の由来、花の直径は15~19mm。 

次回は少し山に入って咲いてた花を。
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