花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
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佐賀関のアサギマダラ ついでにイヌセンブリも

2019-10-21 | 花散策

先週、テレビでアサギマダラ飛来がニュースで放送されていたので、関サバで有名な佐賀関へ出かけてみました

灯台が見える丘

 

関埼灯台です

 

フジバカマの花を求めてアサギマダラが飛来していました

 

せわしなく飛び回っているので、なかなかうまく撮影できません

 

越冬のため、遠く台湾まで南下するものもあるという

 

灯台の先の海岸まで降りてみました

 

佐賀関砲台跡

 

黒ヶ浜

 

海岸を南に歩いていくと、荒々しい岩場が😝

 

姉妹岩

 

黒ヶ浜の丸い石は蛇紋岩だそうで、この海岸の岩はみな蛇紋岩でできているのでしょうか?

蛇紋岩には珍しい植物が自生している事が多い

 

佐賀関を後にし、大分県内にてイヌセンブリなど鑑賞

 

湿り気のある原野を歩いてみるとイヌセンブリ等、ジメジメが好きな植物が見られる 

イヌセンブリは湿地に生えるセンブリの仲間

環境省絶滅危惧Ⅱ類

 

イヌセンブリには苦味がなく、センブリのような薬効がないみたい

そこで、偽物とか役立たずという意味でイヌという言葉が冠されている

でも、センブリより圧倒的に希少な植物なのです

 

センブリと比べて毛むくじゃら

 

湿り気のある場所が好きな植物ですが、湿地という程でもないところでも見る事ができます

 

アケボノソウはもう終盤でした

 

湿地で見られるキセルアザミ

 

山を歩いてみると

 

タンナトリカブト

 

まだまだ沢山咲いてました

 

トリカブトの仲間、レイジンソウ

 

シギンカラマツがまだ残っていた

 

ヤマラッキョウは至るところで花を咲かせていました

 

湿った岩場ではジンジソウ

 

サラシナショウマ

 

草地ではヒゴタイの花がまだ見られた

 

環境省絶滅危惧Ⅱ類

 

ムラサキセンブリ

 

環境省準絶滅危惧種

 

リンドウ

 

アソノコギリソウ

 

環境省準絶滅危惧種

 

草刈りされた場所では、ウメバチソウが沢山咲いていた

 

シロバナサイヨウシャジン

 

佐賀関では、アゼトウナが見られた

 

長崎では似ているホソバワダンが見られるが、アゼトウナは自生していない

 

九州では、大分、宮崎に自生しているようだ

佐賀関の海岸は美しいものでした(^O^)/