気まぐれ高ちゃん ー アクティブに日々を過ごし、徒然のままに書いていこうと思います。

旅、読書、ゴルフ、絵(描くこと、観ること)、映画鑑賞、料理、美味しいもの 月並みな趣味の記録です。

「ピルグリム」 読みました

2018-08-02 22:06:00 | 本と雑誌




ブックオフで3冊で784円
巻頭に、ジョンルカレとレイモンドチャンドラーの言葉が引用されている。この2人を意識した物語なのだろう。
第1巻は名もない男たち
 登場人物紹介には 主人公は わたし 諜報員
第2巻はダーク ウインター
 登場人物紹介には ピルグリム 諜報員と変わり
 (意味は「放浪者」113ページで命名の経緯が明かされる〰)
第3巻は遠くの敵
 後半のテンポは速かった。ニユーヨーク市警の警部補の顔が、MI2 の イーサンを支援するあの黒人の〰に被って➰

いずれにしろ、原稿用紙2000枚を超える、かなりの長編だ。
さらにその物語を分厚いものにするためには、十分にその人物の生い立ち等が語られなくてはいけない。特に、ずば抜けた能力を持っているスパイやテロリストについては。存在が必然に感じられないと、マンガになってしまう。
読書では、そこがしっかりしていると、感情移入も自然にできる。第1巻は特別な少年時代やプロとしての基礎をなしてきた彼らの創成期、そういう物語だ。
 第2巻で、主人公の体験を元に、本を焼いたら次は人を殺すと言う話があった。31歳の若さでこれを実体験で語れる、と言うのが物語の奥を深くする。

 家内が先に読んだのだが、夫婦二人で784円、最高に楽しめた〰、アラーに感謝だ。
 とりあえず、2018年に読んだ20冊余りの本の中では一番面白かった。95点を付けよう。
3冊で594円〰嘘みたい🎵
〰読後ままもないので、点数は甘めだ。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 中勢以内店 に行きました | トップ | 猛暑のゴルフ »
最新の画像もっと見る