オホーツクうさピョンの美味しい話

食べて・描いて・働いて・遊ぶ北国の日々の出来事をお話します。

映像展示の現状と将来について~考えてます。

2009年06月14日 | 美術館
昨日の養護学校運動会ではみなさん。ご苦労様でした。
ほんと 良い運動会でしたね。
何だか 最後は涙がウルウルしてきました。
自分ももっと頑張ろう!気合いが入りました。

会員の皆さん!!
オホーツク美術協会 HPを更新しました。
確認よろしく


そこで博物館・美術館に関わり仕事をしていきたい私は
映像展示についてのレポートをまとめていました・・・学芸員資格取得のために
今回は飛躍しすぎたかな(笑)取りあえずまとめてみました。
メディアの進歩にスピードについて行くのが大変な私ですが・・と言うことで
もちろんテーマは北海道開拓記念館です。
記念館の方が観ても怒らないでね 勝手なこと言ってます!!

視聴覚メディアの展示の現状と可能性について
現状:展示の環境空間について、展示するもの「もの」と「情報」との関係見せるということの意味、映像展示はテレビの普及に共ない博物館に現れた。正しく昭和46年は映像展示普及の時代であった。教育効果の基本となる伝達情報量は動画に勝るものはない。北海道開拓史の展示には記録映像を主にする映像資料が不可欠である。この映像資料は二次資料といっても「もの」の二次資料としての「複製」と持つ意味が異なり写されている内容としては、ある時点で事実が写されている為、一次資料的な性格を持つものである。 展示位置は見学者が仰ぎ見る状態である。映像の開始は見学者が見学の上において自由に開始時間を選択できる希望開始時にボタンを押すシステムである。基本的には、映像機器の設置は見学者が伏し目でみられる高さが好ましい映像機器から1m離れた場合、高さは1,2mがもっとも見やすい。ただし映像機器の展示上での高さが目線より高く見上げるようでは、テレビが普及し始めたころの街頭テレビのようで見づらいし教育効果は激減する。例外として空を舞う鳥、月、星といった天体現象などの映像には仰ぎ見る高さの設置が効果的である。この映像展示にもどこか仰ぎ見る要素崇高、気骨な開拓者達の開拓史を伝えたいからこそこの位置での展示である



可能性:博物館は展示の環境や空間について改めて問い直し展示する「もの」と「情報」との関係を考えるべきだ。現在テレビが地デジに完全移行されつつあり、コンピューター・メディアという映像機種が出現していることが、博物館における映像展示最大の特徴である。インターネットが普及した現在、携帯電話からいつでもどこでも情報を手に入れることが出来る、自分の必要なタイミングで情報が得られる。それも他の関連のある博物館の情報も開拓記念館の展示品を見ながらと言うことも可能である。開拓記念館は、北海道各地の博物館や市町村教育委員会と連携し、移動博物館を平成3年から開催している。この様に博物館どうしのつながりがあり、長期にわたり北海道文化の形成、変容など研究がおこなわれていることが分かる充実したHPがある。だからこそ今後はもう一歩進めて、見学しながら携帯電話で情報を見て博物館を回るということもかのである。次にただ情報を得るだけでなく、そこから見学者がアクションできるようにする。開拓記念館への意見・感想など批評の書き込みや見学者同士、学芸員とのコミ二ケーションが取れるようにする。例えばニッチと言われる少数派の要求にも詳しい情報を伝え見学者の全ての人に対してその段階に応じてのきめ細かい対応が出来るのである。開拓の歴史は多くの開拓者の礎があってこそ、自分達の生活があると言うことを知るため将来に必ず残したいものである。60年代テレビが普及し博物館の映像展示が始まり飛躍的に伝える情報量が増えた。映像、画像、文化、音、総合的に表現するデジタル化された情報は、新たな方法論に基づいて利用を飛躍的に広げる可能性を持っている。


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