日々徒然なるままに

日々感じたことを書いていきます、よろしくお願いします

日々、是れ学び哉

2017-09-27 21:24:28 | ものの見方 考え方
こんばんは。
今日は朝からどんよりとしたお天気で、じきに雨が落ち出しました。
夕方近くになり、これで上がるかなと考えておりましたけれど、また降ってきております。
今夜も引き続き降るのでしょうか。
秋の長雨と申しますけれど、やはり降る時期には降らないといけないのでしょうけれど、青空が見たいものだとつい感じてしまいますね。
そんな日はこんな感じの空でした。



                                 


昨日少し書かせて頂きましたが、息子が今の職に変わってからそれまでに勤めていた前の職場で言われて来ていた事への意識が変わって来たようです。
今の職は全くの営業で、日々様々な方とお会いさせて頂くようです。
その中で身だしなみの大切さは、これは前の職場でも結構言われていたことなのですけれど、仕事自体がお客さん相手であったとしても、自分達が
すること自体は結構力仕事であったり汚れ仕事であったりして、服装に気はつけていたとしても、汚れることは仕方ないじゃないか、という意識が
息子の中にはあったようです。
毎日洗濯して清潔なものを身に着けていたとしても、一日が終わるころには結構ドロドロになってしまうことも多く、そんな中でどうしてそこまで
自分達の服装まで気を配らなくてはいけないのか、そこの部分が理解出来ていなかったようでした。
親の自分としても、作業着に近い服装にはアイロンまでは掛けることはしておりませんでしたけれど、やはりお客さん相手ならば、見えない場所
で仕事をしていたとしても、常にその方達の目があることだから、そこは必要なんじゃない、とは言っていた気がするのですけれど。
それが今の職場では、人と接する仕事をする上ではやはり第一印象の見た目はどうしても大事であるということを教えて頂けたようです。
これはそれこそ、先に書いたように口酸っぱく教えて下さっていた前職の先輩の言葉と同じものなのですけれど、その頃の息子は、そういった事柄に
すら反発を覚えるようになっており、頭には入らなかったようでした。
今にして息子自身が、あの時の先輩のあの言葉はこういうことを言ってくれていたのか、そう素直に感じ取れるようになって来ているようでした。
服装も、また仕事に対するモチベーションも、人数の少ない職場でのコミュニケーションの大事さ、そういう諸々の事に対する心構えをその先輩と
しては、懇々と教えて下さっていたようなのですけれど、如何せん本人にしてみると、日々同じように怒られる(と感じていたのかも)こと自体が
苦痛になって来ておるようでした。
こんな時に男親がいればどのようにアドバイスをしてくれるのか、この時ばかりは母親の自分としても随分と悩み、親しい信者さんにそれとなく
話をしてみたり、色んな方に相談もしてみました。
そこまで親が口出ししなくとも、と言われそうですけれど、毎朝起きると
「ああ、また一日が始まるんか。仕事、行きとうないなぁ(行きたくない)。でも行かんと人がおらんし(いないし)どうにもならんし・・・。」
と、ひとしきりひとりごつようにしてつぶやき、暗い顔をして出掛けて行っておりました。
そんな様子を見ていると、どうにもいたたまれなくなり、どうにか出来ないものかと自分としても案じておりました。

結局は最後は、そこの社長さんにそれまでにも幾度か相談していたのですけれど、早めに次の人員を入れるというように話が決まり、息子は退職
させて頂くこととなりました。
その後に息子自身は今一度就職活動、就活をはじめ様々な経緯を経て第二新卒という形で、今の会社にご縁を頂き現在に至っております。
先に話した最初の職場の以前には、多くの学生さん方がそうであるように息子もまた数々のアルバイトを経験させて頂いておりました。
それぞれの職場で、これもまた今思えば貴重な体験、経験を積ませて頂いたものでもあり、当時は何かと文句ばかりが口をついて出ておりました
けれど、やはり今にして思えば多くの事柄をその場から学ばせて頂いておったのだと思います。

これもまた昨日申しましたように、親子二人してお茶しながら
「今この仕事しとっても、あの頃色々教えてもらっとった事が(教えてもらってたことが)結構役に立っとるよ。
 後輩の子らがキツイとかいうけど、自分はあの頃の事を考えると全然そうは思わんし、むしろ面白いし楽しいわ。
 服装が大事というのも、あの先輩が言って下さったのが今は正しいと思えるし、当たり前だと思うよ。
 今度お会いする機会があれば、ちゃんと有難うございました、と伝えたいよ。」
と晴れ晴れとした顔で話してくれました。
あの当時はあれほど思い悩み、一時は胃潰瘍かもしれない、と言って病院に通いながら仕事を続けておりましたけれど、この会社へ入ってからは
社員の皆さんとの年齢が近いのも手伝ってか、皆して頑張っていこうという雰囲気もあるようで少し前の本人と同じ人物とは思えないほど生き生き
として仕事をさせて頂いておるようです。

そんなことを感じながらも、以前の事が自分自身も一度に頭の中へ蘇ってくるようでもあり、思わず此方の方が感極まってしまったのかもしれません。
これもまた幾度も申すように親バカ大丸出し;な感じですけれど、周りの皆さんに支えられながら感謝の気持ちを持って仕事させて頂いております
事に、これもまた自分の方が有難い思いを抱いたのでした。
ただし、そのように本人が全てが全て感謝ばかりかというと決してそのようなことはなく、そこの部分はなんとかならんのかい;な所も往々にして
見受けられるのも事実です。
まだまだ若い未熟な部分も多くある息子ではありますけれど、親が思う以上に成長してくれているものだなぁ、と感じたのもまた一つの事実でも
あります。

かく言う親の自分の方が未だに出来損ないな部分を多くもっておる、これもまた否めない事実でして;結局は生きていく以上、日々成長なのかも
知れない、そう感じた今回の倉敷行きでした。



                                   


いつもとはちょっと違う(え、やっぱり変わらない;?)話を書かせて頂きました。
ごくごく普通の、どこにでもある親子の他愛ない話ではありますけれど、我が家にとっては一つステップを登れたのかもしれないね、そう思える
事柄でした。

そんな日常を綴りました今日のブログ、お付き合い頂きました皆様、有難うございます。
感謝申し上げます。
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