こんばんは。
朝から良いお天気で始まりました。
実は昨夜我が家では大変な事態が発生しまして。
と書くとなにやらとんでもないように思えますが、まさにとんでもないことが起こっておりました;。
先日、自分のお気に入りの傘を無くした、別の日傘の石突きが曲がってしまったと一人嘆いておりましたよね。(お騒がせしております;)
昨日、もうひとつ壊れたものがありました。
長年使っていた衣類乾燥機、これがとうとう壊れてしまったようでした。
結婚してからこっち、主人が(本人曰く、ですよ)皮膚が弱いので自分の下着やらタオル類は全て乾燥機にかけてくれと常々言っていました。
そんなこともあり我が家では結構長い間、この衣類乾燥機を使用するのが当たり前となっています。
主人亡き後、電気代も掛かることだし、この際止めるかと一時期使うのを止めていたのですが、使わずにタオルを乾かすとこれまたふんわりと
した感触はなくなる訳でして、やっぱり使うかとなり、そのまま継続して使用してきました。
今の乾燥機は主人が居た頃に買い換えた覚えがあり、そう考えると10年はゆうに経っています。
途中、部品を幾度か交換したりしつつも最近はどことなくだましだまし使っていた感は否めませんでした。
そんな、いつ不具合で止まってもおかしくないよな;と感じながらだったので、その時がとうとう昨日のその時点で訪れたようです。
最後にピーーーッと音がして、見てみればあれこれの動作のボタン部分が一斉に点灯しております。
ああ、もうこれはお役御免だなと感じ、長い間不ご苦労様でしたとその乾燥機に言って、まだ生乾きのタオルを取り出したのでした。
と、そんなことがあったのが昨日の朝のこと。
うちのネコのことを昨日のブログで調子悪いと書いておりましたが、昨晩、それでも多少元気になったのか普通に二階から下りて来て、外に
出せというので仕方ないねと思いながら出してやりました。
しばらくして戻り、いきなり部屋の中で草を吐き戻すかして後、再び窓から出てしまいました。
具合悪いのかな?と思いながらおりますと外から物凄い声、広島弁でおらぶという言い方をしますが、なんともいえぬ大きな苦しそうな声で
鳴きだしました。
何事?と最初は思ったのですが、そのままにしておくわけにもいかず、暗い中でうずくまっている子を抱きかかえて戻ると、これまでに見た
ことのない顔つきになっています。
目の周りは赤くしょぼつき、どうにも普段の様相とは違います。
このまま放って置くといけない、でもどうしょう;と思いながらも息子に電話したり、その前にネットで獣医さんを探したりしました。
その間にもなんとも苦しそうで、早くなんとかせねばと思い夜間の獣医さんの救急病院へ電話し、タクシーを呼び、そこへ行く事としました。
普段獣医さんへ行くとなるとキャリーバッグには相当な抵抗をして入るまいとしますがこの度はそんな気力もないようでした。
ややして来てくれたタクシーに乗り、そこそこ距離のあるその救急病院へと向かいます。
この時点で9時を回っていたでしょうか。
夜間の救急とあり、結構あちこちからワンちゃんやらを連れてこられているようです。
自分の前の方の診察が終わり、獣医さんへ診てもらうことになりました。
これまでの経緯を一通り説明し、ネコを診てもらいますが、事故等の怪我はなさそう、目が赤いということは何かのアレルギー反応かとも
言われましたが、いきなりのことで分かろうはずもありません。
取りあえずまずは血液検査をしてもらうこととしました。
採血の間もまったく声を出すこともなく、かなり衰弱しているようです。
結果が出るまで待合でお待ちくださいといわれ、もう一度ネコをキャリーバッグに入れ、診察室を出ました。
その間に息子から電話出来る?とラインが入っており、他に人も居ませんでしたので、そこで手短かにこれまでの事を電話しました。
し終わると、どうぞ中にお入りくださいと呼ばれ、結果を教えて抱きました。
検査から分かったのは肝臓の数値、GPT,GOTが共にかなり高いということ、これはアレルギー反応がある時もこんな風に出ることもある
または何かの薬物、毒物等を口にしたらば、今後余計に悪くなり劇症肝炎へと移行するかもしれない、今分かるのはこれくらいで治療と
しては点滴の中にビタミン剤と吐き気止めをいれてあげることと話されました。
自分自身、気が動転しており、他にも説明はあったのでしょうけれど、これくらいしか覚えておりません。
いずれにしても今夜はその対症療法としての点滴をしてもらうことにしました。
点滴をされる間中、別の獣医師さんに抱きかかえられておりましたが(医師の方ではないかもですが;)抵抗することなくなされるがままに
しておりました。
いつもこんなに大人しいの?と聞かれますが、いやさすがにこんなことはないです、ととてもハキハキ対応して下さる女医さんに伝えておりました。
そのうち点滴も終わり、キャリーバッグへ入れる際には体温が低いことを慮って敷いていたタオルの下へ温めた点滴のバッグを湯たんぽ代わりに
と入れて下さいました。
なんとか診察を終え、また待合いでしばらく待つ間次の患者さん?を連れた方が来られました。
キャリーバッグの中にはこちらもネコさんが不安そうな感じで入っていましたね。
夜間になり、他には何処へも開いてない時間帯ですから朝まで待てないという救急のこの外来は結構訪れる方が多いようです。
その代わりといっては申し訳ないのですが、初診料も診察料等もかなり高くつきます;。
しかし命とどちらが大事かと言われれば答えは決まっていますよね。
(クレジットでも大丈夫ですよと言われるのはこんな緊急時には大変助かりました、一応最初の電話の際にも確認しましたが、かなりの金額を
言われて怖気づいたのも本当です;;)
帰りは行きしな乗ってきたタクシー会社に電話するとどうやら乗せてもらった方が割りと近くにおられたようで、結局は同じ車で戻ることに
なりました。
人の良いオジサンドライバーさんで行く時からかなり親切に声を掛けて頂いておりました。
聞けばどうやら同じ地域にお住まいのようで、道理で我が家へ上がるこのくねった坂道もよくご存じなのだなと感じたのでした。
家の前までつけてもらい、玄関へ入ると12時近く。
点滴して来た分、多少はさっきよりも良いのでしょうが、予断は許さない状況に変わりありません。
ネコを心配しつつも、温くなったお風呂に熱いお湯を今一度入れて冷えた身体を温めました。
夜中にどうにかなっていたらどうしよう;そう思いながら一応は自分も床に就きましたが、途中2時間ごとに様子を伺っておりました。
ネコ自身は帰ってきた時同様、そのままキャリーバッグの中で一晩過ごさせました。
結局一晩経ってどうだったのか。
蓋を開けたままのバッグの中で寝ているネコを見ると、なんとかまだ息はしていました。
ああ、良かった;とひとまずは安心しますが、これも当然の如くまだ目には力がありません。
水は飲むかな?と思い、自分の指先に少しずつつけて口元へもっていくとペロペロと舐めてくれました。
その程度では飲んだということにはなりませんけども。
続いて、まだ無理だろうけれど、と生の餌を少しスプーンに載せて持っていくと、これは食べてくれました。
そこでほんの少しを皿にあけると、今度はそれを自ら食べ始めました。
本来餌自体をやってよいものかどうかわかりませんが、食べてくれたなら良いか、とその時は思っておりました。
そうしつつも、こんなにさせてしまってごめんよぉ、あの時外に出さなかったら;とネコの顔を見ながら、いつになくワンワン泣いてしまいました。
これまでネコを何匹か飼ってきましたが、ここまで泣いたのはそうないかもしれません。
今は家族といえば、このネコと自分だけ。
他人(ひと)からすればただのネコですが、自分にとってはかけがえのない家族の一員です。
ですので尚更だったかと我ながら思います。
その後、祝日でもやっているかなとこれまでお世話になっていた獣医さんに電話をしましたが、休日ということであまり芳しい答えは頂けません
でした。
ならば明日にしますと電話を切りました。
肝心のネコはといえば、案外としっかりしてき、自分で歩ける、ともすれば小走りくらいはするようになっており、昨夜のことを考えると
うそのようでした。
それでもこれも当然ながら本調子でないことは分かりきったこと、今日はこの子のために病気平癒(びょうきへいゆ)の祝詞を上げさせて
もらおう、そう思い、装束に着替えてその後は神殿へ参りました。
(ちょっと前の写真です)
装束を身に着けると心なしか気も引き締まります。
いつも以上に(というといつも真面目にしていないようですが;そんなことはありませんよ)丁寧に謝恩詞という祝詞をあげ、その次に
病気平癒の祝詞を奏上致しました。
次にはネコのところへ奉幣(ほうへい)を持っていき、左右に振って今一度神殿へ戻ります。
最後は神様の前で祈念し、終了となりました。
その際、神様、大神からは
“ そちの家族(うから)だからの
ようなるようにの ”
このように言われました。
この言葉を聴き、思わずまた泣けてきたのでした。
ところでこの家族と書いて、うからと呼びますが、祝詞を聞かれておりますと「うからやから」という言葉を耳にされるかと思います。
これは漢字にあてはめると「家族生族」となり、その名の如く、家族であったり一族郎党とお考え頂ければというところですね。
「やから」といえば、つい「輩」の文字を思い浮かべますがそうではありません、お間違えのないように。
話は脱線しましたが、言われるように大事な家族の一員、いつまでも元気で居てほしい、そう願うばかりです。
此処で最初に書きました乾燥機の故障、傘を無くしたこと、壊れたこと、我ながらどうしてこうも続くかな、しかも結構大事と感じている物が
と思っておりました。
これらはどうやらこの度の我が家のネコの身代わりだったのではと感じております。
それにしては安いんじゃない?とも思われるでしょうか。
これらはどれも身体を雨から濡れるのを防いだり、あるいは身体に纏うものを乾かしてくれたりと、何かと身体に関連しているものかなと
こじつけではありますが、考えたりもしました。
そう思えば長年大事にしてきたものでもあり、お気に入りだったことも加味すれば、ネコの身代わりにはある意味、その役目を果たしてくれた
のではと考えたりもしたのでした。
物は替えが利きます、けれど命だけはこの命だけ、日頃自分などは魂、御霊は続いていくものなどと大層なことを抜かしておりますが;
今のこの子はこの子だけしかいない、そう今回は強く感じた次第です。
明日、もう一度獣医さんへ連れて行こうかと思います。
先ほど、また生の餌は食べてくれましたので、そこそこ大丈夫かとは思いますが、まだ分かりませんよね。
元気になってくれることを祈るばかりです。
今日はいつもと少し違うお話を、しかも長々と書かせて頂きました;。(すみませんです;)
それでもいつに変わらずお付き合い下さいました皆様、有難うございました。
感謝申し上げます。
朝から良いお天気で始まりました。
実は昨夜我が家では大変な事態が発生しまして。
と書くとなにやらとんでもないように思えますが、まさにとんでもないことが起こっておりました;。
先日、自分のお気に入りの傘を無くした、別の日傘の石突きが曲がってしまったと一人嘆いておりましたよね。(お騒がせしております;)
昨日、もうひとつ壊れたものがありました。
長年使っていた衣類乾燥機、これがとうとう壊れてしまったようでした。
結婚してからこっち、主人が(本人曰く、ですよ)皮膚が弱いので自分の下着やらタオル類は全て乾燥機にかけてくれと常々言っていました。
そんなこともあり我が家では結構長い間、この衣類乾燥機を使用するのが当たり前となっています。
主人亡き後、電気代も掛かることだし、この際止めるかと一時期使うのを止めていたのですが、使わずにタオルを乾かすとこれまたふんわりと
した感触はなくなる訳でして、やっぱり使うかとなり、そのまま継続して使用してきました。
今の乾燥機は主人が居た頃に買い換えた覚えがあり、そう考えると10年はゆうに経っています。
途中、部品を幾度か交換したりしつつも最近はどことなくだましだまし使っていた感は否めませんでした。
そんな、いつ不具合で止まってもおかしくないよな;と感じながらだったので、その時がとうとう昨日のその時点で訪れたようです。
最後にピーーーッと音がして、見てみればあれこれの動作のボタン部分が一斉に点灯しております。
ああ、もうこれはお役御免だなと感じ、長い間不ご苦労様でしたとその乾燥機に言って、まだ生乾きのタオルを取り出したのでした。
と、そんなことがあったのが昨日の朝のこと。
うちのネコのことを昨日のブログで調子悪いと書いておりましたが、昨晩、それでも多少元気になったのか普通に二階から下りて来て、外に
出せというので仕方ないねと思いながら出してやりました。
しばらくして戻り、いきなり部屋の中で草を吐き戻すかして後、再び窓から出てしまいました。
具合悪いのかな?と思いながらおりますと外から物凄い声、広島弁でおらぶという言い方をしますが、なんともいえぬ大きな苦しそうな声で
鳴きだしました。
何事?と最初は思ったのですが、そのままにしておくわけにもいかず、暗い中でうずくまっている子を抱きかかえて戻ると、これまでに見た
ことのない顔つきになっています。
目の周りは赤くしょぼつき、どうにも普段の様相とは違います。
このまま放って置くといけない、でもどうしょう;と思いながらも息子に電話したり、その前にネットで獣医さんを探したりしました。
その間にもなんとも苦しそうで、早くなんとかせねばと思い夜間の獣医さんの救急病院へ電話し、タクシーを呼び、そこへ行く事としました。
普段獣医さんへ行くとなるとキャリーバッグには相当な抵抗をして入るまいとしますがこの度はそんな気力もないようでした。
ややして来てくれたタクシーに乗り、そこそこ距離のあるその救急病院へと向かいます。
この時点で9時を回っていたでしょうか。
夜間の救急とあり、結構あちこちからワンちゃんやらを連れてこられているようです。
自分の前の方の診察が終わり、獣医さんへ診てもらうことになりました。
これまでの経緯を一通り説明し、ネコを診てもらいますが、事故等の怪我はなさそう、目が赤いということは何かのアレルギー反応かとも
言われましたが、いきなりのことで分かろうはずもありません。
取りあえずまずは血液検査をしてもらうこととしました。
採血の間もまったく声を出すこともなく、かなり衰弱しているようです。
結果が出るまで待合でお待ちくださいといわれ、もう一度ネコをキャリーバッグに入れ、診察室を出ました。
その間に息子から電話出来る?とラインが入っており、他に人も居ませんでしたので、そこで手短かにこれまでの事を電話しました。
し終わると、どうぞ中にお入りくださいと呼ばれ、結果を教えて抱きました。
検査から分かったのは肝臓の数値、GPT,GOTが共にかなり高いということ、これはアレルギー反応がある時もこんな風に出ることもある
または何かの薬物、毒物等を口にしたらば、今後余計に悪くなり劇症肝炎へと移行するかもしれない、今分かるのはこれくらいで治療と
しては点滴の中にビタミン剤と吐き気止めをいれてあげることと話されました。
自分自身、気が動転しており、他にも説明はあったのでしょうけれど、これくらいしか覚えておりません。
いずれにしても今夜はその対症療法としての点滴をしてもらうことにしました。
点滴をされる間中、別の獣医師さんに抱きかかえられておりましたが(医師の方ではないかもですが;)抵抗することなくなされるがままに
しておりました。
いつもこんなに大人しいの?と聞かれますが、いやさすがにこんなことはないです、ととてもハキハキ対応して下さる女医さんに伝えておりました。
そのうち点滴も終わり、キャリーバッグへ入れる際には体温が低いことを慮って敷いていたタオルの下へ温めた点滴のバッグを湯たんぽ代わりに
と入れて下さいました。
なんとか診察を終え、また待合いでしばらく待つ間次の患者さん?を連れた方が来られました。
キャリーバッグの中にはこちらもネコさんが不安そうな感じで入っていましたね。
夜間になり、他には何処へも開いてない時間帯ですから朝まで待てないという救急のこの外来は結構訪れる方が多いようです。
その代わりといっては申し訳ないのですが、初診料も診察料等もかなり高くつきます;。
しかし命とどちらが大事かと言われれば答えは決まっていますよね。
(クレジットでも大丈夫ですよと言われるのはこんな緊急時には大変助かりました、一応最初の電話の際にも確認しましたが、かなりの金額を
言われて怖気づいたのも本当です;;)
帰りは行きしな乗ってきたタクシー会社に電話するとどうやら乗せてもらった方が割りと近くにおられたようで、結局は同じ車で戻ることに
なりました。
人の良いオジサンドライバーさんで行く時からかなり親切に声を掛けて頂いておりました。
聞けばどうやら同じ地域にお住まいのようで、道理で我が家へ上がるこのくねった坂道もよくご存じなのだなと感じたのでした。
家の前までつけてもらい、玄関へ入ると12時近く。
点滴して来た分、多少はさっきよりも良いのでしょうが、予断は許さない状況に変わりありません。
ネコを心配しつつも、温くなったお風呂に熱いお湯を今一度入れて冷えた身体を温めました。
夜中にどうにかなっていたらどうしよう;そう思いながら一応は自分も床に就きましたが、途中2時間ごとに様子を伺っておりました。
ネコ自身は帰ってきた時同様、そのままキャリーバッグの中で一晩過ごさせました。
結局一晩経ってどうだったのか。
蓋を開けたままのバッグの中で寝ているネコを見ると、なんとかまだ息はしていました。
ああ、良かった;とひとまずは安心しますが、これも当然の如くまだ目には力がありません。
水は飲むかな?と思い、自分の指先に少しずつつけて口元へもっていくとペロペロと舐めてくれました。
その程度では飲んだということにはなりませんけども。
続いて、まだ無理だろうけれど、と生の餌を少しスプーンに載せて持っていくと、これは食べてくれました。
そこでほんの少しを皿にあけると、今度はそれを自ら食べ始めました。
本来餌自体をやってよいものかどうかわかりませんが、食べてくれたなら良いか、とその時は思っておりました。
そうしつつも、こんなにさせてしまってごめんよぉ、あの時外に出さなかったら;とネコの顔を見ながら、いつになくワンワン泣いてしまいました。
これまでネコを何匹か飼ってきましたが、ここまで泣いたのはそうないかもしれません。
今は家族といえば、このネコと自分だけ。
他人(ひと)からすればただのネコですが、自分にとってはかけがえのない家族の一員です。
ですので尚更だったかと我ながら思います。
その後、祝日でもやっているかなとこれまでお世話になっていた獣医さんに電話をしましたが、休日ということであまり芳しい答えは頂けません
でした。
ならば明日にしますと電話を切りました。
肝心のネコはといえば、案外としっかりしてき、自分で歩ける、ともすれば小走りくらいはするようになっており、昨夜のことを考えると
うそのようでした。
それでもこれも当然ながら本調子でないことは分かりきったこと、今日はこの子のために病気平癒(びょうきへいゆ)の祝詞を上げさせて
もらおう、そう思い、装束に着替えてその後は神殿へ参りました。
(ちょっと前の写真です)
装束を身に着けると心なしか気も引き締まります。
いつも以上に(というといつも真面目にしていないようですが;そんなことはありませんよ)丁寧に謝恩詞という祝詞をあげ、その次に
病気平癒の祝詞を奏上致しました。
次にはネコのところへ奉幣(ほうへい)を持っていき、左右に振って今一度神殿へ戻ります。
最後は神様の前で祈念し、終了となりました。
その際、神様、大神からは
“ そちの家族(うから)だからの
ようなるようにの ”
このように言われました。
この言葉を聴き、思わずまた泣けてきたのでした。
ところでこの家族と書いて、うからと呼びますが、祝詞を聞かれておりますと「うからやから」という言葉を耳にされるかと思います。
これは漢字にあてはめると「家族生族」となり、その名の如く、家族であったり一族郎党とお考え頂ければというところですね。
「やから」といえば、つい「輩」の文字を思い浮かべますがそうではありません、お間違えのないように。
話は脱線しましたが、言われるように大事な家族の一員、いつまでも元気で居てほしい、そう願うばかりです。
此処で最初に書きました乾燥機の故障、傘を無くしたこと、壊れたこと、我ながらどうしてこうも続くかな、しかも結構大事と感じている物が
と思っておりました。
これらはどうやらこの度の我が家のネコの身代わりだったのではと感じております。
それにしては安いんじゃない?とも思われるでしょうか。
これらはどれも身体を雨から濡れるのを防いだり、あるいは身体に纏うものを乾かしてくれたりと、何かと身体に関連しているものかなと
こじつけではありますが、考えたりもしました。
そう思えば長年大事にしてきたものでもあり、お気に入りだったことも加味すれば、ネコの身代わりにはある意味、その役目を果たしてくれた
のではと考えたりもしたのでした。
物は替えが利きます、けれど命だけはこの命だけ、日頃自分などは魂、御霊は続いていくものなどと大層なことを抜かしておりますが;
今のこの子はこの子だけしかいない、そう今回は強く感じた次第です。
明日、もう一度獣医さんへ連れて行こうかと思います。
先ほど、また生の餌は食べてくれましたので、そこそこ大丈夫かとは思いますが、まだ分かりませんよね。
元気になってくれることを祈るばかりです。
今日はいつもと少し違うお話を、しかも長々と書かせて頂きました;。(すみませんです;)
それでもいつに変わらずお付き合い下さいました皆様、有難うございました。
感謝申し上げます。