こんばんは。
朝、いつものように太陽に向けて撮るとその周りにハロ、日暈(にちうん)、つまり日がさというのが現れていました。
また左右両脇には幻日(げんじつ)と呼ばれるハロよりも濃い虹色が見えておりました。
気象現象のひとつですけれど、これが見えると次の日くらいはお天気が崩れるようですね。
結構良く出ていたりしますが、大抵は気づかず終わるようです。(いちいち空、見上げませんしね;)
たまには皆様も、そんな空、見上げてみて下さい、龍は無理;でも面白い雲等に出会えるかもしれませんよ。
昨夜、寝る前になんとなく喉の調子が今ひとつだなと思いながら就寝しました。
夢の中で喉に何かが引っ掛かっている場面を見つつ、それを出そうとして咳き込むようにしておりました。
実際にもかなり咳をついていたようで、自分のコンコンという咳き込みで明け方目が覚めたくらいでした。
時たまこんな感じで咳をしていることに気づく時がありますね。
このところの不順な気候のせいか、どうやら鬼の霍乱、風邪になりかけなのかもしれません;。
暑いのか肌寒いのか、なんとも形容しがたいこのところの気候、はやく次の季節へ移行して欲しいものです。
そんな少ししんどいなと感じつつも午後から出てこなくてはいけない用があり、またしても出かけて参りました。
終わればさっさと帰ろう、そう思いつつ結局はいつものように同じくらいまで出ておったのですけれど;。
そんな我が身を気遣ってか?テラとエーヴィンからはそれぞれにこんな言葉を掛けてもらっておりました。
“ しんどいんやったら 早めに手当てしとく方がええよ?
大丈夫いうて無理して歩きに行ったりして しんどうなるんは
ちょっと止めといた方がええね
こんところの気温の激変でちょっとばかりしんどうなってんねや 身体も ”
‘ テラさんの言う通りだよ
無理しちゃってると また後がしんどいでしょ?
咳つくのも そういうこと
左手だけ冷たいのも 不調だからだよ
自分の身体を労わってね ’
こんな風に、いわば異口同音に無理するな、身体を大事にしろと労い?の言葉を掛けられたのですけれど。
有難いことと感じつつ、無理も何も殆ど何にもしてないけどな;これはある意味怠惰から来ておるのかもと思えるほどの自分です;。
それでもいつか此処へ書かせて頂いたように思い当たるとすれば、それこそ「春バテ」というものでしょうか。
こうも暑くなったり急に冷え込んだりですと、大丈夫なつもりでも身体は変調をきたすのかもしれませんね。
大体が寒がりな自分、未だに半袖は着る気にもなれず、家の中では余計に羽織るものを毎日とっかえひっかえしてるところです;。
これでまたいきなり暑くなると、またもやだるさに襲われそうですね;。
そんな風に二人;?の存在から心配されつつ、また自分でも早よ帰ろ、と思いながらもせっかく街中まで出てきたのならいつも立ち寄る画廊を
覗いてみようかと考え行ってみました。
これが出べそたる所以ですね;。(苦笑)
油絵の展示があったり焼き物(陶器)の作品があったりと様々に賑わっておられました。
そんな大きな部屋の隣にもう一部屋、此方にも別の方の展示作品が飾られておりました。
どうやら漆を用いたもののようです。
拝見すると一番最初に目に飛び込んできたのは「ちんあなご」の作品。
作品といっても漆を塗った器とかでは全くなく、本当に絵のような、はたまたオブジェのようなものばかりです。
一見しただけでは、どこへどのような手を加えておられるのかわかり難いものもありますが、じっと見ておりますと作家さんの方からお声を掛けて
頂き、ついつい技法等についてあれこれと話を伺っておりました。
漆芸というのはご存じの方もおられるでしょうけれど、螺鈿(らでん)といい貝の内側、裏側というのか虹色に光る部分を小さく板状に切り出し
漆地や木地の表面に嵌め込む技法を用いたりします。(使用される貝はアコヤ貝、白蝶貝などです)
非常に緻密な技法の中のひとつです。
その他にも、幾重にも塗り重ねた色の違う漆を上から布でこそぎ落とすのではありませんけれど、下の色が出るように磨いて出しいく方法なども
あります。
その他にも漆芸に使われるそれらの技法を巧みに用いながら、その作風は日本に昔から伝わる漆の作品とは相当にかけ離れた物ばかりが並べられ
ておりました。
蛇口から黒い水が流れ出ているオブジェであったり、全身これ殆どショッキングピンクに塗られた、それこそ現代チックなクマにこれまた様々な
キラキラのモチーフをこれでもかと散りばめた作品など、ひと目見ただけでは、到底漆芸とは似ても似つかぬものも数多く展示しておられました。
先にも書いたように昔ながらの、いわば旧態然としたものを求められる方からすれば、ある意味目を剝くほどの作品かもしれません。
けれどそのような昔ながらの物は今の若い方にはあまり、というよりもほぼ振り向いてくれないものになるつつあるとも言われました。
ならば、そこから抜け出して漆を用いつつも新しい感性で表現してみたいとして始められたのだそうです。
実際、その作品のいくつかは海を渡り海外での評価が高くなされておるようです。
アメリカのミネアポリス美術館にも置かれているとかで
「去年行ってきました。でも行けるんならマカオに行きたいですわ。というてもあそこはほんまにお金もって行かへんと面白うないでしょうね」
と滋賀県出身で現在は京都へお住まいの作家さんはおっしゃっておられました。
マカオといっても、置かれているのは名にし負う、あのホテルオークラ。
「ホテルのどこでしょねぇ、どこかの部屋の隅っこの方かもしれませんけど」
そうおっしゃる作家さんに、いやまさかそんなことはないでしょう、多分ロビーの一番目立つ場所へ、こうドーンと据えておられるんじゃない
ですか、などとまたもやオバサントークを炸裂;して参りました。
普段は静かなはずの画廊でひとしきり大笑いならぬばか笑い;をしながらしばしお話をさせて頂きました。
関西の方は不思議とどの方も笑いを取ろうとしてくださる精神が大いにおありのようで、自分のような者は助けられております;。
この方のお名前は 佐野暁氏。
広島 八丁堀本店7階ギャラリーにて来週18日水曜日まで『URUSHISM 佐野暁 うるし展』として開催されております。
お近くの方はお立ち寄りになられてみては、と存じます。
終わってみれば、これまたいつものオバサンのお出かけ日記となったようですね;。
しんどいというのは方便か;?なところですけれど。
つい好きな物には夢中になってしまう自分でありました;。(苦笑)
明日も実はあるところへこれまたお出かけとなります;。
え、どこかって?
毎月参っております、あそこ、ですよ。
その様子はその明日にでも。
本日もこのブログへのお付き合い、真に有難うございました。
感謝申し上げます。
朝、いつものように太陽に向けて撮るとその周りにハロ、日暈(にちうん)、つまり日がさというのが現れていました。
また左右両脇には幻日(げんじつ)と呼ばれるハロよりも濃い虹色が見えておりました。
気象現象のひとつですけれど、これが見えると次の日くらいはお天気が崩れるようですね。
結構良く出ていたりしますが、大抵は気づかず終わるようです。(いちいち空、見上げませんしね;)
たまには皆様も、そんな空、見上げてみて下さい、龍は無理;でも面白い雲等に出会えるかもしれませんよ。
昨夜、寝る前になんとなく喉の調子が今ひとつだなと思いながら就寝しました。
夢の中で喉に何かが引っ掛かっている場面を見つつ、それを出そうとして咳き込むようにしておりました。
実際にもかなり咳をついていたようで、自分のコンコンという咳き込みで明け方目が覚めたくらいでした。
時たまこんな感じで咳をしていることに気づく時がありますね。
このところの不順な気候のせいか、どうやら鬼の霍乱、風邪になりかけなのかもしれません;。
暑いのか肌寒いのか、なんとも形容しがたいこのところの気候、はやく次の季節へ移行して欲しいものです。
そんな少ししんどいなと感じつつも午後から出てこなくてはいけない用があり、またしても出かけて参りました。
終わればさっさと帰ろう、そう思いつつ結局はいつものように同じくらいまで出ておったのですけれど;。
そんな我が身を気遣ってか?テラとエーヴィンからはそれぞれにこんな言葉を掛けてもらっておりました。
“ しんどいんやったら 早めに手当てしとく方がええよ?
大丈夫いうて無理して歩きに行ったりして しんどうなるんは
ちょっと止めといた方がええね
こんところの気温の激変でちょっとばかりしんどうなってんねや 身体も ”
‘ テラさんの言う通りだよ
無理しちゃってると また後がしんどいでしょ?
咳つくのも そういうこと
左手だけ冷たいのも 不調だからだよ
自分の身体を労わってね ’
こんな風に、いわば異口同音に無理するな、身体を大事にしろと労い?の言葉を掛けられたのですけれど。
有難いことと感じつつ、無理も何も殆ど何にもしてないけどな;これはある意味怠惰から来ておるのかもと思えるほどの自分です;。
それでもいつか此処へ書かせて頂いたように思い当たるとすれば、それこそ「春バテ」というものでしょうか。
こうも暑くなったり急に冷え込んだりですと、大丈夫なつもりでも身体は変調をきたすのかもしれませんね。
大体が寒がりな自分、未だに半袖は着る気にもなれず、家の中では余計に羽織るものを毎日とっかえひっかえしてるところです;。
これでまたいきなり暑くなると、またもやだるさに襲われそうですね;。
そんな風に二人;?の存在から心配されつつ、また自分でも早よ帰ろ、と思いながらもせっかく街中まで出てきたのならいつも立ち寄る画廊を
覗いてみようかと考え行ってみました。
これが出べそたる所以ですね;。(苦笑)
油絵の展示があったり焼き物(陶器)の作品があったりと様々に賑わっておられました。
そんな大きな部屋の隣にもう一部屋、此方にも別の方の展示作品が飾られておりました。
どうやら漆を用いたもののようです。
拝見すると一番最初に目に飛び込んできたのは「ちんあなご」の作品。
作品といっても漆を塗った器とかでは全くなく、本当に絵のような、はたまたオブジェのようなものばかりです。
一見しただけでは、どこへどのような手を加えておられるのかわかり難いものもありますが、じっと見ておりますと作家さんの方からお声を掛けて
頂き、ついつい技法等についてあれこれと話を伺っておりました。
漆芸というのはご存じの方もおられるでしょうけれど、螺鈿(らでん)といい貝の内側、裏側というのか虹色に光る部分を小さく板状に切り出し
漆地や木地の表面に嵌め込む技法を用いたりします。(使用される貝はアコヤ貝、白蝶貝などです)
非常に緻密な技法の中のひとつです。
その他にも、幾重にも塗り重ねた色の違う漆を上から布でこそぎ落とすのではありませんけれど、下の色が出るように磨いて出しいく方法なども
あります。
その他にも漆芸に使われるそれらの技法を巧みに用いながら、その作風は日本に昔から伝わる漆の作品とは相当にかけ離れた物ばかりが並べられ
ておりました。
蛇口から黒い水が流れ出ているオブジェであったり、全身これ殆どショッキングピンクに塗られた、それこそ現代チックなクマにこれまた様々な
キラキラのモチーフをこれでもかと散りばめた作品など、ひと目見ただけでは、到底漆芸とは似ても似つかぬものも数多く展示しておられました。
先にも書いたように昔ながらの、いわば旧態然としたものを求められる方からすれば、ある意味目を剝くほどの作品かもしれません。
けれどそのような昔ながらの物は今の若い方にはあまり、というよりもほぼ振り向いてくれないものになるつつあるとも言われました。
ならば、そこから抜け出して漆を用いつつも新しい感性で表現してみたいとして始められたのだそうです。
実際、その作品のいくつかは海を渡り海外での評価が高くなされておるようです。
アメリカのミネアポリス美術館にも置かれているとかで
「去年行ってきました。でも行けるんならマカオに行きたいですわ。というてもあそこはほんまにお金もって行かへんと面白うないでしょうね」
と滋賀県出身で現在は京都へお住まいの作家さんはおっしゃっておられました。
マカオといっても、置かれているのは名にし負う、あのホテルオークラ。
「ホテルのどこでしょねぇ、どこかの部屋の隅っこの方かもしれませんけど」
そうおっしゃる作家さんに、いやまさかそんなことはないでしょう、多分ロビーの一番目立つ場所へ、こうドーンと据えておられるんじゃない
ですか、などとまたもやオバサントークを炸裂;して参りました。
普段は静かなはずの画廊でひとしきり大笑いならぬばか笑い;をしながらしばしお話をさせて頂きました。
関西の方は不思議とどの方も笑いを取ろうとしてくださる精神が大いにおありのようで、自分のような者は助けられております;。
この方のお名前は 佐野暁氏。
広島 八丁堀本店7階ギャラリーにて来週18日水曜日まで『URUSHISM 佐野暁 うるし展』として開催されております。
お近くの方はお立ち寄りになられてみては、と存じます。
終わってみれば、これまたいつものオバサンのお出かけ日記となったようですね;。
しんどいというのは方便か;?なところですけれど。
つい好きな物には夢中になってしまう自分でありました;。(苦笑)
明日も実はあるところへこれまたお出かけとなります;。
え、どこかって?
毎月参っております、あそこ、ですよ。
その様子はその明日にでも。
本日もこのブログへのお付き合い、真に有難うございました。
感謝申し上げます。