京都・㐂むら(きむら)呉服店公式blog〜受け継ぐ着物

創業87年。2013年に家業を継ぐため異業種から転身。2021年に主人も加わりました。お得な商品の紹介や日常を綴ります。

祈りの新春・北野天満宮そして上賀茂神社へ

2024-01-13 12:02:15 | お出かけ

年末年始の体調不良から復活。

個人的には喪中なのでお詣りはしてませんが、中学受験を控える姪っ子のために北野さんへ。
 
 
3が日過ぎてもたくさんの人。
正規ルートとは別のルートから本殿へ行き合格祈願お守りを頂戴しました。
どうか行きたい学校とご縁がありますように



私が頭よくなっても意味もないのですが、姪っ子に代わって頭なでなで。
そういえばコロナ禍のときは牛もマスクして触ってもいけなかったでしたっけ?
過ぎれば嘘のようなホントの話。
中国では50年間充電しなくても使える原子力電池が一般消費者向けに開発されたとか?
昔は毎日充電せなあかんかってんてー
なんてバッテリー残量一桁に怯える日々も嘘のようなホントの話になるのかも?
時代はどんどん流れてますねー。
 
北野さんとは別日ですが、お正月のけたたましさが落ち着いた頃に、着物に着替えて上賀茂神社へおさんぽに出掛けました。
 
 
神馬さんも人参欲しがるぐらい人気無し。
 
 
そして看板がやたら増えてると思ったらガッツリ大河ドラマにのっかってる。
これもひとつの時代の流れでしょうか。
上賀茂神社の新たな魅力再発見ですね。



帰りの参道。
お!昇龍
と思わず空を撮影。



空を見てそんな風に思えるぐらい平和でありますように。
被災地域の方にもなるべく早く平穏な日常が戻りますように。
皆さまにとってよい年となりますように
 
㐂むら呉服店
 

3年ぶりですってー!2022祇園祭宵々山

2022-07-16 15:03:56 | お出かけ

3年ぶりの祇園祭宵々山。

天気予報では一日中雨の予報だったので
行くのを躊躇っていましたが
待てど暮らせど雨降らず。
 
雨雲レーダーで見ても
どうやら降りそうにないので
よし!今日だ!!
と、宵々山へ行ってきました。
 
 
夕方出かける前にちょっと降り
湿度も気温も下がって浴衣でちょうど良い気候に
こんなにストレスフリーな祇園祭はなかなかありません!
3年ぶりの八坂パワーさすがです
 
室町通りを上がって四条通を曲がり月鉾へ。

 
この辺りは呉服の問屋さん街。
仕入れのためにほぼ毎日車でぐるぐる回っている道ですが
お囃子聞けば別世界。
いつもの道を全然違う感覚で歩けてしまう所が
お祭りの魅力かもしませんね
 
マスク姿のお囃子さんもなかなか粋なもの。
 
 
コロナで生まれた文化を上手に取り入れる。
それが千年続く秘訣でしょうか。
 
四条通の真ん中で

 
今日は貝の口を結びましたー。
 
男性はなるべく小さく結ぶほうが粋ですが
女性は自分の肩巾ぐらいの大きさに結ぶとバランスよいと思います。
 
それにしても浴衣姿の人が少なかったなぁ
雨予報だったからかなぁ。
 
全国の着付け教室の先生方!着付け師の方々!!
共にがんばりましょー
 
さて、
足も疲れたしそろそろ帰りますか。



その前に乾杯
 
※今年も午後6時から宵々山と宵山は歩行者の道路規制が行われております。
京都府警から案内が出ておりますので宵山へ行かれる方はぜひご参考になさってください。
 
 
㐂むら呉服店
営業時間:午前9時30分〜午後7時頃
定休日:日曜・祝日
 
603-8161
京都市北区小山北大野町59
フリーダイヤル0120-293-055
南店直通075-491-2862
kimurakimonoshop@gmail.com

着物でお出かけ!大徳寺から北山へ

2022-06-16 20:28:17 | お出かけ

京都も梅雨入りとなりました。

だんだんと湿度があがってジメジメした空気を感じながらブログを書いています。
 
そんな梅雨入り前の最後の快晴となったのは先日の日曜でした。
ほどよい風も吹いていて、
しばらく気持ちよく着物を着る季節とはおさらばなので
久しぶりに主人と着物で近所をぶらぶらしました。
 
着物でお出掛けに困らないのが京都のイイ所
 
先日お客様のTwitterで
大徳寺の孤蓬庵が7年ぶりに一般公開となり、
しかも今日が最終日だという事を知り早速GO
 
 
弧蓬庵は大徳寺内を西へ歩き、
今宮門前通りも超えて紫野高校も超えての最西端。
そこも大徳寺内だったのですねー!
 
 
ずんずん進むダンナ。
どんどん突き放される私
 
一昨年まで問屋さんで修行していた主人は
着物で展示会のお手伝いによく行っていたので
着物姿でも歩くスピードがスタスタ
洋服姿のほうがスピード遅いのはなんでー
 


内部はもちろん写真撮影不可でしたが
小堀遠州のこだわりの茶室やお庭は平和の極み
 
建物の随所には大好きな富士山をモチーフとし
故郷の近江八景を眺めながらお茶を点て
西洋文化を積極的に取り入れて新しい物に挑戦していく。
 
戦国時代を生き抜いた後、
平和な徳川の時代に道楽できるようになった事を楽しんでいるような
そんなお庭と建物でした。
 
しかも前日の雨上がりで空気は澄み渡り
緑は少しまだ水滴が残っていてキラキラ
お庭の赤土は水分を吸ってより赤く鮮やかに。
 
案内人の方曰く、
庭師さんが今までで一番キレイなんじゃ!
とおっしゃっていたぐらいだそうです。
(毎日おっしゃてるかもしれませんが
 
小堀遠州の「綺麗さび」
戦争が身近に感じられる今だからこそ
より美しく貴重なものに思えました。
 
さて、
大徳寺を後にして北山大宮のウルクスでランチをいただき
今度は表千家北山会館へ。
 
今回は風炉のお茶事の展示。
「綺麗さび」から「わびさび」への頭の切り替えが追い付かないまま、
午後4時で閉館するというのに午後3時45分に入ってしまったので
超高速で観覧させていただきました!
 
 
もちろんお茶とお菓子も超高速でしっかりいただきました!
(目的コレやろ
 
帰り際、ふと足元をみると



えー
めちゃ足袋汚れてるーッ
一体どこで?
帰ったらすぐウタマロ石鹸でゴシゴシですー



でももうしばらく非日常を味わってから・・・。
 
最後まで読んでいただきありがとうございました!
和装のことならなんでもご相談ください
 
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各工程の職人さん勢揃い!本場結城紬展行ってきました

2021-03-02 11:09:00 | お出かけ
先日の土曜日。
父に店番をお願いし、結城紬を学ぶため大阪まで行ってまいりました。
 


結城紬と言っても色々ありまして、
女性が唾液を使って手で紡ぎ地機で織る本場結城紬はなかなかお目にかかれません。
ましてやその職人さんやその作業をする姿を見る機会など関西では滅多にありません!
 
今回このようなご時世だという事もあり、各工程の職人さんたちの時間ができ、大阪まで来てくださいました。
 
 
立派な建物大阪市中央公会堂
緊急事態宣言中でしたが、大阪市の強い要望で開催されたそうです。
その分何度も検温もされましたし、アルコール消毒も何度もしました。

 
入ると長~い衣桁に結城紬の反物が
これは単衣などに最適な結城ちぢみだそうです。
結城紬のちぢみなんて珍しいですよねー。

 
そして工程見学へ。
 
繭約2200個。
これが着物1反分(約13m)だそうです。

 
その繭を煮て柔らかくしてから、ぬるま湯の中でお蚕さんを取り出し、手の指で広げて真綿にします。
台の左側が柔らかくなった繭。右側が繭を広げた後の真綿になります。
 
 
ちなみに中から出てきたお蚕さんはミイラのように真っ黒でした。
白いと思っていたのでちょっと衝撃的でした
 
真綿から糸を紡いでいきます。
今回はコロナの関係で水で紡いでおられましたが、本来は唾液を付けながら紡いでいかれます。
水だと乾燥するとまた真綿に戻ってしまうそうです。



年齢とともに唾液の性質も少しずつ変わるそうで、若い方のほうが柔らかく、高齢の方のほうが硬い糸になるそうです。
ですので硬い糸は経糸にするなど使い分けているということでした。
 
こちらができあがった糸。
 


触らしてもらったら、とても軽くてふわふわ~
結城紬が暖かいと言われるのは、1本1本優しく人の手で紡がれて、糸にたっぷり空気が含まれているからなのですねー!
 
ちなみに1反に必要な糸は約3万7000m。気の遠くなる作業です
 
その後、柄が書かれた着物専用の方眼紙に合わせて糸に墨打ちをし、木綿糸をくくっていきます。
 


細かい柄になればなるほどくくる箇所は増えます。
また色数が増えれば増えるほど、くくっては染めくくっては染めの繰り返し。
間違えると柄がつながらなくなるのでせっかく出来上がっても正規品ではなくなってしまう。
これも気の遠くなるほど大変な作業です

 
ちなみに糸が黄色いのは糊がおかれているから。
くくった箇所の染めが終われば、この糊をとって最後に地色を染めます。
2反分一緒にくくっているので、同じ柄の地色違いができるというわけです。
 
その染まった糸を使って地機(じばた)で織っていきます。

 
経糸のテンションは職人さんの腰で調整されています。
機械で張りっぱなしでするより糸が切れにくいのだとか。
 
この会場は乾燥していたので、途中何度か切れて直しておられました。
それぐらい繊細なんですねー。
だって優しく手で紡がれた糸ですもんねー
 
そしてこちらが、様々な職人さんの手によってようやく完成した本場結城紬の反物たちです。



ふわっとした感じ。
画像でも分かっていただけるでしょうか?
 
ちなみにこの雪輪柄の反物は、先ほど画像に写っていらっしゃった地機の職人さんが自分で墨打ちして織った結城紬だそうで、とてもレアなものだそうです。
 


というのもこの雪輪の白い部分。
通常は経糸の上糸が白で下糸は色がついているのでぼやっとした白になるのですが、これは上糸も下糸も白の柄をおいてあるのでパキッとした真っ白の雪輪になっているそうです。
ただし経糸の上糸と下糸の柄を合わせて織るのは相当難しいそうで、普通は輪郭がぼやけてしまうそうです。
このように輪郭もぼやけず真っ白の柄を織ることのできる職人さんは、この職人さんだけだろうとの事でした。
 
まさに熟練の技です
 
きっと「こんなの作ってみたい!」という思いから出来た柄なんでしょうけど、それを実現させてしまう所がスゴイです
この技が継承されるべきだとは思いますが、現在の価値観では難しいかもしれませんね
 
でも当日はたくさんの着物姿の方がおられました!
 


もちろんこれほどの手間暇のかかった反物ですので、それなりのお値段がするのは当然の事。
手が届かないという方も多いとは思うのですが、まずは日本にはたくさんの素晴らしい技術や生地があるという事を、もっと知ってほしいですよね
それが一番似合うのは日本人だという事も気づいてほしいです
 
こちらが本場結城紬の商標です。
 


地機の横に各社のロゴの判子が押されていて、どこの織元さんか一目瞭然です。
 
現地に着いたときにダンディな男性とステキな着物マダムに撮っていただきました。
 


大阪へは1年以上ぶり。
高いビルを見るのも久しぶりでした。
 
本場結城紬。
 
こんな色のありますか?など
ご興味のある方はどうぞお問合せください
 
 
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浴衣に着替えて行く先は?

2020-07-20 14:45:20 | お出かけ

3月以来です。

浴衣ですが、久しぶりに和装に着替えました。

 
 
ちょっと帯の締め方がゆるかったかなぁ。
久しぶりだとやっぱりぎこちないわぁ~
着付けをお教えした生徒さんたち
どうされているかなぁ?
 
なんて思いながらテクテク。。。
 
 
家を出て南へ南へ。
 
 
小川通りを下がり、
少し東へいった所のブルワリーへ。



レモンエール
 
暑いなか歩いたあとのビール最高~
 
 
今月は毎週末工場内で出来立ての生ビールがいただけます!
 
オープンエアなので涼しくはないのですが
3密を避けたい方にはおススメです!
 
2杯ほどいただいて
ちょっと散歩して帰りました。
 
途中お家のまわりを掃除されているおばさまに
 
「涼しげやね~
 
と声をかけて頂きました。
 
この場合、
「ほんまに涼しげでええね!」
なのか
「こんな暑いのに浴衣着てご苦労さん」
なのか
迷うところですが
 
後者を取って
「暑いですよ~
と言うときました。
 
西陣界隈を歩く時は緊張するぅ~
 
でも洋服だったら
そんな風に声を掛けてくださらなかっただろうし、
その方の話のネタになれたのなら
本望ですー
 
みなさん
浴衣はまだタンスの中ですか?
 
今年はコロナで楽しみ事が少ないですが
だからこそ浴衣で日常に花を添えませんか?
 
何を着ても暑いものは暑い
 
コロナとの距離感保ちながら
夏を楽しみましょー!
 
 
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国立博物館からのユリカモメ

2020-02-14 09:00:00 | お出かけ
先日、京都国立博物館へ行ってきました。
少しだけですが、型染の展示が行われていて、種類、歴史、文様の由来など色々と勉強させてもらいました。

やはり大正時代はいいですよねー✨
カラー写真があれば、どれだけ華やかだっただろうと想像してしまいます。

男性の着物もお洒落。
ト金と瓢箪の型紙があったのですが、立身出世の願いを込めたとか。
よーく見ないと分からないぐらい細かい柄に意味を持たせるセンス!
着物という1種類しかない形状だから生まれた感覚なんでしょうねー。
だから楽しい〜💕

3月15日まで開催されていますので、ご興味のある方はコチラをどーぞ。

さて、その帰りに鴨川を散歩しました。




ここ最近の寒気のせいか、まだユリカモメがたくさんいました。

なんで鴨川に?
というダンナ。

確かに最近はサギばかり見て、ユリカモメは見てなかったような。
でも昔から冬の鴨川といえばユリカモメなんですよねー。

これからまた3,000km飛んでカムチャツカ半島まで渡るんでしょうか。
お疲れさまです。

また来年もお待ちしています。

喜むら呉服店

京都北野天満宮のもみじ苑

2018-12-08 18:33:15 | お出かけ
北野天満宮といえば
合格祈願、梅、骨董市
というイメージしかなかったのですが、
先日お客さまから機会をいただき
お土居のもみじ苑へ行ってきました!

券には12月2日までと書いてあったので
慌てて最終日に行ったのですが、
現地の看板には12月9日までと張り替えてあり
会期は1週間延長していました

着物姿で小走りしたので
めちゃ汗だくになりました💦
そこまでしなくて良かったのか

北野天満宮の鳥居についたのは夕方

受付4時までと記載してあったのも小走りした理由です

でもライトアップしていたので
もう少し遅くてもよかったのかも?


初めてのもみじ苑

もみじも終わりかけなのかと
勝手に思い込んでいましたが
まさに見頃~
そりゃ延長しますよねー!!

しかも市内なのに空いてる~

やっぱり着物で来てよかったです

他にも着物女子発見!

今日はまだあたたかくて良かったです~

あまりに綺麗でバシバシ撮りまくるっ!!








めちゃキレイでした~

もみじ苑は明日までやっていますので
もしお時間あれば絶対行く価値アリですよ!!
※拝観料800円・お茶とお菓子付き

ちなみに
興味ないと思いますが今日の私の着物は・・・

母の銘仙の着物に
紬の着尺で作った名古屋帯
いつもの源氏車の羽織
紺のちりめんの帯揚
赤紫色の帯締

でした。

この名古屋帯はもう1本作ったので
それは絶賛販売中です!

またご紹介しますねー

㐂むら呉服店

年末参加した能楽大連吟2017

2018-01-12 11:56:55 | お出かけ
バタバタとしている間に年が明け、
1月ももう中頃。
昨年12月のブログ更新はなんと1回のみ!
ひどいものですよねぇ。。。

年始から着物業界の残念なニュースが飛び交ってます。
被害にあわれた方がたくさんいらっしゃる事にとても心が痛みます。

どうすればいいのか。。。

やはり本気でお客さまと長くおつきあいしたいと思っているお店が、もっと発信していかなくてはいけないですよね!

もっと若い方の目にとまるようにしていかないと。

なので!
とりあえず昨年の1月はブログ更新3回だったので
今年は4回以上書こう!と意気込んでます。
ぼちぼちですが、どうかあたたかい目で見守ってやってください

さて、
年末年始は着物を着て出かける機会もございました。

基本、「着物は自分が着たいときに着る!」がモットーですので
着ないときは全然着ないのですが
昨年末は「能楽大連吟」というイベントがございましたので
着させて頂きました。

岡崎の観世会館で行われた「大連吟」

大連吟とは、年末に第九ではなく、日本には「高砂」という慶ばしい歌があるからそっちをみんなで謳いましょー!というイベントです。

詳しくはこちらをご参照ください→【能楽大連吟公式サイト】

昨年の祇園祭の道端で高砂を聞いた事をきっかけに、
9月から4か月間、現役能楽師の先生から直接お稽古をつけてもらいました。

そしていよいよ本番!

200人弱ほどいらっしゃったのでしょうか?
観世会館の1階席半分以上を占める人たちで高砂を謡いました!

その晴々しいこと!!
言葉では何とも言い難いのですが
「高砂」のうたの中に
「さす腕(かいな)には悪魔を払い、おさむる手には寿福を抱き~」
という詞があるのですが
まさに瑞気集門!
謡っているだけで清められて、おめでたい運気が入ってくるような、そんな気持ちになりました

舞台では先生方や先生の先生方の仕舞も見させていただきました。
住吉明神の舞のときは一瞬月明りが見えて思わず上を見上げてしまいました
もちろん屋内なので上にはライトしかないのですが。
でもその話を一緒に行った友人にしたら、彼女も見えた!と言ってました。
そのぐらい先生の舞は幻想的でした

舞台前で友人たちと記念撮影

昨年仕立てた水色の結城紬に紅型の名古屋帯を合わせました。

高砂は松の精霊のお話なので松の帯にしようかと迷ったのですが
友人が小紋を着るというのでフォーマルはやめました。
実際先生方も何着てもかまわないとおっしゃっていましたので。

ひゃー!背中にシワがー!!
帯を回してるときに引っ張られたんでしょうね。。。
結んだ後にやはりあそこを引っ張らねば!

この大連吟
昨年で10回目だったそうです。
10年続けるにあたって先生方やスタッフの方たちの大変なご苦労を、終わってからの打ち上げの席での皆さんの涙で知りました。

本当にお疲れ様でした
そしてありがとうございました

11回目があるのかまだ未定だと聞きました。
でもとても感動的な体験をさせてもらったので、是非続けてほしいと勝手ながら思います。

本当にありがとうございました。
今年はぜひ能を観に行きたいと思っております。

喜むら呉服店


夏着物でシャンパンいただきました

2017-08-26 18:27:58 | お出かけ
先日ご紹介した日本酒とワイン酉さんの「浴衣とシャンパンで乾杯!」
私たちもお伺いしました!

銘柄はすっかり忘れましたが
シャンパーニュ地方の本物のシャンパン!

シャンパーニュ地方以外のシャンパンもありましたが
これが一番美味しかったですー

アテはハム盛り合わせ

通常メニューにある自家製鶏ハムも入ってて
とてもお得感ありました!
他に厚揚げも食べましたが
シャンパンに合わせるのは珍しいらしいです
結構イケましたよー

初日は浴衣で参加しましたが
最終日は主人と夏の着物で参加させていただきました

着物は薄グレー地にレモンイエローの縞柄の夏塩沢
帯は黒地にカラフルな横段柄の琉球南風原花織(はえばるはなおり)名古屋帯
帯揚は黄緑色で
帯締はエンヂ色の三分紐
帯留は浴衣にもしてましたが水色のガラス製のもの

よく見えなくてすみませんー

明るい所で見ると帯はこんな感じなんですー

私の中で琉球というと
紅型など割とハッキリした派手めな色合いのイメージなのですが
この南風原花織は控えめなカラフル色で
薄顔の私には馴染みやすい感じ

実は着物も帯も主人が探してきてくれたものでして
よく薄顔好みを分かってらっしゃるぅ~

しかし絹は思ったより涼しいですねー!
(あくまで思ったよりですが)
主人の着物は正絹だったのですが長襦袢はポリエステル
腕を触るとべとっと汗ばんでました
一方正絹の長襦袢を着ていた私の腕はさらっと!
肌に馴染む感じは絹がやはり一番なのですねー

ひょっとして浴衣より涼しいのでは?と思ってしまいました!
汗染みさえ気をつければ夏着物ハマりそうです

帰りは浴衣姿のアルバイトの女の子が
お見送りしてくれました

とても上品でかわいらしい子なんですよー!
袖の扱いに戸惑いながらお仕事される姿も可愛らしかったです!

来年は自分で着られるようになってほしいなぁ
なんて密かな希望を持ちながら
私たちは次のお店へ向かいました


喜むら呉服店