受け継ぐ着物~京都の老舗・㐂むら(きむら)呉服店blog

創業82年。2013年に家業を継ぐと決め異業種から転身しました。お得な商品の紹介と三代目として学ぶ日々を綴ります。

色無地を好きな色に染め替えて仕立て直す

2018-01-24 13:51:21 | 洗い・しみ直し・寸法直し・仕立て直し
若い頃に親が持たせてくれたピンクの色無地
とても今の年齢じゃ着られない。。。

なんて声をたまに聞きます。
絹は色を抜いて染め替える事ができます。

こちらも元々この切れ端のようにピンク色の着物でした。

上品なグリーン系の色ですよねー!

色を抜いてお客さまの好みの色に染め替えて
お客さまの寸法に仕立て直しさせていただきました。

箪笥に色無地眠っていませんか?
新しく生地を買うよりお安くできます。
どうぞご相談ください。

【色無地染め替え仕立て直し】
特別価格39,000

※表地、八掛、胴裏のホドキ・洗いハリ・ハヌイ代込み
※表地、八掛白抜き染め直し代込み
※袷手縫いお仕立て代込み
※紋を入れる場合は追加料金が必要です
※シミがひどい場合はシミ直しが必要となる場合がございます。

※納期は約1ヶ月半ほど必要です。
※価格はすべて税込みです。
(なお価格は変動する場合がございますので、その都度ご確認ください)

【お問い合わせ】
喜むら呉服店
〒603-8161
京都市北区小山北大野町59
フリーダイヤル 0120-293-055
南店直通 075-491-2862
Mail kim529@jeans.ocn.ne.jp


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シリーズくらべてみました!半衿編

2018-01-22 16:14:51 | 小物
小物のことをもっと知りたい!と思い
シリーズ化してみました

第一弾は半衿!

「塩瀬の半衿ください!」
とよく来られるのですが
同じ塩瀬でも実はいろんな種類があります

当店のような小さなお店でも
6種類用意しています

今回は人気の4種類を比べてみました!

判断基準は
・見た目(前の衿合わせや後ろの抜いた衿のシワの程度)
・コスト
・縫い付けやすさ(アイロンのかけやすさ、針の通り具合)
この3点
5つ★満点です

台衿は綿100%の一般的なもの
衿芯はメグミ衿芯といって
真ん中に少しカーブのある
これも一般的なものを使っています

針は和裁用の針
糸は絹糸を使用

ちなみに補足として…
私のお裁縫の技術は下の中ぐらいです

なんせ着物の着付けを習うまで裁縫をほとんどした事がなく
半衿は母がずっとつけてくれていました

自分で着られるようになってから
縫い付けるようになったのですが
どうも不器用で半衿つけるだけで1時間ぐらいかかるほど苦手です

そんな素人同然の私が縫い付けた出来栄えで判断していますので
プロの方やお裁縫の得意な方が縫い付ければ
もっとシワも伸びてキレイに縫い付けられるのかもしれません

あくまでお裁縫に慣れていない人の目線で書いていますので
ご了承ください

【正絹セラミックウォッシャブル半衿】

価格:2,200円
素材:絹100%

見た目 ★★★★
コスト ★★
縫い付けやすさ ★★★★★

正絹ですが家で洗える優れもの!
直接肌にふれるのでやはり絹は心地いいですよね~

そして何といっても縫いやすい!
ストレスなく針がとおります。
裁縫の苦手な人なら尚更です!
億劫になりがちな衿付けも絹ならまだやる気がでます

実際つけた感じはこんな感じ



若干シワが…
裁縫のうまい下手が如実に現れます。
恐らく母が縫うともっとシワがキレイに伸びるのですが…

キレイに縫い付けらるようになるには
まだまだのようです

【正絹セラミックウォッシャブル半衿】

価格:1,500円
素材:絹100%

見た目 ★★★★
コスト ★★★
縫い付けやすさ ★★★★★

同じ正絹の半衿ですが、2,200円のより少し生地が薄いものです。



見た目2,200円のものとそう変わりませんが
生地が薄いため何度か使っていると衿山の部分がひけてきて
だんだん薄くなってきます

少し消耗が早いので
よく着物を着るという方は2,200円のほうを買っておいたほうが
お得かもしれません。

【東レシルックバイアス半衿】

価格:1,300円
素材:ポリエステル100%

見た目 ★★★★★
コスト ★★★
縫い付けやすさ ★★

ポリエステルなのでもちろん家で洗えます。
厚みもありバイアスなのでシワになりません。

ちなみにバイアスとは英語で「斜め」の事。
生地を45度傾けて裁つことで伸縮自在となりカーブに沿うことができます。
ネクタイなんかもよく見ると織り目が斜めですよね。
同じバイアス布が使われています。




さすが伸縮性にとんだバイアス!
私でもシワなくキレイに縫い付けることができました!
ポリエステルなのに高いなぁなんて思っていましたが
これなら納得できますね!

ただ少し織り目が粗いので
近くで見ると正絹じゃないことが分かってしまうかなぁと思います。
別に構わないと言えば構わないのですが…

そしてポリエステルなので針が通りにくい
シワにならない分アイロンもかからないし。
衿付けが億劫になるかも…
ただ目が粗い分、普通のポリエステルの衿に比べたらまだ針が通りやすいです!

【絹交織半衿】

価格:500円
素材:アセテート45%、レーヨン45%、絹10%

見た目 ★★
コスト ★★★★★
縫い付けやすさ ★

こちらは絹が10%だけはいったほぼ化学繊維の半衿。
もちろん家で洗えます。
東レシルックに比べたら生地が薄いです。



生地が薄いこともあって後ろがシワシワ
内側を縫うとき左右少しひっぱり気味に縫うとシワが寄りにくいのですが
化学繊維なので針がなかなか通らず
ひと針ひと針縫うのに必死!
ひっぱりながら。。。なんて余裕がなかったのでこんなシワシワになってしまいました。
ただお値段が安いので、普段着用にはいいかもしませんね。

総体的に

見た目、縫い付けやすさでいくとやはり正絹がオススメです。
ただ何度か洗うと生地がひけてきたり色が変わってきたり。
消耗品にどれだけコストをかけるか。。。という事になってきます。

その点東レシルックのバイアス衿は
丈夫ですし何度洗ってもひけてくることはありません。
ポリエステルでもこのお値段なのは納得できます。
ただ針のとおりは絹には及びませんので
そこのストレスを感じるか感じないかだと思います。

ただいずれにせよ半衿は消耗品です。
着物をよく着る方はコスパを考えて絹交織の半衿が無難でしょう。

結論
普段着用は絹交織の半衿
ちょいフォーマル用はバイアス衿
結婚式やお祝いの席などは正絹の半衿

用途で使い分けるのもいいかもしれませんね


以上!
シリーズくらべてみました!半衿編でした。
さて、第二弾はあるのか?
気長にお待ちください

※あくまで個人の感想です

喜むら呉服店
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年末参加した能楽大連吟2017

2018-01-12 11:56:55 | お出かけ
バタバタとしている間に年が明け、
1月ももう中頃。
昨年12月のブログ更新はなんと1回のみ!
ひどいものですよねぇ。。。

年始から着物業界の残念なニュースが飛び交ってます。
被害にあわれた方がたくさんいらっしゃる事にとても心が痛みます。

どうすればいいのか。。。

やはり本気でお客さまと長くおつきあいしたいと思っているお店が、もっと発信していかなくてはいけないですよね!

もっと若い方の目にとまるようにしていかないと。

なので!
とりあえず昨年の1月はブログ更新3回だったので
今年は4回以上書こう!と意気込んでます。
ぼちぼちですが、どうかあたたかい目で見守ってやってください

さて、
年末年始は着物を着て出かける機会もございました。

基本、「着物は自分が着たいときに着る!」がモットーですので
着ないときは全然着ないのですが
昨年末は「能楽大連吟」というイベントがございましたので
着させて頂きました。

岡崎の観世会館で行われた「大連吟」

大連吟とは、年末に第九ではなく、日本には「高砂」という慶ばしい歌があるからそっちをみんなで謳いましょー!というイベントです。

詳しくはこちらをご参照ください→【能楽大連吟公式サイト】

昨年の祇園祭の道端で高砂を聞いた事をきっかけに、
9月から4か月間、現役能楽師の先生から直接お稽古をつけてもらいました。

そしていよいよ本番!

200人弱ほどいらっしゃったのでしょうか?
観世会館の1階席半分以上を占める人たちで高砂を謡いました!

その晴々しいこと!!
言葉では何とも言い難いのですが
「高砂」のうたの中に
「さす腕(かいな)には悪魔を払い、おさむる手には寿福を抱き~」
という詞があるのですが
まさに瑞気集門!
謡っているだけで清められて、おめでたい運気が入ってくるような、そんな気持ちになりました

舞台では先生方や先生の先生方の仕舞も見させていただきました。
住吉明神の舞のときは一瞬月明りが見えて思わず上を見上げてしまいました
もちろん屋内なので上にはライトしかないのですが。
でもその話を一緒に行った友人にしたら、彼女も見えた!と言ってました。
そのぐらい先生の舞は幻想的でした

舞台前で友人たちと記念撮影

昨年仕立てた水色の結城紬に紅型の名古屋帯を合わせました。

高砂は松の精霊のお話なので松の帯にしようかと迷ったのですが
友人が小紋を着るというのでフォーマルはやめました。
実際先生方も何着てもかまわないとおっしゃっていましたので。

ひゃー!背中にシワがー!!
帯を回してるときに引っ張られたんでしょうね。。。
結んだ後にやはりあそこを引っ張らねば!

この大連吟
昨年で10回目だったそうです。
10年続けるにあたって先生方やスタッフの方たちの大変なご苦労を、終わってからの打ち上げの席での皆さんの涙で知りました。

本当にお疲れ様でした
そしてありがとうございました

11回目があるのかまだ未定だと聞きました。
でもとても感動的な体験をさせてもらったので、是非続けてほしいと勝手ながら思います。

本当にありがとうございました。
今年はぜひ能を観に行きたいと思っております。

喜むら呉服店

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振袖用二部式レインコート(携帯用)

2018-01-06 11:20:09 | 小物
明後日はいよいよ成人式。
成人を迎えられる皆さまにおかれましては大変お慶びの事と存じます。

ところがあいにくの雨予報。
せっかくの振袖が台無しにならないかとヒヤヒヤされている方も多いのではないでしょうか?

当店にはわずかですが、振袖用レインコートや草履カバーを扱っております!

ご心配の方は是非当店までお問い合わせください。

【振袖用二部式レインコート(携帯用)】

価格:750円
サイズ:上/身丈75cm、袖丈110cm、裄72cm
下/丈100cm、巾134cm

【草履カバーおとも】

価格:880円
サイズ:フリーサイズ

絹は水気にとても弱いものです。
雨でシミになったものを直すには、わりと費用がかかります。
充分お気をつけになって成人の日をお迎えください。

※価格はすべて税込みです。
(なお価格は変動する場合がございますので、その都度ご確認ください)

【お問い合わせ】
喜むら呉服店
〒603-8161
京都市北区小山北大野町59
フリーダイヤル 0120-293-055
南店直通 075-491-2862
Mail kim529@jeans.ocn.ne.jp
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今日から仕事始めです

2018-01-05 11:43:52 | お知らせ


今年の仕事始めは、どんよりとした京都らしい冬空の日となりました。
雪が降るわけでもなく
でも空は今にも降りそう。
そんなお天気のときが1番寒く感じます。

今日は問屋さん方が新年のご挨拶に来られるぐらいで、スロースタートな1日となりそうです。

とはいえ、先ほど早速お着物のメンテナンスの為に持って来られましたが。。。

年末年始、お着物を汚してしまった!という方は早めにお持ちくださいね。
早く処理したほうが安くお直しができますよ。

【お問い合わせ】
喜むら呉服店
〒603-8161
京都市北区小山北大野町59
フリーダイヤル 0120-293-055
南店直通 075-491-2862
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謹賀新年2018

2018-01-01 10:00:15 | お知らせ
新年明けましておめでとうございます

旧年中は、おかげさまでたくさんのステキなお客様にご来店いただき、誠にありがとうございました。
また、無理なお願いをするなどご迷惑をお掛けしながらお付き合いいただきました職人さん、業者さん、問屋さんの皆さまにもお礼申し上げます。
ありがとうございました!!

本年も、見た目元気な後期高齢者の父と、引退宣言しながらたまに登場する母と、まだまだ新米のムスメと3人で頑張って参ります。

たまにうっかりな事をしてご迷惑をお掛けする事もあるかもしれませんが、より一層お客さまに喜んでもらえるよう精進いたしますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

喜むら呉服店

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