京都・㐂むら(きむら)呉服店公式blog〜受け継ぐ着物

創業87年。2013年に家業を継ぐため異業種から転身。2021年に主人も加わりました。お得な商品の紹介や日常を綴ります。

夏帯!グレー地にいろは柄の本麻小千谷織物染め名古屋帯

2017-04-28 09:00:00 | 
もう一本
二代目川村久太郎作の夏帯が入ってきました!
 
本麻小千谷織物染名古屋帯・グレー地いろは柄
 
洒落っけたっぷりのいろは柄
真ん中は「おくやまけふこゑて」
のくだりでしょうか
 
左側は三角や丸などの幾何柄
 
濃いグリーン地に縞と葉っぱなどの絞り入りの紗の着物を合わせてみました
淡い色の着物を合わせれば67月に
濃い色の着物を合わせれば89月に
組み合わせる色によって夏中使える帯ですよー
 
【本麻小千谷織物染名古屋帯・グレー地にいろは柄(全通)】SOLD OUT
 
 
お仕立て代、日本製帯芯代込(カラー芯ご希望の場合はプラス400円)
お仕立には2週間ほどかかります
 
【正絹紗着物地・濃緑地に縞と葉っぱの絞り入り小紋柄】
巾:約37.1cm(98分)
身長約165cmの方までお仕立可能です
価格:78,300
手縫いお仕立て代・正絹衿裏、正絹背伏代込み
バチ衿の場合は2400円引き
お仕立には1ヶ月ほどかかります
 
価格はすべて税込みです。
(なお価格は変動する場合がございますので、その都度ご確認ください)
 
【お問い合わせ】
喜むら呉服店
603-8161
京都市北区小山北大野町59
フリーダイヤル0120-293-055
南店直通075-491-2862
Mailkim529@jeans.ocn.ne.jp

夏帯入荷!川村久太郎作の本麻小千谷織物染め名古屋帯地

2017-04-27 10:59:57 | お知らせ
夏帯も少しずつ入ってきました

本麻小千谷織物染め名古屋帯・白地にグレーの西洋柄

左1/3は角柄で、右2/3に西洋の壁画のような絵が描かれています
本麻なので6月、7月、8月、9月に結ぶ事ができる帯です

かわいいお馬さん
ここをお太鼓に出したいですよねー


角の中は細かい霰柄
前はこの柄を出すのもいいですね


源氏車柄の小紋の夏結城の着物に合わせてみました

イメージは祇園祭!
鉾の車と鉾のサイドを彩るタペストリー♪
ていう感じでしょうか

季節を先取りして
6月末頃から着てほしいですねー

【本麻小千谷織物二代目川村久太郎作染名古屋帯・白地にグレーの西洋柄(全通)】SOLD OUT
価格:44,000円



※お仕立て代、日本製帯芯代込
※お仕立には2週間ほどかかります

【正絹夏結城着物地・こげ茶地雪輪と源氏車柄】
巾:約37.9cm(1尺)
※身長約169cmの方までお仕立可能です
価格:65,300円
※手縫いお仕立て代・正絹衿裏、正絹背伏代込み
※バチ衿の場合は2400円引き
※お仕立には1ヶ月ほどかかります

※価格はすべて税込みです。
(なお価格は変動する場合がございますので、その都度ご確認ください)

【お問い合わせ】
喜むら呉服店
〒603-8161
京都市北区小山北大野町59
フリーダイヤル 0120-293-055
南店直通 075-491-2862
Mail kim529@jeans.ocn.ne.jp

ゴールデンウィーク期間の営業について

2017-04-23 09:17:55 | お知らせ
ゴールデンウィーク期間中は
下記の通り営業いたします

4/29(土・祝) 定休日
4/30(日) 定休日
5/1(月) 営業
5/2(火) 営業
5/3(水・祝) 定休日
5/4(木・祝) 定休日
5/5(金・祝) 定休日
5/6(土) 臨時休業
5/7(日) 定休日

以上です
5/8からは通常営業いたします。
ご了承いただきますよう
よろしくお願いいたします


喜むら呉服店

胴裏を替えたお客さまより。。。

2017-04-06 15:43:21 | 洗い・しみ直し・寸法直し・仕立て直し
以前着物の胴裏を変えたお客さまが
昨日再び来てくださいました

胴裏を変えた事で着物が蘇ったと
とても喜んでおられて
それを言葉で伝えてもらい
私たちもとても嬉しくなりました

私も感謝したい事があれば
是非言葉で伝えようと思います

胴裏の替え11,800円
身丈の寸法直し 11,800円
身巾の寸法直し 11,800円
※胴裏代は別途必要です

喜むら呉服店

小さなお店が新聞広告を続けるワケ

2017-04-04 14:23:41 | ちょっといい話し
最近話題のてるみくらぶ
旅行中に旅行代理店が倒産してしまうと
自力で帰国しないといけないという事態になってしまう事に
衝撃を受けました

海外旅行好きな父はとても経験豊富ですが
さすがにそれは想定したことがなかったようです

言葉の通じない地域でのトラブルは
本当に怖いですよねー

さて、そのてるみくらぶですが
倒産理由として新聞広告掲載による経費圧迫を挙げていました

当店も地方紙ですが新聞広告を掲載しています
それを28年間途絶えることなく続けています

なぜこんな小さな店が新聞広告を出し続けることができるのか?

これは新聞広告をはじめた頃1989年の記事です

当時は結納品がよく売れていて
全5段で大きい広告を載せていました

しかし今はその1/6のスペース
内容も初着や帯、寸法直しなど季節に合わせて様々です

これは父の持論ですが、

大きい会社が新聞広告を出しているのに
小さい会社がそれをせずにどうして勝てようか

広報費などお客様へ貢献する費用は節約してはいけない
それを節約する方法を考えるなら
それを稼ぐ方法を考える


高度経済成長期を支えてきた世代特有でしょうか?
バブル崩壊後の低迷期に大人になった私の世代は
節約節約だったので目からウロコでした

その考えを元に、決して無理をせず身の丈に合った形で続けていく
たとえ形が変わろうとも「続ける」という事にこだわってきました

昨今SNSやインスタなど無料で宣伝できる媒体はたくさんあります
経費をかけてまで宣伝する必要なんてあるのか?
なんていう方もいるでしょう

しかし、偽サイトや嘘ニュースなど
ネット社会では信用ならない情報が平気で流れてきます
誰だか知らない人の口コミが評価基準になっていたりします

本当に信じていいの?

無料で手に入る情報に対して懐疑的な方も多いのではないでしょうか

だからといって有料の広告がすべて信用できるかと言えば
そうではありません

現に前述したてるみくらぶのように
倒産寸前の会社も掲載したりしています

問題は有料、無料ではなく
積み重ね
なのです

こんな小さなお店が何かを継続する事は
たやすい事ではありません

しかしネームバリューも莫大な資金もないお店が
信用を得るためにできる唯一の手段が
積み重ねることなのです

そしてそれを
色々な媒体で発信していく

おかげさまで毎月新しいお客様が来てくださいます
新聞広告を見たり
インターネットを見たり
お友達からご紹介いただいたり
年齢層も様々です

何が実売につながっているかは
直近の数字だけで判断するのは難しいですが
続けることができた結果がそうだと思っています

そしてお客様も複数の媒体で確認することで
安心してご来店いただいているのだと思います

広報の手段は何でもよいと思います
ただ続けることが信用を得るための確実で無駄のない方法だと思います

何やら偉そうなことをツラツラと書いてしまいましたが
つまり、
喜むら呉服店では新聞広告が経費を圧迫するような事態にはなっていませんし、
見ている人はわずかだとは知りつつぼちぼちブログも継続していきながら、
今後も積み重ねて参りますので何卒よろしくお願いいたします

喜むら呉服店