京都・㐂むら(きむら)呉服店公式blog〜受け継ぐ着物

創業87年。2013年に家業を継ぐため異業種から転身。2021年に主人も加わりました。お得な商品の紹介や日常を綴ります。

店内の海外民芸アイテム増えました

2024-04-09 01:57:00 | ちょっといい話し
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、先月ひとり海外旅行に行っていた父は無事帰国しました。

そしてまたひとつ店内に海外の民芸品が増えました。

さて、このモアイくん
店内のどこにあるでしょうか?


見つけたよー!
て事を父に直接伝えた方にはもれなく
ふんだんにお土産話を聞くことができます。

ちなみに他にも

ヴェネツィアの仮面や


ギリシャのお盆だっけ?



ウクライナのお匙(頂きもの)

なんかもあります。
是非見つけてみてください

㐂むら呉服店





祝!雑誌デビュー

2024-02-07 13:46:36 | ちょっといい話し

とうとうデビューしました!

「美しいきもの」でもなく「きものSalon」でもなく「七緒」でもなく「月刊茶の間」2月号
なんと今の大河ドラマで清少納言役をされているファーストサマーウィカさんが表紙の回に掲載していただきました!!
 
 
取材は約2カ月前。
ライターさんとカメラマンの方が来て下さり、限りある時間の中で父の生い立ちから丁寧に話を聞いてくださいました。
「硬派ですねー!」
と感心されるライターさん。
私からすると「硬派=高倉健」なので、どこが?なんて思っていましたが、見た目ではなくモノづくりへの姿勢の事を言ってらっしゃるのでしょう。
なるほど!父は硬派だったのか!と、親子関係では気づかない新たな一面を発見させていただきました。
あっちやこっちや飛ぶ話を上手にまとめてくださったライターさん。
ごちゃごちゃで狭い店内なのに絶妙な角度でうまく撮影してくださったカメラマンさん。
誌面に載る事をOKしてくださった編集長さん。
誠にありがとうございました



父の歴史が2ページにギュッと詰まっている「月刊茶の間」2月号。
書店には並んでいないそうです。
当店に数部置いてありますので、ご興味ある方はぜひ手に取ってご覧ください
 
【お問い合わせ】
㐂むら呉服店
営業時間:午前9時30分〜午後7時頃
定休日:日曜・祝日
603-8161
京都市北区小山北大野町59
フリーダイヤル0120-293-055
南店直通075-491-2862
kimurakimonoshop@gmail.com
 

まだまだ続くよ店内美化計画

2021-02-20 16:48:17 | ちょっといい話し

みなさんお気づきだろうか・・・

 


なんと!
入って右手の通路も開通しました
 
何度か試みた開通計画。
しかし見事に数日で段ボール箱が置かれ再び不通に
あきらめモードの私をよそに主人が燃えるような勢いで開通作業。
 
草履バッグコーナーもこんなに見やすくなりましたー!!



結婚式、卒業式、入学式などなど、留袖や訪問着に合う小物も多数そろってますー



和装スリップ、肌襦袢、半襦袢、裾除け。。。和装下着など、和装小物コーナーも美しくなりました〜
 
そして。。。



カウンターもまだ平らです
 
もう奇跡と呼ばせません

店内ディスプレイコーナーも健在です。



左側にまだちらっとカオスコーナーが
 
ひとまず主人に
またぼちぼち整理していきますー
 
着物の事ならなんでもご相談ください!
この着物はどういう時に着るの?なんていうご相談も承ります
 
また3月末まで「きものクリーニング便」も受け付けております!
お気軽にお問合わせください
⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩
 

 

【お問い合わせ】
㐂むら呉服店
営業日時:月~土・午前9時30分〜午後7時頃
定休日:日曜・祝日
 
603-8161
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フリーダイヤル0120-293-055
南店直通075-491-2862
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静かな2月

2021-02-04 18:15:00 | ちょっといい話し

立春も過ぎました。

 


去年の今ごろは寒い中竺仙の浴衣を注文しに行ってましたが、今年は受注会が延期
 
こんな寒いときに暑い夏のことなんて想像できるかー!と思ってましたが、なければないで調子が狂います。

いつも頭がクラクラするぐらい真剣に選ぶ時間は辛くもあり楽しくもあり。
 
でも今年は少し春めいた季節に選ぶ事となりそうなので、そんなときに選ぶ柄はいつもと違うんだろうか?と興味もあり。
 
とにかく楽しみです
 
 


店内ディスプレイ替えました。

ここ去年までは物置状態でした
今のところまだディスプレイとして
機能しているので
ちょっと模様替え。
 
なんとかキレイをキープできています!
 
昨日も来てくださったお客さまY様が
「歩きやす~い」
とおっしゃってました。
 
嬉しい
 
もっとみなさんに
歩きやすい㐂むら呉服店
体感していただきたいです
 

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㐂むら呉服店
営業時間:午前9時30分〜午後7時頃
定休日:日曜・祝日

603-8161
京都市北区小山北大野町59
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無事巣立ちました

2020-07-30 18:21:00 | ちょっといい話し

今朝出勤するとき
いつものように巣を見ると
ツバメたちの姿が消えてました。

チュンチュンと声がするので
外へ出て見上げると
近くの電線に2羽とまっていました。




わが家にいたツバメなのか
よそのツバメなのか
識別不可能ですが、
この辺りはわが家以外
ツバメの巣はなかったので
恐らくそうだと思います。

コロナ禍で
気分がどんよりとしていた時に
初めてやってきたツバメさん。

6月上旬から巣を作り始め、
卵を産み温め、孵化し、ヒナが育っていく。
随分と癒されました

巣の中を見たいから
青竹に手鏡つけてのぞいてみたり。
(↓父作)



カラスにやられるかもしれない
と聞けば
カラス除けを作ってみたり。
(↓これも父作)



家族はもちろん、近所の方や、
お客さんも和ませてくれました。

卵は5つありましたが、
元気に巣立ったのはたったの2羽でした。

2羽だけでも無事に巣立ってくれて良かった

まだこれからフィリピンへ行くらしいです。
無事たどり着けるのか。
自然界の生存競争は厳しいですね。



昨日撮った写真。

良ければまたお越しください。
家族みなお待ちしています。

㐂むら呉服店一同





新しいお客さん

2020-06-18 15:19:13 | ちょっといい話し

生徒さんが来なくなって2ヶ月半が経ちました。

今のところ茶道教室も着付け教室も予定は白紙です。

安心して来ていただける日が来るのか?

状況を見守りながら

いつでも再開できるよう準備しております。

 

そんな中

気にもせず毎日やってくる新しいお客さんがおります。

ツバメです。

 

1階を駐車場に改装してから初めての梅雨。

ツバメのお眼鏡にかなったようで、

6月の初め辺りからツバメが出入りするようになりました。

これがちょうど1週間ほど前の写真です。

蛍光灯の上に何やら泥がのってるなぁと思っていたら

1週間で立派な巣ができていました!

例年ならお稽古に来られる生徒さんの着物を汚すのではないか、

駐車場に停めたお客様の車の屋根を汚すんじゃないかと

心配するところですが、

今年はそのような心配をする必要もなく

出入り自由にのびのびと巣を作っていらっしゃいます。

 

まだヒナも生まれていませんし

しっかり巣立つような巣になるのか分かりませんが

ツバメが出入りしてくれるのは嬉しいこと

ツバメに癒されながら

しばらく見守っていきたいと思います

 

㐂むら呉服店


店内夏仕様になりました!動画で疑似来店

2020-05-19 14:13:04 | ちょっといい話し

 



 

店内模様替えしました!

ステイホーム中の皆さんに少しだけ・・・。

当店はじめての方には疑似来店。

一度来ていただいた事のある方には、

店内のカオスな部分がうま~く映ってないなぁ〜なんて

楽しんで観ていただければうれしいです

(でも最後の方に若干映ってしまってます

 

それにしてもスマホって色々出来るんですねー。

触ってたら時間を忘れてしまいました。

いまの子供たちはこういうアプリを難なく使いこなしているのかー。

いやぁスゴイなぁ~

 

㐂むら呉服店店内~2020年夏

音楽: Lovely Piano Song
 
 
【お問い合わせ】
㐂むら呉服店
603-8161
京都市北区小山北大野町59
フリーダイヤル0120-293-055
南店直通075-491-2862
kim529@jeans.ocn.ne.jp
 
 

着物にさわると色々と思い出す。物を大切にする時間にも使ってほしい #STAY HOME

2020-05-08 16:10:14 | ちょっといい話し

3月のはじめ。

よし!今年こそ薄羽織を着て出掛けるぞ!!
と思い仕立てたましたが
まさかこんな事になるとは夢にも思っていませんでした
 
着る機会もないまま
文庫に入れっぱなしになっていた薄羽織。
着付け教室もしばらく再開できそうにありませんので
トルソーに着せてみました。
 


トルソーさんは背が高いので羽織の丈が短く感じますが
151cmの私にはちょうどぐらいです。



テーマは5月の装い。
 
羽織:正絹紋紗ウスグレー地にタテ曲線柄薄羽織
着物:正絹お召ライトブルーグレー地の小スクエア柄着物(単衣)
帯:正絹博多織白地に青とピンクの献上柄八寸名古屋帯(母の借り物)
帯揚:正絹丹後ちりめん薄ピンク色
帯締:正絹京翠嵐工房紺地丸組
 
本来は単衣の着物は6月からですが
5月でも25度以上の汗ばむ日があります。
そんな時は普段着であれば単衣の着物でもよいと思います。



薄羽織だと帯が透けるので、後ろ姿がイイですよね~
 
そう言えば
着付け教室を始めた頃は人が集まらず、
よくこのトルソーに着物を着せて1階の展示場に飾っていました。
 
店を手伝い始めた頃も、
今のように割とゆるい時間が流れてたっけ・・・
 
着物にさわると色々と思い出します
 
思い出は自由。
ちょっとウイルスと距離を置く時間も
大切にしてほしいです。
 
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 休業日:日曜・祝日

外出自粛中の過ごし方〜障子の張り替え

2020-04-12 22:58:00 | ちょっといい話し

 

日曜日。
 
外出自粛だからと
テレビばかり見ていても仕方がないので、
そういえば、仏間の障子がボロボロだった!
と思い出し張り替えることにしました。
 


いつもは出張で週末はほぼいない主人。
さすがにこのご時世。
出張に行ってる場合ではありません。
 


前の障子紙をはがして木枠をキレイにふいて
新しく張り替え。
簡単なようで意外と手間のかかる作業。
しかも決してひとりではできません。
 
 
完成ー!!
 


白さが増し
部屋が明るくなったように思いますー
 
ほぼ9割主人がやってくれましたが
障子を新しく張り替えると
いつも我が作品のように眺めてしまいますー
 
重い腰をあげて良かった
 
外出自粛はまだこれからもしばらく続きそうです。
 
次回は茶室の障子も張り替えようかなぁ。
そのほうがいつか教室を再開したときに
気持ちよくお稽古してもらえるかなぁ
とか思ったり。
 
いつか来るであろう日の事を
想像するだけで
ちょっとほっこりしました。
 
みなさんはどのような過ごし方をされているんでしょうか?
 
早く収束しますように
 
喜むら呉服店

謹賀新年!創業83年目もよろしくお願いいたしますー!

2020-01-06 11:22:00 | ちょっといい話し
あけましておめでとうございます

旧年中は大変お世話になりありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします
 
今日が仕事始めです。
 


店内も若干お正月モード
鏡餅と門松の他に、そろばんと物差と和バサミを飾っているはずですが、
新年早々和バサミが活躍中なため、飾りからはずされました
 
住まいにはこんなお飾りもあります。
 


花輪とウラジロとゆずり葉で出来たお飾り。
玄関と水廻り、神棚などに飾り、新年を迎えます。
15日まで飾っておくのですが、いつもどこかのをはずし忘れて、いつまでも飾ってる事がよくあります
 
ゆずり葉は、古名「ゆずる葉」と言って、
若葉が出るとそれを譲るかのように、前の葉が落葉する植物だそうです。
なので親が子に代を譲る事にたとえられ、家が代々続いていくよう縁起の良い木とされています。
 
ウラジロは、鏡餅にも使われるなど、古くから吉祥植物として親しまれてきたそうです。
シダ科のウラジロは、群がって生育するため、先祖の霊魂が宿っていると信じられたり、
悪霊を払う霊力があると信じられた事から、徳川家康の兜に使われたりもしています。
また、葉が左右向き合って出るため、夫婦和合の意味もあり、
裏側の白いほうを表にして飾ることで、白髪になるまで夫婦円満でいられますように
との願いも込められているという説もあるそうです。
 
と、
新年早々うんちく話を並べてみました
 
私も小さい頃からこのお飾りがあるのが当たり前だったので
今回調べて意味を知ると、ちょっと大切に思えてきたり…
 
ところがッ
このお飾りも今年が最後となるかもしれません
 
いつも買っていた近所のお花屋さんが、今月末で閉めてしまわれるからです。
街のオシャレな花屋さんに言ったら
は?て言われそうですし
もう手に入らないかもしれません。

しかも、実はこのお飾りには赤と金の水引も付けていたのですが、
これも近所の文房具屋さんが閉店されたので、
今年は無しとなってしまいました。

ネットでも検索しましたが、特殊なためロット100本とかですし
バラ売りのお店もありましたが、送料がかかって結局倍の料金

本当に欲しいものが手に入らない…

かつてネット通販が出来た時は、家にいながらいつでも欲しい物が手に入るなんて夢のよう!!
なんて思っていましたが、今やネット上にあるのは大衆的な物ばかり。

少数派の物はどんどん淘汰されていく。

最近はタクシーも、ウーバーやらモブやらで予約車ばかり。
街中から少し離れた場所は少数派とみなされ、空車をほとんど見なくなりました。

これもAIによるデータ解析からでしょうか。

これから着物はどうなっていくのか。
関心がなくなればAIから弾かれて、ネット上にもあがってこなくなるかもしれません。
 
AIに見捨てられないように、もっと発信していかなくてはいけません。
(更新頻度の低い私が言うことではありませんが)
 
喜むら呉服店では、ネットでも見つからないような物でも、呉服関係の物はなるべく色々と置いて、
ここならあるかも!と思ってもらえるようなお店になれたらなぁと思います。
狭い店ですが、少数派の意見にも耳を傾けて、限界はあるでしょうけど、なるべくそう出来たらと。。。
その為には、やっぱりお店に来ていただく事、このブログを見ていただく事が大事だなぁと思います。
 
と、これを令和2年の抱負としておきます
 
新年初っ端から長々と書いてしまいましたが、最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
変わらずご愛顧のほど何卒よろしくお願いいたします。
 
㐂むら呉服店