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【アウディ】世界最速クラスのワゴン 新型 「RS6アバント」をワールドプレミア!

2019年10月04日 07時03分30秒 | NEWS・業界情報

アウディは、フランクフルトモーターショー2019(Frankfurt Motor Show)において、新型『RS6アバント』(Audi RS6 Avant)をワールドプレミアした。同車は、新型アウディ『A6アバント』をベースに、「アウディスポーツ」が開発した高性能な「RS」モデルとなる。新型RS6アバントは、新世代のRSデザイン言語を採用した最初のアウディスポーツモデルだ。パワードーム付きの新しいボンネット、新デザインのスリムなヘッドライトを装備する。「RSマトリックス」と呼ばれるLEDレーザーヘッドライトも用意した。LEDテールライトと同様に、車両がロック&アンロックされた時、RS専用のダイナミックインジケータ(流れるウインカー)が作動する。新型RS6アバントの外装は、フロントドア、ルーフ、テールゲートを除いて、RS専用パーツのみで構成されている。全幅は40mmワイド化されており、21インチの大径タイヤ&ホイールを収めた。タイヤサイズは275/35R21が標準だ。新開発のRSセラミックブレーキシステムは、およそ34kgの軽量化を可能にする。「RSスポーツエアサスペンション」により、車高は新型A6アバントよりも20mm低い。20km/h以上の速度では、車高はさらに10mm下がる。段差などでは、車高を20mm引き上げるリフトモードが利用できる。シングルフレームグリル内の立体的なハニカム構造は、光沢ブラック仕上げ。フロントバンパーも専用デザインで、アウディによると、『R8』のモチーフを取り入れたという。リアは、ルーフスポイラーとディフューザー、光沢ブラックのデザインエレメントを備えたRS専用バンパーで構成された。専用の排気システムは、楕円形のクロームテールパイプを装備している。新型のパワートレインは、直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボ「TFSI」エンジンだ。最大出力は600hp。最大トルクは81.6kgmを、2050~4500 rpmで引き出す。トランスミッションは8速「ティプトロニック」、駆動方式は4WDの「クワトロ」で、RS専用チューンが施された。0~100km/h加速は3.6秒、0~200km/h加速は12秒、最高速は250km/h(リミッター作動)の性能を発揮する。オプションの「ダイナミックパッケージ」を選択すると最高速は280km/hに、「ダイナミックパッケージプラス」を選択すると305km/hに引き上げることができる。この性能は、世界最速クラスのワゴンとなる。



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