アラブの猫

ねこが好き。花が好き。おさんぽ大好き。
日々の暮らし。

三井家のおひなさま

2024年03月29日 | 東京
おはようございます。




東京・日本橋
三井記念美術館
「三井家のおひなさま」
に行って参りました。



三井家の夫人や娘たちが
こよなく愛した
ひな人形・ひな道具は
華麗で素晴らしいものでした。




五段かざりのひな人形です。


段飾りが始まったのは18c半ばです。
お祝い事は奇数という習慣から
5段、7段飾りとなったそうです。



見る人が微笑んでしまう
かわいらしいお道具たち。

黒漆地に牡丹と唐草文様が金蒔絵で描かれています。



婚礼調度において最も尊重される
貝桶(貝合わせの具を入れる容器)
中には象牙でできた貝がありました。
象牙でできているなんて!
これには会場の人々と
一緒に驚いてしまいました。
なんと贅沢なお道具なんでしょうね。
箏、三味線、胡弓、遊戯具、鏡に
お歯黒道具までそろっていました。
ミニチュアってみていると
なぜかトキメキます♡



こどもたちが遊んでいます。



恵比寿や福禄寿に
米俵や宝珠、箕、巻物などの
宝をたくさん積んだ宝船です。



京都・豊国神社の祭りの風俗を
あしらったお人形です。
いまにも踊りだしそうですよね。

豊国神社は豊臣秀吉を祀った神社で
団扇の桐紋は豊臣家の家紋だそうです。



こどもの枕元に置くお人形。
なかにお守りをいれておくんだそうです。
人々の願いがこもっていますよね。
ずっとすこやかにね。



かわいい動物のお人形もありました。
飴細工をねだる猫たち。
ぶんぶくちゃまがのたぬきさんも
いましたよ。
ぶんぶくちゃがまでしたね。



まねきねこさん
なにかを招いていますね。



ついたての前にはねずみ、おくには猫。
これからなにかがはじまりそうw



恒例となった日本橋に春の訪れを告げる「三井のおひなさま」展
かわいらしさにほっこりして会場をあとにしたのでした。



ミュージアムショップで
絵はがきを一枚買いました。
美しい官女が犬(狆)のお世話をしているところ。
狆は大名や富裕町人などの
上流階級に特に好まれていたそうですワン。


きょうもおげんきで。
いってらっしゃい👋


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