アラブの猫

ねこが好き。花が好き。おさんぽ大好き。
日々の暮らし。

沙羅双樹の隣の花は。

2020年03月05日 | インド

サラソウジュの木の隣に

鮮やかなピンク色の

メガスケパスマ・エリスロクラミスが咲いています。

 

この花の前を通る人は

口々に

「沙羅双樹の花の色、

盛者必衰のことわりをあらわす」

と唱えます。

 

なぜなら

メガスケパスマ・エリスロクラミスの木の隣に

「沙羅双樹」が生えていて

「メガ」と「沙羅」の紹介用のネームプレートがまぎらわしく展示してあって。

なので

通る人びとが

これがあの有名な沙羅双樹なのねと思う。

 

そしてあの有名な台詞

「沙羅双樹の花の色‥」と言ってしまう。

学校で暗唱させられましたね。

 

 
さて、
 
サラソウジュはどんな木?
 
お釈迦さまが涅槃(入滅、死去)の際
 
東西南北に二本ずつはえていたとされます。
 
「盛者必衰の理をあらわす」という花の色は
 
淡い黄緑色で小さく芳香があります。
 
 
 
祇園生者の鐘の声
諸行無常の響きあり。 
沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらわす。
 
ネームプレートのおかげで
平家物語をおもいだすとは。
おもわなんだ。
 
なんかくちづさむと
おちつくね。
 
 
 
 
 
 

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