今日は、学校の役員関係の行事に参加してきました。
私学研修会と言うもので、私学のPTAなどの役員をしている人対象の研修会です。
内容は
鈴木加奈子さんという視覚障害のハンデをもったトロンボーンソロ奏者のコンサート&トークでした。
生まれつき弱視と言うハンデを背負いながら中学生の頃に吹奏楽部に入りトロンボーンに出会い、高校で本格的にトロンボーンを学んだそうです。
音大を首席で卒業した頃は、殆ど光を感じることも出来なくなってしまったそうです。
そのようなプロフィールなどを演奏の合間に軽いトークとして話してくれました。
オーケストラに所属することは、無理と考えた加奈子さんはソロ奏者として活動していくことを決めたそうです。
そういった病気のことを受け止めて、しかもハンデをまったく感じさせないくらい生き生きしていられる秘訣は何なのだろう?と思えるほど前向きでキラキラ輝いている方でした。
障害者となって、初めて人に感謝する気持ちを知ったとか・・・。
ご自身で作曲もしていて「ひかりのうた」という曲を演奏してくれましたがキラキラとした朝日に向かっているような感じが聞いていてわかるくらい素敵な曲でした。
曲を聴いているだけで感動で涙が出てきました。
初めて聞いた曲でこんなに感動したのは初めてです。
最近、ちょっと心配事があり落ち込んだりしていましたが加奈子さんの演奏とトークを聴いていたら、元気が出てきました。
私ももっともっと前向きでいなくちゃ!!と思いましたよ。
演奏の後半からは盲導犬のナンシーちゃんも登場し場を和ませてくれました。
でも、白いハーネスをきちんとつけて、立派に「お仕事」をしていましたよ。
奏者と同じすみれ色の衣装(?)を着ていたのが印象的でした。
ソロ演奏活動のほか、教室も開いたり、テレビ出演もしたりしているそうです。
昨年の8月の24時間テレビ・愛は地球を救うのオーケストラに出演したそうで、そのときにTOKIOの山口クンと少しだけ話もしたそうです。
視覚障害を持っていても、携帯やパソコンは音声ソフトを利用してブログ作りもしているそうです。
先ほど紹介したリンクはそのHPに飛べるものでその中に色々書いてありました。
「本当に参加してよかった」と思えた研修会でした。
最後にCDも購入しました。
サインもしてもらい、握手もしてきちゃいました。
とても元気がもらえた一日でした。