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読書記録

2010年02月16日 | 本の記録
今、映画公開もされている 
ベストセラーとなった『食堂かたつむり』・・・文庫本も発売されたので読んでみました。



<『食堂かたつむり』 小川糸 著  ポプラ文庫 >

物語は、いきなり主人公の失恋で幕開けします。
恋人と家財道具全てを失った主人公は唯一つ残された祖母の形見のぬか床の壺だけを抱えて実家のある田舎へ帰ります。

失恋のショックから声が出なくなってしまいます。
主人公は出生にも色々問題があって、母とうまくいかないまま家を飛び出して10年。

本当は、帰りたくなかった主人公ですが、気まずい思いをしながらも母に資金を借りて敷地内の物置小屋を改装して、『食堂かたつむり』を始めます。

一日一件の予約のお客様しか取らない『食堂かたつむり』

「『食堂かたつむり』で食事をすると願い事が叶う」という口コミがいつの間にやら広まって予約の客も後を絶たなくなり、料理で皆を幸せにする主人公。

失恋の痛手からも立ち直っていきます。

しかし、母から思いがけない告白をされて事態は一転していきます。

どのような告白か?を
書いてしまうと、これから読もうと思っている方、映画を見ようと思っている方の楽しみがなくなってしまうので・・・。この辺でやめておきますね。

でも、最後は主人公が自分で作った料理で自分自身を幸せにしますよ。

ベストセラーになった小説だけあって、最後の方は感動!!
涙・涙でした。

読んでみようかな?と考えている方は是非オススメします。(字も大きいのですぐ読めますよ)

映画も機会があれば見たいです