虹の国へ-日々を楽しんだり嘆いたりしちゃったりして-

平成21年度3次隊青年海外協力隊として
南アフリカ共和国での活動記録

電気回路制作-Gr.7-

2011-11-16 23:10:36 | 南ア-学校-

今週は、今日までの3日間、JeppesReef地区の小学校でした。

この学校では、今週、学年末試験に向けて、ふりかえり(テスト対策)を行いました。
詳しくは時間ができたらゆっくり書きたいと思います。

昨日、電気回路の制作の宿題が出ていたようで、
Gr.7の子どもたちが各々の回路を作って、学校に来ていました。

これは、Gr.7のTechnologyの授業で作られたもので、
回路が一周する(Circuit)で電気がつくことが確認していると思われます。
※ちなみに日本でこの内容は、小学校3年生(Gr.3)です。
授業自体にかかわらなかったので、詳しいことは分かりません。

ただ朝から子どもたちは、回路に夢中になっていたので、、
算数科の授業中も、問題が解けたら回路を触りたいと言われ、授業になりませんでした。

教師曰く、この回路も成績評価の対象だそうで、
下の写真のように一周しているようすがはっきり分かる一つ目の方が、成績が高いそうです。

こちらは、回路としては間違っていないのですが、
1周しているところが分かりにくいので1点減点だそうです。

南アで具体物を使った授業をしていることはほとんど見かけないので、今回、取り上げました。


妊娠発覚で受験資格剥奪?!

2011-11-16 02:10:03 | 南ア-学校-

先週の話。

私がサーキットオフィスで作業をしていると、
生徒の母親と思われる人がサーキットマネージャーのところにやってきて、
急に何やら話しだしました。

何かというと、
Gr.12の娘が妊娠したことにより、学校から停学処分を受け、
Matric(最終試験)を受けられないことに対する抗議だそうです。

彼女の娘の学校は、我が地区随一の成績を誇り、
ムプマランガ州全体でもトップ20に入る有名校です。

その学校の校則では、
女子生徒が妊娠した場合、4ヶ月の停学になるようです。
(男子生徒の処分は不明‥)

彼女の場合、Gr.12、つまり最終学年。
これは進路の問題にも直結するので、大変です。

そこで、母親が抗議というか途中から嘆願しに来たわけです。

その後、サーキットオフィスは、学校側を尊重すること、
というか静観することに決めたようです。

今後、どうなるかは不透明ですが、彼女の将来を考えて、
大人たちには真剣に議論してほしいと思います。

ちなみに南アの(少なくとも私の任地の)高校では、
学校内でのあからさまな恋愛が禁止されています。
(かなりあいまいな気がしますが‥)

それは、学校内で恋愛関係がもつれてのトラブルが後を絶たないからだそうです。

実際、先日私の任地内の私立高校の敷地内で、
恋愛関係のもつれから、銃の発砲事件があり、
一人の生徒が息を引き取ったとの情報を耳にしました。

そのため、学校側の恋愛禁止の校則もなんとなく理解できます。

※私は私立高校を出入りしないため、
今回の発砲事件で流れ弾にあたるということはありません。

しかし、物騒な場所であることに変わりないので、
今後も気をつけて生活していこうと思います。