虹の国へ-日々を楽しんだり嘆いたりしちゃったりして-

平成21年度3次隊青年海外協力隊として
南アフリカ共和国での活動記録

Gr.7の卒業式典に出席

2011-11-05 20:53:01 | 南ア-学校-

私の任地の小学校は、Gr.7まで。
Gr.8からは、Secondary(高校)に行きます。

日本では、小学校、中学校とそれぞれの卒業式がありますが、
南アの場合はどうなのでしょうか。

とその前に、
南アの学期は、1月始まり12月終わりのため、この時期が卒業式典シーズンとなります。
私は、昨年幼稚園の卒園式には参加しましたが、Gr.7のは、初めての参加です。
昨年の幼稚園の卒園式のようすはこちら。)

さて、話をすすめます。

実は、南アの小学校の卒業式は、学校内では行いません。

タイトルには、卒業式典と書きましたが、
実際には、卒業旅行とでもいいましょうか、屋外の施設で行います。

会場は各学校がそれぞれの経済事情などを勘案して、SGBと一緒に決めます。
(SGBについてはこちら)

今回、参加したKamhlushwa地区の小学校では、
車で15分ほどの場所にある、ロッジを借りて行いました。
(他の学校では、クルーガー国立公園やネルスプリットで行ったと聞いています。)

式典に参加できるのは、
卒業生であるGr.7の子どもたち、学校関係者、SGBの方のみで、
卒業生の保護者は参加できません。

しかも、卒業生もR120(約1200円)を払えない場合は、参加できません。
そのため、朝教室では、先生たちがどの生徒が払ったか確認していました。
(この学校では、約5名が経済的な事情で参加できなかったようです。)

そして式典。

先生やSGBからの言葉があり、

今年度の優秀生徒の表彰がありました。

そして食事の後は‥

お待ちかねのプールタイム。

日本の学校とは違い、私の任地の小学校では、学校内にプールがないため、
子どもたちはプールに大興奮。

水着を持っている子もいない子も、次々に飛び込んでいました。

こうして、合計4時間弱の式典はあっという間に終わりました。

Gr.7の子どもたちにとって忘れられない卒業式典になったと思います。

私は、この学校に今年あまり来ていなかったため、
子どもの名前を知っている子が一人もいず、ちょっとさびしかったのですが、仕方ないですね。


今週は2校で折り紙教室

2011-11-05 16:48:19 | 南ア-日本文化紹介-

今週は、Kamhlushwa地区。
地区内の2校で折り紙教室を開催しました。

まずは、緑と黄色の服がトレードマークの学校。
この学校は、今年の隊員共同イベントの開催校にもなった学校です。
(JAPAN SCIENCE FEST IN MALELANE 2011のことです。)

Gr.2の3クラス、計150人の生徒を対して、
一クラスずつ兜を教えました。

写真はそのときのようすです。

 

普段組むことのない先生たちと息を合わせて授業するのは、
なかなか難しかったですが、つたない現地語でなんとか指導できました。

次は、今年、新しい校舎が完成した学校。

新しい校舎で、教員も生徒もウキウキしている学校です。

まずは朝礼のようすです。はじける青色が特徴ですね。

 

この学校では、Gr.1の1クラス、50人のみ指導しました。
(他のクラスの先生が欠席のため。)

おなじみの兜でしたが、
やはり1年生に教えるのは、難しかったですね。

事前に綿密に打ち合わせしていたのですが、
予定以上時間がかかってしまいました。

ただ終わった後に、子どもたちから「楽しかった」と言われたので救われました。

 

折り紙用の新聞紙がほとんど尽きてしまったので、
今年の折り紙(兜)教室はこれで終わりになりそうです。

時間があれば、また来年行いたいと思います。