「とにかく、3時45分の飛行機で帰ることにしたから。」と、夫。
「え~、帰れるん??いいよ、自力で治すけん。」と私。
「そんなのいかんに決まっとうやん。今日、明日の予定はキャンセルしたから、明日一緒に病院いこう。」
皆さんのご家庭なら、帰ってきて当然なのかな。
そんな感じの生活をしていないので、なんだか、すぐ帰ってくるんだ~なんてことにも感心しまして・・。
でも、帰ってきて顔見たとたん、もうボロボロ泣き崩れでした・・・私・・・
医師から言われたこと、もう自分で治すよ・・・なんてことを告げると
骨折を放っておくなんてとんでもない。
将来的に後悔するかもしれないようなことはしない。
手術も受ける必要があるなら受けること。
きちんと治療することだけを考えよう・・・と。
「でもさ、無理やん。夫くん、来週も再来週もおらんやん・・・4週間も頼める人とかおらんやん・・・朝も夜もよ・・・」
なんて、愚図愚図グズグズ言ってると、
「もう、たかだが4週間、おれがどうにかする!とにかく明日病院に行くけん!!落ち着け!!」と一喝されたのでした。
・・・つづく・・・
そういえば、おひさまが自閉症と診断されたときもそうでした。
泣き崩れている私に、
「俺はおひさまはかわいい。もしそうであっても、この先何があっても俺がどうにかするけん、大丈夫やけん。」
って言ってたな。おむつ替えたことも夜泣きに起きたこともなかったのにさ。
でも、自閉症の本なんか、あれから今も1冊も読んだことないけどな。
幼稚園との話し合いのときもそうだったな。園長ほか先生たちが5人、前に座った応接室で、
「通園施設に移ろうと手続きなどしておりますが、定員が多く、すぐには転園できない状況です。
しかし、自宅で過ごすことが彼の成長にとって良いことだとは思えません。
転園までの間はこちらに通いたいと思っておりますので、体制を整えてください。」
って、けんかすることなく冷静に告げて、もちろんでございます~ってなって、それ以降、幼稚園の先生たちに夫の株は急上昇だったな。
そう、いざってときに、パニくる私に対して、
いざってときには、冷静で真っ当でポジティブな夫。
その言葉に救われてきました。
まあ、今回だって、家にいると決まったとたん、出張に行ったからさ。
本当にあてにはならんのですけれどね。
でも、今回の言葉で、今後3年は惚れていられるわ!なんて思ったのです♪
あっ、こんなこと書いたら、また3年後、とんでもないことが起こりそうだから、
一生ってことにしとこうっと。