旅の途中

人生は長い旅のようなもの。毎日のつれづれに趣味のあれこれなど書いてみようと思います。

三月大歌舞伎 夜の部

2009-03-16 23:55:22 | 観劇
昨日、三月歌舞伎の夜の部を観に歌舞伎座に行ってきました。

歌舞伎を見るのはお正月の浅草以来、歌舞伎座は今年初めてです。

今月の出し物は昼夜通しで元禄忠臣蔵。
夜の部は南部坂雪の別れ、仙石屋敷、大石最後の一日の三つ。
しかも主役の大石内蔵助が団十郎、仁左衛門、幸四郎の3人で
それぞれの内蔵助が楽しめます!

団十郎さんはご病気から復帰して久々に見るのでそれだけで楽しみ。
やっぱり素敵でりりしい内蔵助でした。
人間国宝・芝翫三演じる遥泉院との永遠の暇乞いはじ~んとするものがありました。

仁左衛門さんの内蔵助は一番ハンサム(ほかのお二人ごめんなさい)
細面のお顔がきりっとしています。
とても長い台詞があったのですが、当たり前ですがすらすらと熱演して
本当にすごいなあと思いました。

幸四郎さんの内蔵助は上品
3階席の私には少し台詞の聞き取りにくいところがあって
上品=ちょっと元気がないと感じてしまいました。
まあ、死んでしまう内蔵助が元気なわけはないのですが・・・。
よかったのですが、個人的には団十郎、仁左衛門の内蔵助が好みです。

今回は前の日に早く寝たのに、なぜかあったかくなってきて
ぽわ~とウトウトしてしまうことが多く、ちょっと勿体なかったのですが
よく知っている忠臣蔵だったので物語の筋がわからなくなることはありませんでした。
それにしても、薬も飲んでいないのにあの異常な眠気は
やはり春だから?それとも花粉症のせいでちゃんと深く眠れていないのかしら?
自分ごとですが、それがほんとに残念です!