ムセウです。はい、9000デュラエースに換装しました。土曜に受け取ってきて、昨日はお出かけだったんで、今日が練習として初乗り。
これ、170mm 52-36Tのクランクセットが生産が遅れたらしくて、10月にはオーダーしてたけど、結局、部品が揃ったという連絡が来たのは1月末。
んで、凄いぞ、FDの変速性能。簡単にアウターに上がる。シマニョーロで、KG281でスーレコ→FD6700、シクロクロスでFD6700→FD9000としたときに性能アップがあったんで、「意外とFDの関与が大きいのね」と思ってたんだけど、じゃあ、同じFD9000で比べると、9000のフルセットと、クランク&エルゴパワーはカンパのシマニョーロとでは、全く性能が違う。ああ、やっぱりチェーンリングとレバーの違いが凄いのね、と改めて認識。
判りにくいですが11枚あります。インナー36Tだけど、シクロクロスで6年は使ってるギア比なんで、特に目新しさはなし。11枚になって、インナー×トップで、トップから3枚目からは普通に使えるから、12-25Tだと36x14が使えるのは大きいかも。
そしてSTI。結局、78のSTIに近い形に戻りました。内側にアウター受けの関係で小っちゃい出っ張りはあるものの、特に不便さはない。エルゴパワーだと、レバーのおかげで親指を当てることすらできんから。そして、やっぱりSTIっていいよ。六本木さんが某所で「SRAMは後発の良さが~」と言ってたけど、おいらとすれば、「STIは先発のない、何も制約がないなかで考えつくされたシステム」だと思う。結局、エルゴパワー、ダブルタップともに、巻き上げは小さいレバーだから手全体で巻き上げることが可能なSTIに比べれば重いのは確実。そして、エルゴパワーは解除用のレバーが邪魔に思うときがあるし、ダブルタップはロー側最大のときにさらにローにしようとしてできないから、場合よってはトップ側になっちゃう、って点はあるし。まあ、ダブルタップは使ったことがない状況で勝手なことを書いてますが。
そしてブレーキ。すんごい軽くなった。あと、後ろ側で言えば左側(「右側」は修正しました)のピボットも別にしたおかげで、テコ比が良くなって、この様にアーム先端にシューが付くようなムセウの場合でも、利きが向上した。
というわけで、使ったことはないけれど、「電動は要らないなあ」というくらい、操作も軽くていいです。まあ、充電という行為そのものが面倒だったりするんで。
そうそう、ポジションも決まったんで、組み換えの際にコラムカットもしてもらった。今まではハンドル回りの調整の簡易さのために、メーターのセンサーはムセウだけ無線だったんだけど、この際に有線化。有線用のほうがセンサーも小さいので好き。そして、電池のことを気にしなくていいし。何度か経験してるけど、走り出して暫くしてからセンサーの電池が切れているのに気がつくのって、けっこう、ショック大きいですよ。ムックを見てると、ボクレーもシグマスポーツで有線化キットを使ってるんだよねえ。新城のは無線だったけど、エースの自転車は確実性を優先してるのかな。