しっぽなのうつうつ

<宇宙(そら)>に魅せられて・・・
お写真、勉強中♪

山と森と海と・・・そして空

2015-09-10 11:48:06 | つぶやき

間伐ボランティア『ウッディーズ』については、こちらをどうぞ!
http://sapporo-woodies.org/

知り合うきっかけはこちらです。
http://blog.goo.ne.jp/kentaikibou24128/e/0496b19e1d65f8151bd7e65335d15ffe


さて、小樽の続き・・・

はるか小屋は、昨年建てられたばかりの新しい山小屋で、中に入ると木の香漂う素敵なところでした。
暖房はもちろん(?)薪ストーブ。
水道も電気も通っていて、トイレも完備。
快適な宿泊が出来そうです。

古い山小屋は昨年焼失してしまったそうです。
その後、有志の協力で再建が実現したとか。
手作りと言うには、余りに立派!
お仲間に、匠の技を持つ大工さんが居るらしく、それを聞いて納得しました。

下の写真は小屋の中なのですが・・・
夜にWaoさんとお酒を飲んで、酔っぱらった後に撮ったので(言い訳!)、手振れがひどいの。
写真を小さくして誤魔化します。(汗)

 
薪ストーブも、譲り受けたものだそう。

 
ロフトがあり、夜は少し寒いので上で寝ます。

よ~く見ると・・・見下ろしたテーブルに一升瓶があるよ(爆)


山小屋の前は開けた庭のようになっていて、そこを囲むように石垣がありました。
その上に登り、遠く視線を向けると、海が見えます。


Waoさんが、写真を撮りやすいように木を除けてくれました。

内陸で生まれ育った私は、海を見るとただそれだけで感動してしまいます。
Waoさんは、「こんなので喜ばれるとは・・・。」と不思議そう。
そりゃあ、毎日海を見ている人からしたなら、私の反応は大げさに見えるでしょう。


実は、山小屋はまだほかにもある。
こちらは、Waoさんの・・・まさしく彼の所有財産です。


この小屋の背後・・・上の写真で言うと、向かって右手に山の斜面が迫り、森があります。



ワオとは、アイヌ語でアオバトのことだそうで、本当に鳴き声が「わぉー」と聞こえるんだって!
「わぉー」と鳴くのはアオバトだけではなくて、子供達も・・・

看板に『かもめ保育園』と書かれているの、分かりますか?
写真では分かりずらいですが、後ろはかなりの急斜面で、冬、雪が積もると子供達が上から滑り下りて来るのだそうですよ。
ほんと、私は登る自信が無いほどの坂なのですがね・・・

かもめ保育園については、また後ほど・・・話題が盛りだくさんで、どうやって書こうかと困るわ!(爆)

そうそう・・・この小屋のそばに、小鳥が落ちていたそうで、Waoさんがわざわざ私に見せるために保存してくれていた。


野鳥図鑑で調べると『キビタキ』のオスでした。
可哀想に、どうして死んでしまったのか?
とても綺麗で傷などは無いように見えるのに・・・

でも、こんな小鳥が訪れる森だということです。


この後、春香山で行われていた芸術祭に案内して頂きました。
森の自然を利用した芸術作品の展示だったのですが、いい写真が取れなかったので、割愛<m(__)m>


そして向かったのは、私が大げさに喜ぶ海です。

車で海の近くまで行き、そこから急斜面を下りて行きます。
獣道のような細くて足場の悪い、なかなかのサバイバル行!

辿り着くと波打ち際まで行けました。



ああ、海だ・・・素晴らしい!


これは、地元の人が「たから島」と呼ぶ『恵比寿島』
島と言っても、大きな岩と言った感じです。
アオバトが生息しているそうですが、この日は見られませんでした。

写真を撮っていると、中年の男女が現れました。
崖のような急斜面を下りて来た私達とは違い、涼しい顔をしています。
話を聞くと、なだらかな坂の普通の道があると言うのです。

帰りはそちらを登ったのですが、車も通れるアスファルトの道でした!(爆)

いやいや、良い経験ですから、Waoさん、お気になさらずに・・・。


さあ、夜はWaoさんとお酒を飲みながらの語り合い!
山小屋の中で、話しが尽きぬほどで、時間の経つのも忘れます。

私は山小屋に泊まりるので問題ありませんが、Waoさんはご自宅に帰ります。
飲んでしまってどうするか?というと・・・。

奥様がちゃ~んと迎えに来てくれるのよ!
優しい奥様・・・だけじゃなくて、この方もまた、凄い人!

それは、また後で・・・。

お二人が帰ってかたら、ほろ酔い気分で小屋の中の写真を撮り、
そして、期待を胸に空を見上げれば、星が見えている。

よしよし、写真を撮るぞ!と思っても、
やはり旭川からの移動に疲れていて、酔いも手伝い、集中力が欠けてしまう。


いつものように、水平調節が・・・でも、眠くて・・・


もしかしたら、明日も撮れるかも・・・などと、安易な期待をして、諦めちゃうんだから、だらしないわ!

長時間露光の間に、寝る仕度をしたらいいんだ!と、日周運動にも挑戦!


写真整理があって時間が無いので、今回は手抜き調整です!





ああ、折角だから、もっときちんと設定したらよかった・・・特にアングル・・・

実は、次の日は雲が出てしまい、星は全く見えなかったのよ!
ぐすん・・・


それでもね、それなりに満足して、この後気持ち良く寝たのです。
山小屋の中で、幸せに浸りながら・・・


そして、明日に続く・・・









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4 コメント

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想像を超えた素晴らしさ (しりとり ちー)
2015-09-11 11:25:21
ロケーションも、ヒュッテも、その造作も。

キビタキは僕のエリアでは高原の夏にしか出会えない。繁殖を終えて力尽きたのかも知れない。それも自然の営み。

ところで、被写体との出会いは一期一会。いくら酔っていてもおざなりは無しにしましょう(^。^;)
お恥ずかしい (しっぽな)
2015-09-11 21:12:27
ちーさん、こんばんは。
本当ですよね。
勿体ないことをしてしまいました。

この後も、私はせっかくの一期一会を逃しています。
まだまだ、修業が足りません!(爆)
お疲れさま! (Wao)
2015-09-11 22:26:09
次々に差し出される画像にカミさんともども驚きの声を上げています。
見慣れた景なのに見たこともない光と影に包まれていて、オレは意外と素敵なところにいるのかなぁ…と思ったり。
そして、「想像を超えた素晴らしさ ロケーションも、ヒュッテも、その造作も。」という、しりとり ちーさんのコメント。
予て慧眼の士と仰ぎ見るちーさんのお言葉とあって、何とも嬉しく。

本当ですよ! (しっぽな)
2015-09-12 16:21:57
Waoさん、ありがとう。

本当に素晴らしいところだったのですから、ちーさんのコメントは、そのままに受け取ってください。

いつもそこに居ると、その価値を忘れがち・・・私自身にも、よくあることです。

ただね、カメラのレンズを通すと見えない物が見える時ってあるのです。
だから、カメラマン(?)って、お得な感じよ♪

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