お城でグルメ!

ドイツの古城ホテルでグルメな食事を。

ドイツでの出来事

2022年10月20日 | 海外生活

今日の投稿はお城もグルメも関係ありませんが、ドイツに興味がある人には面白い話だと思います。

実は私は 2008年から、日本の文化についての講演活動をボランティアで行なっています。和陶器、寿司、旅館、祭りetc. と、毎年テーマを決めて、歴史的背景など少しアカデミズムを盛り込んだ形で、全国の独日協会、市民大学、博物館から招待を受けてしゃべります。AKB 48 の足元にも及びませんが、それなりに結構人気があるのです。

この講演活動と直接には関係がないのですが、2015年にドイツ語のブログを始めました。ドイツ人に日本のことを良く知ってもらうのが目的です。いろいろなことを書くので、日本の歴史の中でしばしば話題になる、いわゆる「従軍慰安婦」や「南京事件」についても投稿したのですが、私は政治的な人間ではないので、表現は違いますが、日本政府の公式見解に沿って書きました。 これが、ボン大学で〈日本学と韓国学〉を研究する教室のOXという日本学教授とそのスタッフの目に留まったのです。教授は私を極右翼の危険人物だと決め付けて、主に日本とドイツでしょうが、世界中に約2.750人の受信者がいるというメーリングリスト〈j-studien@listserv.shuttle.de〉で拡散しました。そのj-studienのプラットホームでの議論では、私をホロコースト否定論者や反イスラム過激派と同一視する暴論もありました。(ホロコーストに関して言論の自由がないヨーロッパでは、ホロコースト否定論者は犯罪者です。)教授が拡散したメールには、独日協会に宛てたメッセージとして、私を講師として呼ぶのは止めるようにとの忠告があります。そしてそのメールを受信したエアフルト独日協会の会長が、50くらいある全国の独日協会に転送したのです。

そのせいで、Halleという旧東ドイツの町にある独日協会から、9月に予定していた講演のキャンセル通知が届きました。その他2、3の独日協会から、講演会をどうするか、会議にかけて判断すると知らせてきました。あといくつキャンセルされるかわかりませんし、来年から講演依頼がくるかどうかも判りません。私の名誉は傷つけられるし、いくつかの独日協会の信用はなくすし、落ち込んでしまいました。

その一方で、私への全面的な信頼をもとに、OX教授とエアフルト独日協会の会長へ抗議のメールを送ってくれたり、私に励ましのメールをくれる独日協会の会長さんたちが少なからず居て、感謝感激の気持ちです。

さて先日、私の弁護士と話して、OX教授とエアフルトの会長に対して反撃に出ることにしました。まず民事では、二度とこういうことはしないという誓約書、そして弁護士費用の負担を要求します。さらに刑事告発をしました。もっとも、刑事告発しても起訴されることはまずないということですので、2人に対する脅し、ということでしょう。

そして間接的にですが、ドイツの人々に日本政府の公式見解がホロコースト否定や反イスラムと同じだと誤解されるかもしれません。それで、ドイツにおける日本国の名誉に係わる問題ということで、ベルリンにある日本大使館に事の次第を文書で報告しました。

私の反撃に向こうがどう出るか、興味しんしんです。

ところでOX教授は何者なのでしょうか。南アフリカ生まれのドイツ人のようですが、左翼思想をもっているのでしょうか。左から見ると何でも右に見えますからね。それとも同じ研究室に居る2人の朝鮮半島出身のスタッフの影響で、反日感情を持っているのでしょうか。その朝鮮半島出身者がドイツを拠点に反日工作をしているスパイ、なんていうのは小説の世界でしょうかね!?

 

〔2015年6月〕〔2022年10月 加筆・修正〕

 

 

 

 

 

 


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