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真・女神転生imagine-JZ13(バックアップ)

Broachで投稿していた記事のバックアップです。

最近のお気に入りアニメ

2011-06-02 03:25:59 | アニメ・マンガ・TV
まどマギ亡きあと、私の心を救ってくれたのは…
…てゆーか、鉄板すぎて恥ずかしくて書いてなかったんだけどね…
GOSICKが一番のお気に入りなんです…。

私、勝手にCLAMP原作なんだと思っていたのですが、原作は小説なんですね。
原作は巻数が多すぎて手が出てませんが、ミステリーの謎解きが面白いです。
序盤の頃はアガサクリスティみたいな雰囲気の硬派なミステリーが興味深くてずっと見てました。
が、ストーリーが進むにつれ、涙なしには見られない切ない展開へ!
「名もなき村」辺りから完全にツボにハマりました。^^;
複雑に絡み合う謎!迫りくる野望!ももちろん目が離せませんが、
ラブストーリーとは言えない、ほんのり甘酸っぱい九城とヴィクトリカの関係の絡め具合がたまらん!
アニメでしか見てないんですが、このバランス感覚は稀有のものだと思います。

ミステリー・謎解きの部分は本格的で、苦手な人には敬遠されるような堅い内容ですが、
愛らしい名探偵・ヴィクトリカと、彼女を守る小さな騎士・九城のお互いを想う深い友情(愛情?)が軸になっていて、とても人間味のある内容になっています。
でもこの二人の関係が恋人関係だったら恐らく、途端につまらなくなってしまうだろうなぁと想像したり。

主人公は2人とも14歳という設定だったと思うのですが、この中途半端な年齢もいい味出してますね。
子供じゃないけど大人でもない。
ヴィクトリカは天才的な頭脳を持ってはいるけど親権者の許可なく学園を出る事は出来ず、
九城は一介の留学生で何の力も後ろ盾もない。
でも、もがきながらあがきながらお互いを探そうとする…うう、切ない!

今はネタバレがいやなので原作は読みませんが、そろそろアニメも佳境に入って来ているし、
放映が終了したら買って読もうと思います。楽しみだ♪


もうひとつのお気に入り。
それは
あの日見た花の名前を、タイトルが長すぎて未だにきちんと覚えられない
です。キリリ

これもなんか切ないですねぇ。
あ、タイトル?「あの花」でよかろ。

これ、主人公と同じくらいの年齢の時に見たかったなぁ…。
たぶん、感じ方が全然違うんだよ。
んでもって10年後くらいに見たらまた全く違う印象になるんだよ。
ここまで感情移入する私が特殊なのかもしれませんけどね…。

ストーリーはググってください、とか丸投げしますが、ぶっちゃけストーリーは置いといてですよ。
繊細な心理描写がすごく切ないです。
登場人物の行動がいちいち「あー!わかるわかる!」って腑に落ちちゃうんですよね。
全員がお互いを思いやってるのに、若いから天邪鬼になっちゃったりね。
私はすでに”高校生っていつのことだっけ”という年齢になっちゃったから上から目線になっちゃうけど、
同年代だったらもっと「あー!こいつ、もっとこうしろよ!」というような感情移入の仕方になるんじゃないかと。

登場人物が、自分たちが屈託なく仲良く遊んでいた頃を必死で思い出しながら問題を解決していこうとするんですが、
ついつい自分も「このくらいの年の時ってどうだったっけ」と考えてしまうんです。
すると、こんなにたくさんのこと忘れてたんだ、なんて思って切なくなったり。^^;
忘れなきゃ前に進めないことってたくさんあるけど、今思うとこんな些細なことだったんだなぁ、とかw
そういうきっかけを作ってくれる、私にとってはとても大事なアニメです。

じんたんが羨ましいなぁ…。
私も、幽霊でいいから会いたい人、居るんだけどなぁ…。
まあ、彼女が幽霊になって現れたらソッコーで叱られそうなので、やっぱいいです。^^;