センター試験国語(現代文)を極めたい!

センター試験国語の法則を解き明かすのが目標です(『ヘタレ競輪王のトホホ日記』のエントリも恥の記録として残しておきます)。

五番勝負!!!! ~1回戦終了!~

2006-02-06 20:00:00 | その他
 前にも書きましたが、現在、国立大学の2次試験前なので、過去問を解きまくっている競輪王です。

 国語の問題なんて、基本的に

どれも同じようなもん

なので、センター明けから2週間、すなわち先週までは、既に解いたことのある国立の2次の問題を使って、

本文&設問へのアプローチ法

を伝授していたオイラでしたが、いよいよ個別対策に移ろうと思いました。

 んで、手始めに、今日から、

神 戸 大 学 五 番 勝 負

に突入することを決意。たった今1回戦を終えました。

 もともと、2001年度から2005年度まで、古いほうから順にやろうと思っていたのですが、

間違えて

2005年度の問題に先に手を出してしまったので、

あっさり作戦変更。

 「君子は豹変す」ってヤツで、このあたりの変わり身のはやさがオイラの新庄剛…じゃなくて、身上だったりします。

 で、感想。

 神大の現代文って、

イヤになるほど本文長い


ね!!!!!!!!!!


 並の受験生だったら、あの文章の異様な長さ「アウツ!」じゃねーの? と思うほど長い。

 ただ、どうも神大の現代文ってのは、「引用を多用した文章」が多いみたいですな。どの年度のヤツを見てもやたら引用箇所が多い。その分、問題の本文が長ったらしく見えちゃうんやね。

 コレは、近い将来「論文」を書かねばならん受験生に対して、「引用+本文」という論文チックな文章を提示してその読解力を問う、ということで、一つの見識と言えるかも知れん。

 さて、2005年度の問題は、どうやら「物語化しえない出来事を、どう『歴史』の中に位置付けるか」というのが本線のようで、「歴史」と「出来事」との逆説的な関係が見えたかどうかを問う問題のように見受けられました。

 しっかし、好きやね、「逆説」

 この「逆説」とか、あとよく似たので「皮肉」なんていうのは、

「モノゴトとモノゴトの関係」

を表すコトバなんですが、この関係性が理解できるかどうか、というのが、

高 校 国 語 の 一 つ の ヤ マ

であるように思います。既に理解している人にとってはどうってことないことなんですが。

 だからこそ、「逆説」とか「皮肉」という言葉を含んだ文章がやたら入試問題に選ばれるんでしょうね。決して「朝日新聞だから」という理由ではないと思います。

 問題そのものは、至極オーソドックスなものだと思いました。制限字数が結構多めに設定されているので、「どの要素をどれぐらい詳しく書くか」に結構悩まされましたが、まあ、納得のいく答案が作れました。

 なんか、ウチの学校の

わずか数人

の受験生のためにだけ、オイラのノウハウを披露するのはもったいないので、ブログで「記述現代文攻略術」公開しちゃおうかしら……。 あ、そんなニーズはないな。 失礼しました!