変形性股関節症に負けない『心と身体』を目指して -運動指導士 彦坂惠子-

踊りが命と舞台と指導に明け暮れていた私が突然変形性股関節症と言われ、手術をし引退したが現在運動指導士として活躍中

ぴんぴん ころり

2008-08-02 13:18:21 | 日常生活

 母が入院して もう一ヶ月になろうとしています…

 毎日の栄養の点滴 と 抗生剤の注射で、母の手足は
真っ青で、注射の針の穴が ところどころ 点々と赤くなっています。

 食事は、ブレンダー食といって、ミキサーで粉々に砕いた
物を固めて ゼリーのような 魚や肉や野菜です。


 娘としては、なんとか早く退院して元のように元気に
暮らしてもらいたい !  と 思いますが、なかなか回復が
時間がかかるようです…



 先日の7月30日に ‘きらら’の会員の皆さんと川崎市の主催する
「いきいきセミナー」 の講演会に行ってきました。

 『感動はあなたの脳を活性化する』 
      講師  今井 幸充 (日本社会事業大学大学院教授)

 今井先生は、認知症に関してのスペシャリストで 聖マリアンナ
医科病院で精神科の医師でもあります。
 とてもお話の上手な先生で、きららの40代~80代の私を含め
14人は 笑いながら 勉強することが出来ました。

 先生は、団塊世代の少し後の世代で 58歳。
これから 団塊の世代が(7~8年後) 一気に定年も含め
老年を迎え 認知症患者が推定 300万人になるのでは…

 認知症にならないために、元気で暮らして死んでいく…
『ぴんぴん ころり』 が 理想です。  と 言われました。

 私は、自分の母に 『ぴんぴん ころり』 
と してもらいたかったのです…


 『ぴんぴん ころり』  みなさん なんの事だと思いますか?

 分かりますよね。年を取っても 元気で ぴんぴん と 
生活し、死ぬ時は ころり と 直ぐに 死ぬ !

 本当に 理想です …

 先生曰く、今の医療は 生かす医療で体に一杯、病院で
チューブを入れられる…  絶対死なせない…


 何ヶ月も 何年も 寝込まれて体中 チューブだらけで
生きているのは、家族も本人も辛いだろう…


 だから… ころり と 死ぬ!


 「私は そのように 死にたい!」


 では、『ぴんぴん ころり』  を実践するためには?
どうしたら良いのか? 

1. 病気にならない!
    当たり前ですよね。 そのためには、
  ① 野菜果物を沢山食べる(野菜のとる量が少ないと、比率で3倍) 
   魚を食べる(食べない人と比べると6倍) 
   ワイン(毎週飲まない人と比べると2倍) 但しアル中は駄目。
   コーヒー(毎週飲まない人と比べると 0.6倍)
  ②ウォーキング(週3日以上 :  運動をしない)  2倍
   楽器の演奏・ゲーム・ダンス(よくする : ほとんどしない) 3倍
  ③人とのまじわり (よくする : ほとんどしない) 8.2倍
   おしゃべりを たくさんする。


 ★きららのお教室で仲間の皆さんと 一緒にチェアーダンスで
 運動し、その会場まで 遠くから来ることで ウォーキングし、
 体操後 皆で必ず おしゃべりで 楽しく 雑談することは、
 とても 理に適った 活動なのです。

  先生の話に 皆で うなづき そして、お互いに顔を
 見合わせにっこり ! 目は輝き !  私たちバッチリね!!

 と 誰の顔にも書いてある…


2. 自分のためにお金を残す(子供のために自分はつましくする
 のではなく、自分の生活を楽しくするためにお金を使う)
  
 子供に残しても、直ぐ忘れて 当たり前だと思い 感謝しない。
 と 先生。 私も同じ考えで 子供にはお金は残しません。
 と 彼が20歳の成人式の時に宣言しました。

3. おしゃべりをたくさんする。
  生活を楽しくすることを 考える。

4. まわりにやさしくする
  “高尚なる偉大な精神”  やさしくして欲しければ、自分から
 やさしくする。

 ☆では、お金も健康も自信のない人は? どうしたら良いのか?
 これからでも遅くない、性格をよくしましょう!


 それはそうですよね、 頑固で意地悪で 不満ばかり言っている
人のそばには よりたくない。 仕事としてでも あまりいい気は
しないですよね…


 デイサービスや介護は施設は とても必要です。
なくては困ります。 だけど 風船遊びやボール投げなど
したくないでしょ? と 先生は言いました…


 母は風船遊びボールなげをしていました。
認知症だけど やりたくない時もあったでしょう !!


 やっぱり 自分の事を しっかり自己管理して 
頭も体も (特に変形性股関節症を管理して)元気で
いないと いけない!! と 強く思いました。


 私たちは 脚の痛みに負けると 運動が出来ません。
外出もしなく 人とも交わらなく なります…


 そうならないように  『仲間』 ってとても 大切です!!!


 お近くの方 ぜひ ‘きらら’で 活動しませんか!!!

 ご一緒に楽しい 明るい 元気な人生にしましょう。。。

 

 


 
  


 
 
  
 


 


 

 




 

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