母が入院して もう一ヶ月になろうとしています…
毎日の栄養の点滴 と 抗生剤の注射で、母の手足は
真っ青で、注射の針の穴が ところどころ 点々と赤くなっています。
食事は、ブレンダー食といって、ミキサーで粉々に砕いた
物を固めて ゼリーのような 魚や肉や野菜です。
娘としては、なんとか早く退院して元のように元気に
暮らしてもらいたい ! と 思いますが、なかなか回復が
時間がかかるようです…
先日の7月30日に ‘きらら’の会員の皆さんと川崎市の主催する
「いきいきセミナー」 の講演会に行ってきました。
『感動はあなたの脳を活性化する』
講師 今井 幸充 (日本社会事業大学大学院教授)
今井先生は、認知症に関してのスペシャリストで 聖マリアンナ
医科病院で精神科の医師でもあります。
とてもお話の上手な先生で、きららの40代~80代の私を含め
14人は 笑いながら 勉強することが出来ました。
先生は、団塊世代の少し後の世代で 58歳。
これから 団塊の世代が(7~8年後) 一気に定年も含め
老年を迎え 認知症患者が推定 300万人になるのでは…
認知症にならないために、元気で暮らして死んでいく…
『ぴんぴん ころり』 が 理想です。 と 言われました。
私は、自分の母に 『ぴんぴん ころり』
と してもらいたかったのです…
『ぴんぴん ころり』 みなさん なんの事だと思いますか?
分かりますよね。年を取っても 元気で ぴんぴん と
生活し、死ぬ時は ころり と 直ぐに 死ぬ !
本当に 理想です …
先生曰く、今の医療は 生かす医療で体に一杯、病院で
チューブを入れられる… 絶対死なせない…
何ヶ月も 何年も 寝込まれて体中 チューブだらけで
生きているのは、家族も本人も辛いだろう…
だから… ころり と 死ぬ!
「私は そのように 死にたい!」
では、『ぴんぴん ころり』 を実践するためには?
どうしたら良いのか?
1. 病気にならない!
当たり前ですよね。 そのためには、
① 野菜果物を沢山食べる(野菜のとる量が少ないと、比率で3倍)
魚を食べる(食べない人と比べると6倍)
ワイン(毎週飲まない人と比べると2倍) 但しアル中は駄目。
コーヒー(毎週飲まない人と比べると 0.6倍)
②ウォーキング(週3日以上 : 運動をしない) 2倍
楽器の演奏・ゲーム・ダンス(よくする : ほとんどしない) 3倍
③人とのまじわり (よくする : ほとんどしない) 8.2倍
おしゃべりを たくさんする。
★きららのお教室で仲間の皆さんと 一緒にチェアーダンスで
運動し、その会場まで 遠くから来ることで ウォーキングし、
体操後 皆で必ず おしゃべりで 楽しく 雑談することは、
とても 理に適った 活動なのです。
先生の話に 皆で うなづき そして、お互いに顔を
見合わせにっこり ! 目は輝き ! 私たちバッチリね!!
と 誰の顔にも書いてある…
2. 自分のためにお金を残す(子供のために自分はつましくする
のではなく、自分の生活を楽しくするためにお金を使う)
子供に残しても、直ぐ忘れて 当たり前だと思い 感謝しない。
と 先生。 私も同じ考えで 子供にはお金は残しません。
と 彼が20歳の成人式の時に宣言しました。
3. おしゃべりをたくさんする。
生活を楽しくすることを 考える。
4. まわりにやさしくする
“高尚なる偉大な精神” やさしくして欲しければ、自分から
やさしくする。
☆では、お金も健康も自信のない人は? どうしたら良いのか?
これからでも遅くない、性格をよくしましょう!
それはそうですよね、 頑固で意地悪で 不満ばかり言っている
人のそばには よりたくない。 仕事としてでも あまりいい気は
しないですよね…
デイサービスや介護は施設は とても必要です。
なくては困ります。 だけど 風船遊びやボール投げなど
したくないでしょ? と 先生は言いました…
母は風船遊びボールなげをしていました。
認知症だけど やりたくない時もあったでしょう !!
やっぱり 自分の事を しっかり自己管理して
頭も体も (特に変形性股関節症を管理して)元気で
いないと いけない!! と 強く思いました。
私たちは 脚の痛みに負けると 運動が出来ません。
外出もしなく 人とも交わらなく なります…
そうならないように 『仲間』 ってとても 大切です!!!
お近くの方 ぜひ ‘きらら’で 活動しませんか!!!
ご一緒に楽しい 明るい 元気な人生にしましょう。。。