■【信頼できる経営コンサルタントの選び方 10のポイント】7-3 先見性を持った創造的なアドバイス
経営コンサルタントに依頼してみたいけど、「いくらくらいかかるのか?」「本当に効果があるのだろうか?」など、ご心配な経営者・管理職の皆様は多いかと思います。
何万人という中から、自社に最適な経営コンサルタントを見つけ出すことは至難の業です。経営コンサルタントを選定せざるを得ないときにどのようなポイントに重点をおいたらよいのでしょうか?独断と偏見でまとめてみました。
経営者・管理職向けですが、裏を返しますと、経営コンサルタントや士業の先生にも参考となると信じます。
■7-3 先見性を持った創造的なアドバイス
「信頼できる経営コンサルタント」については、経営コンサルタント志望者向けのサイトにも既述してあります。そちらも合わせてご覧ください。
経営コンサルタントへの道
http://www.glomaconj.com/consultant/3keikonhenomichi/keikon.htm
顕在化した問題や潜在的な問題を解決するだけでは、企業は成長をし続けられません。
明日の経営環境を予測し、それに見合った創造的な経営課題に対処できるように取り組みませんと、利益率や成長率は鈍化し、やがて製品ライフサイクルのプラトー期から衰退期に落ち込むがごとく、企業がマイナス成長に陥ってしまいます。
経営コンサルタントと一丸となって企業が取り組み、「経営コンサルタント不要な企業創り」の支援をするのがプロの経営コンサルタントです。
「企業創り」であって「企業作り」と表記している点にご注意ください。
企業をつくることは、「起業」でして、起業専門のコンサルタントもいます。
ここで「創る」と表記しましたのは、他社と同じことをやっていては、企業は成長どころか、生き残りも困難でしょう。
他社との差異化(差別化)を図る、これが企業存続・成長の再スタート地点です。
先見性を持ったプロの経営コンサルタントは、マンネリ化などしているゆとりはないのです。次々と新しい課題を見つけてきては、それをクライアント・顧問先に定着させて行くのです。
経営とは、「機を推(み)て機を活かし、臨機応変に対応する」ことです。「推る(みる)」というのは、見えないものを推測するということで、それを活かすという、臨機応変な対応が、企業には求められ、ホンモノの経営コンサルタントは、その支援をするのです。
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