先月の1月26日に福井県立大学が開催したシンポジウム。
報告者の一橋大学教授の橘川先生のタイトルが、これだ。
講演内容の中で共感できる部分が多かったので紹介したい。
「エネルギ-のベストミックスを追求してきた点に日本人の知恵がある」
「原発推進派はリアリティが欠如しており、反対派は対案が欠如している」
「2030年にむけて、原子力20、再生可能30、火力40、節電10の
脱原発依存(減原発・再生エネルギ-拡大)シナリオが現実的にベスト」
「安全基準をめぐって福井県と国との間に相違があり、
福井(嶺南)の立場を全国に発信してゆくことが重要」
「立地県・立地市町村が原発がなくなっては困るということを主張しても
全国の人は共感しないだろう」
さて、福井県からどんな内容を発信すべきなのだろうか?(T.K)