福井県立大学水産経営学研究室のブログ(教員)

福井県立大学の水産経営学研究室(小浜キャンパス)のブログです。

家政婦のミタを見た

2011-12-24 16:06:34 | Weblog

テレビドラマ「家政婦のミタ」の最終回を、今週見ました。

11回のうち半分もみていないと思うけれど、

総集編もあったので、全体もわかった。

 

思うに、視聴率が40%になったのも納得できる内容だった。

しかし、どこがと考えると色々ありそうです。

現在の不安定な人間関係の中で、家族の絆の回復をテーマにしているから。

影がある登場人物を、松島菜々子や共演者がうまく演じていたから。

悲惨な体験からくる暗い物語なのに、

コミカルにドラマが展開するので、見ているほうは暗くならなくてすむから?

やっぱり、東日本大震災が影響しているのかな。(T.K)


食品の安全性への信頼と科学的根拠

2011-12-17 14:15:01 | Weblog

12月になって食品大手の粉ミルクから

セシウム汚染が確認されたという予想外の発表がありました。

震災前の牛乳で製造されたのに、

震災後に工場で製造中に大気から混入したという。

人体に影響はないレベルとはいえ、当然製品は回収。

福島県産の米についても、

10月には、いったん検査の結果は安全であったと発表されたのに、

11月には、一部の米から基準値以上のセシウムが発見されました。

検査によって米の安全性を科学的根拠をもって証明できるはずが、

実際には、信頼をくずす結果になったわけですから、

福島県産の米は、健康に影響のない米までも売れません。

昨日12月16日には、野田首相から

原発事故の収束が第二ステップを完了したとの発表がありましたが、  

「科学的根拠だけでは安全性への信頼が生まれない」

異常な事態がつづいていると言えます。(T・K)

 

 


ハラスメント講演会

2011-12-10 15:56:52 | Weblog

ひさしぶりの投稿です。

12月7日に大学内で、学外者を講師とするハラスメントの講演会に出席しました。

ハラスメントとは、いわゆるセクハラ・アカハラのことで、学内の嫌がらせ防止が目的です。

といっても遠隔講義でパワーポイントをみながら聞いたのですが、

ハラスメントの事例満載の報告で、気分が悪くなりそうなほどでした。

 

個々の事例はほとんど覚えていないけれど、

質疑応答の中に印象に残った話が一つありました。

それは意外にも学生による授業評価についての講師の発言でした。

「良い先生に嫌がらせをするために、極端に悪い評価をする場合がある。

そして、多くの場合、嫌がらせをする他の教員が学生をそそのかしている。」

ということでした。これも、なんとも気色の悪い話ではあります。

そして「学生による授業評価で教員の給与まで査定するのは誤りです」

とも付言されました。

 

そういえば、私の授業評価でも、20人に一人くらいの割合で、

極端に低い評価をしているケースがあります。

たとえ平均をとっても、その一人の影響は大きくでてしまいます。

もちろん、誰かはわからないのですが、

私の講義に興味はわかないし、授業のやり方は最低なのだそうですが、

不思議なことに、なぜか授業にもほとんど出ていないそうです。

「誰かにそそのかされなくても、残念ながらそのような学生はいるものだ」

と考えておかざるをえません。(T・K)