別の卒業生

先週，下の記事とは別の卒業生が研究室を訪れてくれました。
彼は海上釣堀の経営者。（20代半ばで(株)の社長）

彼は我が研究室に来た時から
父親の経営する海上釣堀を継ぐつもりで
卒論もそのテーマで取り組みました。

子供の頃から父親の仕事を手伝っていたとかで，
聞き取り調査はほとんどプロ級。
卒論の内容も完成度の高いものでした。

新聞をとっていない学生がほとんどの中で
「今朝の福井新聞に載っていたんだけど・・」などと
切り出すところが彼らしかった。

卒業と同時に跡を継ぐことになっていたので
私が電話で卒論の修正を指示すると
「定置網の片付けで忙しいからそちらでやって下さい」
などと言われる始末。

加藤先生と彼と私の3人で小一時間話し込みましたが，
内容は，海上釣堀と車（私は興味ないが・・）の話ばかり。

若いからまだ色々やってみたいんだなぁと思いながらも
彼はかなり緻密に経営しているので安心もできます。
がんばって！

彼が卒業式の日に言ってくれた
「先生，色々お世話になりました」と
「しっかり，稼ぎな」という私の返事は懐かしい思い出です。　（Ｒ・Ｈ）