4月から食品のセシウム汚染の基準値が厳しくなりました。
その結果、新基準値をこえる食品が増加していると報道されています。
4月1日から14日の半月に、自治体によって検査された約5千件の食品のうち、
新基準値1kgあたり100ベクレルをこえたものが3%あったそうです。
福島県だけではなく、東北や関東の各県の食品から検出され、
椎茸やスズキなど多様な品目に広がっています。
予想外にも土の中から掘り出されたタケノコまでも基準値こえたらしい。
政府はあらたに出荷停止する品目を発表しています。
旧基準で出荷できたものが、新基準では出荷できなくなったわけですね。
福島県産水産物は、旧基準のもとでも漁獲できなかったわけだから、
1年を経ても、なお出荷できないものが多数あるわけです。
あらためて、問題の深刻さを認識せざるをえません。
ただし、何回か食べたとしても健康に被害がでるわけではないので、
一般の消費者は、パニックになる必要はないようです。(T・K)