医療費の問題！

医療費の問題！

今度、アメリカ在住の方から診療予約が入った。

アメリカでは簡単治療やクリーニングでも数百ドルかかるそうだ！

日本へ帰ってきて当医院で治療を受けたいとのことだ。

もちろん日本の保険証がないので、そんなに変わらないと伝えたが里帰りするので診てほしいとのこと。

そこで考えてみた！

私のところの患者さんがニューヨークで骨折をしてしまった。そこでの治療費が何と！５万ドル（約５００万円）だそうである。

また、私のアメリカの友人は健康保険に入らないそうである。理由を聞くと健康は自分で守るもの！高額な保険料は自分のために使い、旅行や自分のために使う！と言っていた。

その代わり、日常は健康に注意し食事にも注意しているとのこと。

私はこの話しを聞き、これが本来ではないか？と思うようになった。

もし、重篤な病気になってしまった時は大変ですが、ならないように気をつけることも大切ではないか？と思う。

日本の健康保険制度は素晴らしいと思うが、逆に言うと病人を作らせるシステムの保険のような気がしてきた。
普段、摂生していても不慮の事故には会いますが、そういう時は保険が利きません。ところが日頃、健康にも関心がなく不摂生して生活習慣病の方が病気になって保険が利くシステムがどう考えてもおかしいと思う。 
むしろ、そういう患者を歓迎しているのでは？ 

さあ！皆さんはどちらを選びますか？