50代男性のお楽しみ

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CD(DVD・BD)プレーヤーの遍歴

2023-02-20 14:17:27 | 家電・オーディオ

私はオーディオが好きだ.(53歳男性)

 

7歳年上の兄がいて,小学生の頃,兄の部屋でオーディオをうらやましくみていた.

当時 TRIO社製の アンプ・カセットデッキ・ラジオ・レコードプレーヤー・スピーカーのセットがあった.

それぞれが独立して存在していたのが印象的だった.

アンプには,アナログのメーターが二個ついていて,音量を上げると音楽のビートに合わせて針が動く.

音はかなり大きくしても音割れは無くて.

当時はレコード→カセットデッキに録音して楽しんだ.

 

私が,高校に合格した時.お祝いとして,買ってもらったコンポがある.当時はCDプレーヤーが出現したばかり.

そんな中で,安めのプレーヤーが出現.

YAMAHA CD-X2

 

パチパチとした静電気の音は無い.そして,静かに歩かなくても音飛びは無い.CDってすごい.と思った.

それでも外に音楽を持ち出すときは,カセットテープだった(笑).カセットへの録音はラクだし,音も綺麗に聞こえた.

私は大学に入学するのに2浪した.合格後自宅を出るまで使用したので,約5年間.

受験勉強の時は常に使っていた.今考えると音質はあまりよくわからなかったけど,お気に入りの思い出のプレーヤーだ.

 

大学入学後はミニコンポ.アパートだから大きな音は出せない.

オーディオを楽しむことはあまり出来なかった.音楽は楽しんだけど.

 

大学卒業後も,様々な土地に転勤となるのでミニコンポでつないだ.

 

17年前に新築.それを期にオーディオ熱が再燃した.

 

少ない資金で自分の部屋をオーディオ(シアター)ルームとした.

しかし出来る限り安めの金額で,映画・オーディオを楽しみたい.

私の感覚よりもオーディオ機器が高い!

DVDプレーヤーとCDプレーヤーが一緒になっている,ユニバーサルプレーヤーがある.

HDMIってなんだ?という感じだった.

DVD-2910を購入.アンプはヤマハのAVアンプ.

音はいい.DVDも見られる.CDやDVDの読み込みが遅い.読み込み制度も新品なのに決して良くはない.

音は,ドライ.解像度は悪くはない.クラシックのDVDやCDを聞くと,音圧が低い.

 

次は,ブルーレイの時代だ.お金をためて購入した.

DBP-4010UD デノン製.音の解像度はぐっと増した.デノンリンクなるものがついている.

この機能が凄い.空間の靄が晴れるようにきれいな音だ.ブルーレイも綺麗な映像.そしてDVDのアップサンプリングもいい.

しかし,音は綺麗だが,音のつややかさとかを求めた音ではない.

そして,前機種同様に読み込み精度はかなり落ちる.いろいろ悩んだが,手放すこととなる.

 

お金を頑張ってためて,CD専用プレーヤーをついに手に入れた.

DCD-SA1 デノン製.

オークションで中古を購入.そりゃそう.定価税抜500000円・・・・・.デノンのフラグシップモデルだ.

音の解像度が高い.というよりは,音質重視.音につややかさと分厚さがある.

オーケストラの様に多くの楽器を一つ一つ再現するというよりは,ジャズのような,楽器の数が少なく,

マイクの前でしっとり歌うバラードがいい.耳元で歌手が歌っているような感動を感じる.

ということで,中古で購入して10年以上使っている.交換用ピックアップも手に入れておいた.

これからもまだまだ現役で使う予定.

 

ただ これでは SACD と DVD-AUDIOのマルチチャンネルが再生できない状況.ソフトは十分になるのに.

もったいないので,マルチチャンネルに対応した機器を購入.

DVD-3930 デノン製 オークションで購入.かなり安かったが,CDはかかるもののDVDはかからなかった.

デノンの修理にお願いしてピックアップ交換.

デノン最後のDVDプレーヤーと言われてて,デノンは満を持して出したようだ.

読み込み精度は完璧.DVDは綺麗でしっとりと滑らかな画質で,ハイビジョンのプロジェクターで見てもなかなかの綺麗さ.

CDの音質は,かなりいい.DCD-SA1と方向性が似る.デノンは頑張りすぎたのか.値段をはるかに超える音質に驚いた.

SACD DVD-AUDIOのマルチチャンネルもとてもいい音がする.これも手に入れてから8年くらいたつが,まだまだ現役.

 

 

実はオーディオに思い入れが強すぎて気になることがある.

 

レコード → CDと変化.

CDは SACD DVD-AUDIO などわかれ 今も新たな企画が出てきたが,ネット配信におされて,各メーカーはCDプレーヤーの開発

から離れ始めている.

 

レコードの時は,

大きなレコードジャケットからシートに入ったレコードを取り出す.プレーヤーのターンテーブルにレコードを載せて,誇りを除去する.

静電気が強い時は,クリーニングのスプレーをかけ,高級な動物の毛からできたブラシで静電気を取り除く.スタイラス(針)に付いた

ホコリも除去.そしてスタイラスをレコードにおろす.音楽が始まるまでわずか数秒.その間に椅子に座って音楽をたしなむ.

この儀式が好きだった.

 

CDになり,ジャケットは小さくなる.CDプレーヤーのトレイを開けてCDを入れるだけ.便利だが,儀式と言うのには程遠い.

 

次は ネットワークプレーヤーだ.様々な音楽の圧縮方法があったが,圧縮しない方法も出てきている.

これは電源を入れたら,タブレットかスマホの画面で音楽を選び終了.儀式でもなんでもない.

 

 

最近は,レコード鑑賞に戻っている.音がいい.解像度が高く,音に柔らかさがあるのがいい.音を出すまでの

儀式が楽しいのもある.

クラシックのレコードでは,ジャケットの中に大きなブックレットが入っていて,そこに音楽の解説が書かれている.

それを読みながら音楽を鑑賞.優雅な時間と思う.

 

さて,熱く過去を振り返ってみたが,楽しかった.

 

また時間があったら,今度はアンプでも.



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